2020/10/30 09:33

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
futarinote堀です。

いよいよ今日でクラウドファンディングが最後です。

日付変わり、深夜にジャケット写真が公開になりました!

撮影はYuki Arimitsu氏。1000倍かっこよく撮ってもらいました。ありがとうございます。

今日でプロジェクト終了なのに実感が無い…。もう11月でレコーディングも始まってしまう。いろんなものが押し寄せてきて、余裕とか気持ちをどこかへ連れて行ってしまう。しまうしまう。あぁ


幸せなことです。futarinoteしてなかったら、私今年どうなってたんだろうって思います。
それ以外の選択肢なんて無かったのかもしれないけど、昨今のニュースやこの状況を見ていて、いろんな悲しいニュースも多くて…まるで自分のことのように考え込んでしまう私は、違う世界へといっちまってたかも?とか思うと、舩冨をはじめ、いつも私たちの音楽を聴いてくださる方の存在が心強くて、まだまだ○ねないって思います。

ゼロからつくりあげる大変さと、その達成感と、頭も身体も忙しくはありますが活動をさせていただけることにただ感謝しています。


futarinoteを結成してからこの2年で、自分自身の変化に驚くばかりです。フォルム?えぇ物理的なところは増えたり減ったりですが。私、自分自身が無かったんです。そして、自分は歌が得意だと思っていた反面、自分の声が好きではなかったのです。

このユニットをするようになっての今は、どうしても伝えたいこととか、見た景色、言葉じゃなくて作品として、誰かと一緒に楽しめたらと思えるようになりました。

シンガーなのに当たり前やん、と思うかもしれませんが、改めて当たり前もろくに出来ていなかった未熟さに気づかされています。聴いてくださる方を思い浮かべてライブをしたり、何かを制作することが今では明日、何ヶ月後を生きる目標です。


今回の作品は去年、私が「1年に1枚アルバム出す!(アルバムは言い過ぎたと思っている)」と言い始めたことにより日限が切られたのが切っ掛けです(笑)

futarinoteはギタリストとして活動をしていた舩冨と、シンガー半面ただの音楽好き、歌好きの堀によるユニットであまり周りにアーティストの繋がりもなく結成したユニットでした。2年目になりましたが、まだまだ駆け出しの状態。自主企画のライブやイベント出演が多かった為、このコロナ禍(つかってみたかったコロナ禍)、自分たちの作った作品たちを良いと思ってくださる方に広がって欲しい思いで、クラウドファンディングでの制作を決めました。


前作「ふたりのおと」は、私が見た景色や記憶を巡る旅になりました。実際に言えなかったこととか、言葉にしたい情景を整理して、真っ正面から記憶とのガチンコ勝負。

何回か負けそうになりましたが(何に?言葉の沼に)なんとか1作、しかもこの時代に大作の13曲収録の作品を作ることが出来ました。

しかし今回の作品は、この状況下で曲が出来るかと思いきや、実は不作な上半期でした。クラウドファンディングしてるのに!?っていわれそう!ごめんなさい。でも本当のことを言いたくて。

人に会わない事、先が見えない音楽人生でさらに、目の前のライトまで消されてしまって、なんだか色々とふさぎ込んでしまいました。SNSに本当か嘘かわからないことが沢山あって、文字酔いしてしまって。マスクで息をこらして苦しい時期もありました。

イベントが30件以上(未だにクローズドの演奏やイベントキャンセルになってる…らいつー)無くなってしまいました。言葉がない、となってしまったんです。同じように思った方もいらっしゃいますかね。

だけどそうしちゃいられない、食べれなくて○んでしまう(物理)になって、配信ライブやnoteの記事投稿やオンラインレッスンと、いろんな事を始めました。

そうしたらまだまだやれるかもしれないっていう希望が出てきて、いろんな事に目を向けられるようになりました。気持ちと言葉がまたあれこれと動き始めました。

そうして出来た今回収録予定の、すでに発表している楽曲を紹介します。


淡雪 / 街の中でふとすれ違い様に、フラッシュバックする思い出と、言えなかった思いを綴った曲です。悲しい気持ちもいつか強くなるための糧になりますね。ただ、ちょっと今になって顔を見てみたさもあったり。揺れる心を漂う淡雪にみて、書いた一曲です。

君のリズム / お茶しよう!と久しぶりに会った、毎日忙しく過ごす友人シンガーの話を聞いてうまれた作品です。なんだかんだ言っても答えは決まってるんですよね。少し休んで、また目の前の事を少しずつやっていく。人生は誰のものでもなく自分のものなんだから、焦らずに思うようにやったら良いですよね。いつだって、そんな彼女の笑顔と歌に魅せられたいなと思います。

夢見草 / このご時世で卒業式に親御さんが出席できなくて、駐車場で帰りを待つ姿をテレビのニュースで観ました。SNSで友人の子供たちが大きくなって話すようになった姿も見えて、知らない間に成長していく子どもたちの何気ない瞬間を思って曲を書きました。私もいつの間にか両親と対等に話をするようになって、たまに意見してしまったりしているなぁと思います。それでもいつも、味方でいてくれる存在を大切にしなくてはと思う日々です。夢見草は、美しい桜の例え、別称といわれています。綺麗な言葉ですよね。


ショコラカダブラ / 3度の飯よりチョコレートの私が、未だにチョコレートへの愛を歌っていないということに気付き書いた1曲(笑) ですが、何より考えても解決しない事はなるべく考えずに、お家でゆっくりする時間も大事だなと言うメッセージを込めています。まだまだ色々と不安がある日々に、美味しいものをじっくり味わうことも明日への活力になりますよね。

ガールアットトーキョー / 自分自身もそうだったのですが、、上京して頑張っている夢追う人をテーマに歌詞を書きました。常にサバイバルで、何かに気を張って生きている。でもその中に生まれる気持ちや行動って、やっぱりその土地でしか生まれないものです。上京したミュージシャンの輝きは特別。毎日いろんな景色が輝いて見えて、どれも儚かったなぁと思い返します。


らしさ / 「自分らしさ」とは何かをテーマにした楽曲です。私自身が自分迷子になっていたとこの投稿の前半で言ってますが(言ってたっけ、長すぎて忘れたわ!←)、なんだかんだ誰がなんと言おうと正しい、間違いは無くて、思ったことをちょっとずつ言葉にしてみたり、行動してみたりするだけでその人らしくなってくると思います。そういえば会社員時代、言いたいことも言えなくて我慢してたら、意見がなくなっちゃったのを思い出しました。ポイズン~(わかる人にはわかる)。自分には正直にいたいなぁと思います。


ふたりひとつの暮らし / 先日1コーラス発表させていただきましたが、いかがでしたか?この時代に今まで当たり前だったことの暖かさを再認識できたことがあり、家庭や家族をテーマにしたfutarinote「らしい」一曲を入れてみました。言葉なしにツーカー(今は言わないのかな?)で話が出来るから、親しい仲であれば尚更どんどん会話がなくなってしまうのですが、毎日あなたのために時間を使ってくれている人がきっといるのではないかと思います。先日のお披露目の際の動画、ちゃんと歌の解説してるところから観れます!(笑)


そして、今日10/30(金) のクラウドファンディング最終日の配信で!
「ふたりひとつの暮らし」フルコーラスの演奏を初披露いたします(^○^)ワーイ

配信も私がソロ活動を始める前からお世話になっているスタジオラグ様に協力をいただきます。配信観て「良かった」「エエヤン?」って思っていただけたら、是非このプロジェクトを応援していただけたら嬉しいです。ナチュラルにアルバム欲しいってなってもらえるように、私たちも精一杯いい音作りに励みます!

最後になりますが、あらためて応援してくださっている皆さまに感謝いたします。
今日が最後の日であり、制作に向け気持ちをくくる最初の一日です。未発表の2曲がまたギャップのあるいい曲なのですが…!聴いてもらえるのが楽しみだー!

心を込めて、音楽を届けます。一緒に制作を見守っていてくださいね!


それでは今夜、配信でお会いできるのを楽しみにしています(^^)