はじめに・ご挨拶
はじめまして。「ライオットキング」プロデューサーの普天間伊織です。
ミュージカル「ライオットキング」は今年3月27日に沖縄市のミュージックタウン音市場で公演予定でした。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、沖縄県でも外出自粛要請が出るようになって、公演が難しくなり、8月14日に延期となりました。
公演に向けて日々稽古を頑張ってきたキャストとスタッフは落胆したものの、延期公演に向けて気持ちを切り替えて取り組んできました。
そして8月。一度は終息に向かっているように見えた新型コロナウイルスが再び猛威を振るいはじめ、沖縄県でも感染者が増加していったことで、沖縄県独自の緊急事態宣言が出されることとなり、14日に予定していた延期公演は開催不可能となります。
「新しい生活様式」に対応するため、席数を半分以下に減らす必要もあり、満席になったとしても赤字という状況で、中止にしたほうが傷が浅くて済むのではないかという考えもありましたが、検討の末、来年2月の再延期公演を決めました。
それも、1日1公演のみの予定を2日間4公演に拡大します。
ダンサーやスタッフも増やし、オンライン配信も行います。
こんな時期に中止にせずむしろ規模を拡大させるのは愚かな判断かもしれませんし、否定的な意見もあるかもしれません。
でも単に意地だけではなく、ここであきらめることは、チームのメンバーだけでなく、多くのひとに疲弊感、脱力感を与えてしまうのではないかと思いました。
今、エンターテインメントはこれまでにない危機の只中にいます。
舞台公演が難しい状況のなか、これから活動を続けていけるのか、続けていいのか、不安や戸惑いが広がっています。
実際に、沖縄県内でも、夢をあきらめて他の仕事に就くひとや、活動の場をネット上に移すひと、みんながそれぞれに選択をしています。
もちろん、それらの道が間違っているというわけではありません。
ですが、生で歌や踊りを見て聞いて言葉を感じて心を震わせる舞台公演は必要不可欠なものです。
ウイルスの影響が収まりもう一度エンターテインメントをはじめようとしても、舞台に立つ役者や歌手やダンサー、パフォーマー、音響や照明といった技術スタッフがいなければなにもできません。
小さな作品・公演ができることは限られていると思いますが、エンターテインメントの小さな灯を消さないためにも、必ず再公演を成功させたいと思っています。
勝手な使命感かもしれませんが、その重圧をエネルギーに変えて、どうにか立つことができている状態です。
ミュージカル「ライオットキング」再延期公演は以下の日程で行います
2021年2月27日(土) 13:00 / 18:00
2021年2月28日(日) 13:00 / 18:00
※開場は各回30分前
会場:ミュージックタウン音市場3Fホール
チケット:一般3,000円 / 中学生以下2,000円※当日料金+500円
https://kozamusical.themedia.jp/
STAFF
制作/普天間伊織 脚本/新尾理世 演出/出口裕子 制作補助/新城咲紀 舞台監督/浜端英作(ティーダ・プロ) 音響/松尾智博(オフィスマツオ) 照明/棚原栄作(STAGE OFFICE LUCE) 衣装/おやかわ呉服店,新垣浩也,川満喜生,知名淳 撮影/John H Tien ヘア&メイク/新垣文望 デザイン/比嘉真奈美(専修学校インターナショナルデザイナ化でミー) 協力/大丸商店,トリップショットホテルズ・コザ Dance Dtudio GALAXY What's Up Akemi Dance School
CAST
西平士朗(スタジオパフォ) 島袋彩波(NeIRO) 蓬莱つくし 琉 大志 安里友芽 ITTO 時任良治 垣花拓俊(A-LIGHT) 安慶名みりか 優香(Dine and indy) 島袋彩音(NeIRO) 山入端里紗
「ライオットキング」を一緒に作ってください!
再公演は公演数が3公演も増えたことで会場費、人件費といった費用もさらにかかります。
稽古も当初の日程よりも大幅に増えることとなり、稽古場レンタル料、ポスターやフライヤー、チケットの作り直し、刷り直しと費用はどんどん増えていきます。
また、本来であれば2か月のはずだった稽古期間が約1年にもなってしまい、出演するキャストはその間台詞、歌詞、振付を忘れないようにしておかなければならず、年末には再度集合してもう一度合わせる必要があり、拘束時間が増えてしまうことから、出演料に追加稽古分をプラスしたいと考えています。
多くの方がたいへんな日々を送るなかで恐縮ですが、演劇を続けていくため、サポートしていただけるととても助かります。
稽古の様子
「ライオットキング」のキャストは十代~二十代の若い世代が多く、学校や部活動、アルバイトの合間に一生懸命稽古をしてきました。
稽古では入室前のアルコール消毒、体温測定、稽古中にもフェイスシールドとゴーグルの着用、1時間ごとのアルコール消毒、換気と感染対策を徹底し、稽古開始から本番予定日の14日までひとりの感染者も出しませんでした。
稽古以外のふだんの生活でも常に気をつけてストイックに感染対策を続けてきたキャストとスタッフの努力を無駄にしたくないです。
衣装制作、フライヤー制作などのクリエイティブにも県内の学生が関わり、たくさんの思いが詰まっています。ひとりでも多くの方に届けたいです。
資金の使い道
会場使用料:公演会場のミュージックタウン音市場の使用料として使用します
出演料:1年間頑張ってくれたキャスト全員に追加出演料を渡します
稽古場レンタル費:当初予定していた稽古日程の倍以上になるため稽古場レンタル費に使用します
広報物製作費:ポスター、フライヤー、チケット等の広報物を新たに制作・印刷します
人件費:本番2日間+ゲネプロの受付、現場スタッフのアルバイト賃金に使用します
ケータリング費:1年間頑張ってきた約30名のキャストとスタッフに本番2日間おいしいものを食べさせたいです
その他:クラウドファンディングリターン品制作費、送料
リターンについて
1000円~ご支援いただけます。
リターンの詳しい内容についてはリターンの部分をご覧ください。
実施スケジュール
2020年11月11日に終了し、12月1日より随時リターン発送いたします。
最後に
2021年2月に世の中がどうなっているのかはだれにもわかりません。
万一また緊急事態宣言や外出自粛要請で公演を行うことが難しい場合は配信のみとします。
その場合もフライヤー、パンフレットは作成し、お客様のもとにお届けします。
チケットの代わりに配信URLをお届けしますので、あらかじめご了承ください。
3度目の延期が可能かどうかはまだわかりません。
でも必ずこの作品をどうしても届けたいです。
ご支援よろしくお願いします。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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