2020/09/17 21:00
うーん、調べれば調べるほど
って言っても静岡県のど田舎に動物の大学病院はねえT^T
放射線療法
放射線療法は手術で切除できない部分や、切除しても残ったがんに対して行います。特殊な機関でないといけませんので、大学病院かそれと同等のスタッフの整った病院を紹介いたします。個人病院でもやられている病院はありますが、最大限の効果を発揮するためには大学病院などをお勧めしています。
免疫療法(リンパ球移植免疫療法)
当院では「リンパ球活性化免疫療法」による癌治療の補助療法が受けられます。
がん療法には、従来の大きな3本柱である外科療法・放射線療法・抗がん剤療法(化学療法)がありますが、近年注目を集めており、第4の柱となりうる療法が「免疫療法」です。この方法は、動物自身の血液細胞を使用するので、従来の方法で認められる副作用による苦痛を伴わず、生活の質( quality of life; QOL)の改善を高める補助療法として注目されています。動物においては、臨床の現場で研究・導入され始めてからまだ年月が浅い分野ですが、様々な効果の報告がなされています。
免疫療法の流れ
- 採血を行います。清潔に採血する必要があるため、採血部位の毛を刈る必要があります。
- 血液中のリンパ球(がんを攻撃してくれる細胞)を2週間程培養して増殖させます。
- 2週間後、増やした細胞を30分~1時間かけて動物の体に点滴で戻します。
理想としては、2週間に1度を6回(12週)行います。
しかし、動物の状態、その他がん療法との併用状況、細胞の増え方など、お話合いの上で投与間隔や回数を決定します。
高価な大輪系胡蝶蘭さまさえ2000円だから買えただけ( ̄◇ ̄;)