今日は先日紹介した課題ラボと津和野チームの出会いの話です。
まちのオフィスでは、人と人が出会い、ともに課題を見つけ、解決に向けて取り組んでいく場所になることを願っています。
そんな場所で、課題をみつけるヒントになる。ちょっとした考え方の補助線を与えてくれるのが、課題ラボです。
課題ラボメンバーの鈴木さんより、応援メッセージをいただいたので、紹介します。
メンバーのみなさま、いつもありがとうございます。引き続き、どうぞよろしくお願いします。
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きっかけは、中学校の同窓会でした。
昨年、課題ラボのメンバーの一人が地元東京・八王子に戻って野球部の同窓会に出席したところ、そこに居合わせたのがFoundingBaseの坂和貴之くん。話を聞くと、島根県津和野町をより良くしたいという一心で、町中の課題が集まるような場づくりがしたいという。
「ひょっとしたら、お手伝いできるかもしれない。」
中学卒業以来10数年ぶりに意気投合し、帰りの電車で話していた構想が、もう少しで現実のものになろうとしています。ささやかな出会い直しからたった1年でここまでこれたのも、ひとえにFoundingBaseのみなさんの熱量とあたたかい人柄のお陰だと、課題ラボメンバー全員が感じているところです。
メディアが取り上げる町の課題を「大文字」とすると、FoundingBaseが民間主導で実現しようとしているのは、町に住むひとりひとりが肌で感じている「小文字」の課題を集め、その待ち合わせ場所をつくることです。小さくても自分の課題だから、みんなと共有したい。いっしょに解決したい。実際に町で暮らす方々の想いがぎっしり詰まっているからこそ、この場には自然と人が集まり、解決へと動き出すのだろうなと願うように思います。
そのお手伝いがささやかながらできたことを、私たちも嬉しく思います。と同時に、これを機に津和野町がよりよい町へと変化し、津和野モデルとして全国へと波及していく。そんな未来を夢みながら、この「まちのオフィス」がその第一歩として実現することを心から応援しています。
課題ラボメンバー 一同