<追記(7月10日)>
皆様の暖かいご支援のおかげで、目標金額の15万円に達しました!!
本当に、心から感謝致します。
本プロジェクトは、私や協力者の石原のことを知っている友人や知り合いから、本プロジェクトを通して初めて私たちを知ってくださった方まで、幅広くたくさんの方からご支援いただきました。
おかげさまで募集期間の約半分を残してのSUCCESSとなりました!
ところが、SUCCESSとなっても募集期間は変更できないのがルールとなっています。
そこで、残りの期間を学校のリフォーム資金の為に使いたいと思います!
下の<水道を必要とする村>にも書いていますが、水道を建設する村に唯一ある学校は、教室の床が土でできていて雨が降ればドロドロ。机やいすも割れていたり穴が開いていたりで、まともに字も書けない。壁に埋め込まれた黒板はかなり年季が入っていて、窓も外れかかっていて機能しない、という状況です。
これらすべてを改善するための資金を集めるのは厳しいですが、残りの期間で集まった金額(水道建設費用の15万円を超えた分)に応じて村人たちと相談し、できるだけのことをします。
集まる金額によってできることが変わってくるため事後報告になってしまいますが、支援してくださった方にはビフォーアフターの写真をお送りする等の方法で責任をもってお伝えしたいと考えております。
以上をご了承のうえ支援してくださる方は、「7月10日以降に支援してくださる方」と書かれているリターンを選択してください。
<はじめに>
初めまして、同志社大学2回生の松野貴典と申します。
実はこのプロジェクトは、私が所属する学生団体が行うプロジェクト候補の一つでした。
しかし、その団体では経年劣化やネパール大震災によってボロボロになった校舎を建て替えるプロジェクトに専念することに決まりました。(今回水道を建設する村とは別の村です)
もちろん校舎建て替えプロジェクトを完遂するために精一杯努力するつもりです。
しかし、「彼らのために水道をなんとしても建設したい」という想いが、心の中では強く残っていました・・・
そんなとき!!!
クラウドファンディングという手段を知りました。
「もうお金の為に何かを諦める時代じゃない、必ず同じ想いを抱いてくれる人がいる」そう感じました。
絶対に水道を建設するという決意のもとAll-In方式とさせていただきましたが、皆様のご支援によってより多くの人たちの想いが詰まった水道が完成することを願っています。
<このプロジェクトで実現したいこと>
~水道が通っていない村に、水道を建設したい~
写真左上に、いくつか容器があるのがお分かりいただけるかと思います。
それらの容器には彼らが往復約1時間半をかけて汲んできた水が入っています。
あれだけ水が入っていれば相当な重さになります。しかし移動はもちろん徒歩。
なかには、
「彼らにとってはこれが当たり前の生活なんだから、我々が干渉するべきではないんじゃないか」
と、思われる方もいるかもしれません。私も、自分たちの価値観や生活を基準にして物事を解釈しすぎてはいけないと思います。
しかし彼らは私たちに、
「水道を通してほしい」
そう言いました。私たちが村を訪れた第一の目的は学校建設の為の視察だったので、想定外の言葉に正直驚きました。しかしこれは彼らの本当の声であり、願いです。
なんとしても実現させたい。
<水道を必要とする村>
ここで、水道建設を予定している村について詳しくお話したいと思います。
↑村にある唯一のプライマリ―スクールでの1枚
村の名前はブンジ村といい、家の数は62軒という小さな村です。マガル族という民族がマジョリティです。
上の写真からもわかるように、学校の地面は土なので雨が降ればドロドロ。机やいすも割れていたり穴が開いていたりで、まともに字も書けない。壁に埋め込まれた黒板はかなり年季が入っていて、窓も外れかかっていて機能しない。そんな状況です。
本音を言えば学校もリフォームして、子供たちに少しでも良い環境で勉強してほしい。
もし村の人に話を聞かずに状況だけを突き付けられたら、学校のリフォームと水道の建設どちらを優先すべきか選ぶことはできません。しかし村の人たちは、リフォームよりも水道を望みました。
それほど水道を必要としているんです。
ならば村の人たちが本当に必要としていることにまず、応えるべきだと思う。
↑笑顔が素敵なわんぱく少年たち。この写真のあと2人と追いかけっこを始めたのですが、他の子どもたちも参戦してきてもう大変でした(笑)
ブンジ村の人たちは大人も子どももみんな元気!!
ブンジ村の人たちはとにかく歌って踊ることが大好き!ホームステイをさせてもらったお家では、近くのお家の人たちも集まって一晩中お祭り騒ぎでした。ネパールでは一般的な、マダルという太鼓の使い方も教わりました。子供たちに「日本の音楽を教えて!」と言われ、ソーラン節の動画を見せると、とても気に入ってくれました。「どっこいしょーどっこいしょー」の発音が難しかったようで、「もっこいちょーるもっこいちょーる」と言ってひたすら踊っている子供たちはほんとにかわいかったです。
↑大人たちとバレーボールをしている様子。みんなバレーボールが大好きです。
↑ブンジ村からの景色。首都カトマンズからは車で約8時間かかりました。
<このプロジェクトを通して伝えたいこと>
資金の使い道やリターンについてお話する前に、少しだけこのプロジェクトを通して伝えたいことについてお話させてください。
冒頭でこのプロジェクトを始めるに至った経緯について少し触れましたが、実は一人で決断し実行に移せたわけではありません。同じ想いを抱き、「もしクラウドファンディングで目標金額に達しなくても、不足分の費用を一緒に負担する」と言って協力してくれた友人がいたから始めることができました。その友人の想いを紹介します。
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初めまして、松野さんと共同でプロジェクトを進めさせていただいてる石原です。
松野さんと食事をしている時に松野さんが所属している団体の話になり、これから募金で集める資金の使い道として、「150万円での校舎建て替え」と同時並行で「11万円での水道整備」を行うか行わないかの場面で、150万円の校舎の建て替えだけが選択されることになったことを聞きました。主な理由の一つに、その団体としては教育支援を全面的に押し出しているから、インフラ整備はできないということがありました。
僕はこの話を聞いてとても残念に思い、 「この目の前の善意はどこへ行くんだ?」と歯がゆさを感じました。団体としての面子も考慮すると団体としてそのように決まってしまったものは仕方ないので、「個人でもできるのではないか?」と考えました。
正直にいうと、”11万円という金額はアルバイトして貯めれば2~3ヶ月程度で貯めることができる金額”です。
では、その金額をなぜクラウドファンディングで集める必要があるのか?
それは「このような思いをしている個人は他にもいるのではないか?」と考えたからです。
もし11万円を僕たちのアルバイト代から出してしまえば、このプロジェクトやクラウドファンディングという仕組みさえ知られないまま終わってしまいます。そうなると、水道整備は支援することができてもその先の他の支援は届けられることはないかもしれません。
こちら側の面子など関係なく、本当に現地で必要とされてるモノ・サービスを届けたいと考えていても、組織の意向によりその目的を達成できずにやりきれない思いをしているような、”意志はあってもお金のない若者”が僕たちの他にもたくさんいるはずです。そのような人たちに手段の一つとして「クラウドファウンディング」があるということをもっと広めたいと考えました。さらに「クラウドファウンディング」という手段は知っていても、「敷居が高い」とか「難しそう」と思っている人もたくさんいます。
僕はそんな人たちにも「誰かのためになることをしたい」と思った時にお金を理由に諦めずに、お金を集める一つの手段としてクラウドファンディングをもっと身近にして、どんどん社会にいいことが増えていくようにしたいと思っています。
なので11万円を集める手段として、クラウドファンディングを選びました。
▼このプロジェクトで実現したいこと
僕がこのプロジェクトで達成したいことは大きく二つあります。
まず一つ目は、ネパールの村に水道を通すことです。水道を通すことによって、1日1時間半を他のことをする時間として過ごすことができます。その時間でさらに村の発展を進めることも可能になるのです。
二つ目は、”個人の善意も集めれば現地を支援することができる”ということを証明したいということです。このことを証明することによって、個人の意志から始まるボランティアがもっと活発になれば、発展途上国の必要とされている支援を届けることができると信じています。
このプロジェクトを成功させることで、上記の二つの実現したいことを実現することができます。
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以上が友人の想いです。彼がいなければ、このプロジェクトの開始がさらに遅くなっていたことは確実です。本当に感謝しています。
私のような弱い人間は、正しいと信じることであっても行動に移せない時があります。恥ずかしがったり、周りの目を気にしてしまうからです。特に日本では、偽善者のようなレッテルを貼られることだって珍しくない。
でもそんな邪念は取っ払って、一人ひとりが持っている愛を最大限に行動に移すことができたら、どんどん素晴らしい社会になっていくと思いませんか?
そんな、愛の溢れる社会になってほしいと心から思います。
もちろんこのプロジェクトに直接協力していただけることが一番有難いですが、金銭的に困難な方だっていると思います。そんな方は、SNSでの拡散だけでもいい。家族や友人にシェアするだけでもいい。こういった現実について真剣に考えるだけでもいい。何か一つ、このプロジェクトを通して愛ある行動が生まれたらいいなと思います。
<資金の使い道>
・水道建設費用…約110000円
・CAMPFIREへの手数料5%+決済手数料5%…約15000円
・現地ネパール人スタッフへの活動手当+リターン費用+その他経費…約25000円
<リターンについて>
ご支援いただいた皆様へのお礼として、以下の6つを考えております。
ご支援いただく金額によって異なりますので、詳しくはリターンのページをご覧ください。
①お礼のポストカード(ネパールの首都カトマンズで購入したポストカードに、村人たちからのメッセージを記したもの)
②水道完成写真を同封したサンクスレター(完成した水道と村人たちが一緒に映った写真)
③村人に、あなたのお名前とメッセージ入りプレートを持っていただいて撮った写真(ポストカードと一緒に送らせていただきます。)
④村人に、あなたのお名前とメッセージ入りプレートを持っていただいて撮ったムービー(メールにて送信方法を相談させていただきます。)
⑤現地のお土産セット(ご要望があれば、予算の範囲内で応えさせていただきたいと思います。) ⑥水道完成写真とムービー(最大支援者として、村人にあなたのお名前入りプレートを持っていただいて撮ったもの)
①③④は9月頃、②⑤⑥は3月頃を予定しています。(9月頃から工事開始予定のため)
<最後に>
拙い文章ではありましたが、ここまで読み進めていただいて本当にありがとうございます。
このプロジェクトの目的は水道を建設して村人たちの生活をより豊かにすることです。しかし日本ではそういったいわゆる慈善活動(とりわけ国際的な支援活動)は、人生を捧げられる人かお金持ちがやればいいという風潮が強いです。「自分にはできない」と。でもほんとにそうでしょうか?
私たちのような、もしかしたらあなたのような、人生も捧げられないしお金に余裕があるわけじゃないけど誰かの役に立ちたいと思ってる人はたくさんいます。そんな人がなにかアクションを起こすことに社会がもっと寛容であって欲しいと願います。そのためには、そんな人でも何かアクションを起こした結果何かが変わった、という事例をたくさん社会に浸透させていかなければいけません。
このプロジェクトがそんな事例の1つになり、私たちやご支援いただいた皆様が「自分にもできた、支援してよかった」と感じられたらいいなと思います。
ブンジ村の人たちのために、より良い社会のために、ご協力お願いします!
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