2020/10/22 11:09

スペインより、素晴らしいアーティストから応援メッセージを頂きました。

(左より、歌い手のフアンフラ・カラスコ、踊り手のぺぺ・トーレス、ギタリストのラモン・アマドール)

また近い将来、彼らのアルテを日本で見ることが出来るよう、頑張ります!

引き続き、皆様のご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

Tablao Flamenco GARLOCHÍ

タブラオフラメンコ“ガルロチ”


PEPE TORRES

ぺぺ・トーレス(Baile/踊り)

セビリア県モロン・デ・ラ・フロンテーラ出身。唄い手のホセレロ・デ・モロンの孫、偉大なディエゴ・デル・ガストールの又甥というフラメンコの歴史において重要な家系に生まれる。音楽や唄がつねに流れる環境に育ち、物心ついたころにはフラメンコが体に染みつき、踊りを会得していた。そんな恵まれた環境から鍛えられた彼のバイレは、インスピレーションと独自性豊か、自然かつ上品であり、感度とコンパスの強さが特徴と言える。

15歳からフラメンコ後援会、タブラオ、国内外のフェスティバルや劇場で踊り始める。

ファルキートやファナ・アマジャとともに作品「ポル・デレチョ」でアメリカツアーに加わり、USAフラメンコ・フェスティバルで踊りを披露する。2004年には、マヌエラ・カラスコらとともに来日し、著名な劇場で公演を行う。ソン・デ・ラ・フロンテーラの創設メンバーで、ラテン・グラミー賞など数々の賞にノミネートされているほか、高い評価(クリチカ・アワード、ベスト・ライブ・オブ・ザ・イヤー・アワード) を受け成功を収めており、ロンドンのBBCから「ヨーロッパ最高のグループ」と言わしめるほどである。


Ramón Amador

ラモン・アマドール(Guitarra /ギター)

1985年、“アマドール”一族、伝説のギタリスト、ラモン・アマドールの息子としてセビリアに生まれる。12歳で、アンヘリータ・バルガス、エル・バレタ、エル・ボボテ、エル・トロンボ、エウヘニオ・イグレシアス、エミリオ・カラ・カフェ、マリア・ヴィサラガら著名なアーティストとともに、「サビア・ヌエバ」公演に出演。14歳で、プロとしての活動を開始し、セビリアの名門タブラオ、ロス・ガジョスにおいて数カ月の出演契約を受け、「エル・アレナル」、「エル・パティオ・セビジャーノ」「ラ・カサ・デル・フラメンコ」「エル・ムセオ・デル・バイレ」など数多くの作品に出演を果たす。セビリアのすべてのタブラオ、バルセロナのロス・タラントス、日本のエル・フラメンコなど有名タブラオの出演実績を持つ。


Juanfra Carrasco

ファンフラ・カラスコ(Cante/歌)

スペイン、エストレマドゥーラ出身の若き唄い手。幼少期よりフラメンコの魅力に取りつかれ5歳頃から家族の集まりなどで歌い始める。15歳よりプロとしての活動を開始し、地元テレビ番組「ドゥエンデ・フラメンカ」に出演。

その後、地元コミュニティで唄い手として定期的活動を始め、地域の多数のフラメンコペーニャでリサイタルを行う。

17歳になると拠点をセビリアに移し、クリスティーナ・へエレン財団に入学し、ホセ・デ・ラ・トマサ、カリチョ・サンチェス、フリアン・エストラーダら巨匠に学ぶ。1年間の学業で優秀な成績を収めた後、バダホス州議会コンクールで優勝し、奨学金を得ると引き続き財団での勉学に励む。

学業を終えると、国内における様々なコンクールに出場し、優秀な成績を収めながら、歌手として、フェスティバル、ペーニャイベントに出演。また、セビリアのロス・ガジョス、マドリードのカサ・パタスなど有名タブラオにも定期的に出演する。