荒地再生プロジェクト
どんどん行きます。
第3の人物【非力のモリワカナ】の紹介です
第1章【ニッタヨウコ編〜怪力〜】はコチラ↓
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=3369282809820299&id=100002158402711&ref=content_filter
第2章【モリケンスケ編〜筋肉〜】はコチラ↓
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=3369351563146757&id=100002158402711
第3章モリワカナ編〜非力〜
【誰よりも軽いフットワークとポジティブな思考を持つ女神降臨。そして彼女に腕力など必要ないだってミューズだもん】
どんな地獄絵図にも動じず、
『生きてりゃOK。屁でもない。』
を地でいく大物感。
お察しの通り、モリケンの奥方モリワカナである。
何だかそんなミューズの佇まいをみていると、
さっきまで地獄絵図だと思って見ていた光景はもはや感動的な一場面であり
汚物にまみれるモリケンの姿は勇ましい主人公となる
ソレを掘り当てる引きの強さ。
その後まだまだ続く長い荒地開拓の中で、
彼のその引きの強さは幾度となく発揮されるのです(そしてその能力は、モリ家の3女に見事に受け継がれております。これについてはまたいつか)
こうして誰もが絶対絶命の危機と臆する事態を、ただそこに立っているだけで朗らかに塗り替える彼女は、
ちょっと心配になるほど好奇心旺盛であり
この、ただの高齢産婦の憂さ晴らしから始まった荒地開拓に誰よりも暑苦しく意欲的になってゆきました
ゆきましたのですが
本当に心配になるほど好奇心旺盛ゆえに
ちょっと何か取りに行った道中に興味のあるものを見つけると、
今までやっていたことの全てを
本当に全てを!
忘れて没頭してしまうという特殊能力と
何せ力が無い。
わたし(怪力)やモリケン(筋肉)がチョロいと感じる重量にも対応していない為、
いつも『わたし何にもしてない…』
と心を痛めているのですが
そう、そんな彼女がウィークポイントとも取れるその『非力』を全面的に受け入れ
『湯屋一同、心をこめて〜〜!そ〜〜れ!』
のスタンスを貫くだけで、
手の掛かる盛りのこども達は喜んで彼女のまわりに集まり歌い踊り、
そのおかげでみんなは作業に没頭できますし
彼女が笑えばみんながなぜか幸せな気持ちになる
そして彼女はいつも何かを忘れている
気持ちの良いほどに
(しかしやる時は目を疑う力を繰り出します。
料理できないって言うから信じてたら、突然気まぐれに作ってくれるパスタが料亭級でしたり、非力なのにアドレナリンが出ると大物を担いで急な階段を駆け上がりましたり)
そんな彼女と似て非なるスタンスで
この糞尿騒ぎをまた独自の視点で眺めている男がいた
第4の人物、ニッタジュンジ〜スタァ〜の登場である。