〜はじめに〜
はじめまして。
この度は当プロジェクトを拝見いただき誠にありがとうございます。
私は
”昔ながらの良さ”に
”現代の美しさ”も取り入れて、
‘‘時代にあった和服への提案’’
をコンセプトに着付け・ヘアメイクとして活動しております彩です。
主に訪問美容を中心に成人式や卒業式のお支度を行っております。
◎このプロジェクトで実現したいこと
店舗の開設と同時に今までの形態ではできなかった活動を始めます。
①ヘアセットと着付けのみに焦点を合わせたサロン開設
このプロジェクトの根本になるサロンの主軸は着付けとヘアセット。
店舗は都内(京王線沿線を予定しております。)
美容に関わることはその2つしかやりません。断言します。
その2つに絞られてるからこそのクオリティを約束します。
着物の選定からお着付け、ヘアセット。お客様に寄り添い、話し合い、あなたの1番の理想の姿を作り上げていきます。

(生花を使用しましたヘアセットも彩の特徴になります!
お着物に合わせたお花選びやセット等も今後どんどん拡げていきたいと考えております◎)
②何気ない日も大切な日も一歩背伸びした写真撮影。
店舗開設に伴って、カメラマンによるサービスの拡大をする事になっております。
しっかりとしすぎない。でも、温かみがある様な写真を残すという事はいつになっても忘れたくない事だと思います。
その写真を少しだけ背伸びしたお着物のみでももちろん。ヘアセットのみでの撮影をできる様なサービスを行います。
③”タンスの肥やし”問題の解消
一年に数回しか着ないかもしれないが、そのタイミングをずっとタンスの中で待っているお着物や帯や小物達を彩が責任を持って預かります。
店舗を設ける事によってたくさんの着物達を納める場所ができます。
また、お着物達はそこに眠ってるだけではなく、レンタルとしても活用し、着物達が息を絶やさずに残し続ける事を約束します。(こちらにつきましては、持ち主の方とご相談の上になります。)
④どんな年齢からでも始められる着付け教室の開設
着物に興味があってもなかなか始められない着付け教室。
店舗を設ける事により、営業をしてる間なら受付が出来る様な教室ができます。
お値段の問題、時間の問題、年齢の問題。
ハードルは低いけれども、しっかりとした技術と知識で指導させていただきます。

(↑以前、自宅にて着付け教室した際にご受講頂いた方です!
最後のレッスンを終えてご自身で着られた時の一枚です!)
隙間時間の習い事でお着付けがあったらいいなという思いと沢山の方にとっての着付けの可能性の広さを知っていただきたいと思います。
⑤若手クリエイターに向けての展示スペースの設けます。
芸術を絶えず続けて行く事はインプットだけではなく、アウトプットも含めての事です。
学生時代の頃に様々は分野で芸術をやってる人が多くいた環境にいたのもあり、”人の目に触れる大切さ”という事を学ばせていただきました。
同年代や私よりも若くして芸術活動をしてる人達に向けての可能性の拡大のお手伝いしたいと考えております。

(スタイリストやカメラマンの方と作り上げた作品になります。様々な才能の掛け合わせが人の感動に繋がる事を学ばせて頂きました。)
彩の店舗の1スペースで展示を出来るスペースを設けて、様々な人との出会いの場所としても活用していきたいです。
⑥着物文化の継承。人と人が関わる事によって出来る新たな歴史を作る。
今までとは毛色が異なりますが、同年代の人の着物の印象とご年配の方の印象はもちろん違います。
そのどちらも大切にしていきたいのが彩の本望。
その価値を守り続ける事が彩がやるべき事だと思います。
また、彩に行けば誰かがいるという事の安心感。
人と人が関わることによって生まれてくる、新たな可能性や築かれる歴史をこのお店から作っていきたいと思います。
他にも随時、拡大していきたいと思っております
◎プロジェクトをやろうと思った理由
私は二年前から独立をし、この”彩”というブランドを立ち上げました。
彩のブランドの醍醐味は、〜はじめに〜で謳ったコンセプトの他に
どこまでもお客様や関わる人に寄り添い、関わった方の時間が彩のある時間にする。
ということがあります。
お客様にどこまでも寄り添いたいという思いになったのは、経験からでした。
成人式のお支度で多くの新成人のお嬢様を施術していく際に、
・顔
・名前
・作ったスタイル
を把握できない自分がいました。
一生に一回しかない成人式のお支度がこんな形であっていいのかと感じた事がブランドを立ち上げようと思った一つになりました。
そして、私の成人式の当日や前撮りが、美容師、ヘアメイク、美容専門学生、カメラマンの友人がいた事もあり。
前撮りは自然光が入るハウススタジオ。
式当日は7時起きくらいで自宅での着付け(ヘアメイクは自分で)。
全てが自分の意見が通った前撮りと成人式になり、一番綺麗な状態を両親に見せられ、待ち時間もなく式を迎えられたという経験があったからです。
この経験を元に、彩は完成致しました。
前置きが長くなってしまいましたが、ここまで読んで見たら、そういう形の働き方ならお店はいらないのでは?という意見が出てくると思います。
そうなんです。いらないから今まで持とうと考えていませんでした。
では、なぜ、お店を開きたいと思ったのか。
それは、独立をするまでの呉服屋さんでの経験からでした。
私は以前、浅草の呉服屋さんでほぼ毎日働いていました。
そこの呉服屋は店長が薄利多売だよ〜とは言いつつも素敵な着物がたくさんあるお店でした。
行き交うお客様も老若男女問わずたくさんのお客様が行き交う場所でした。
そこで聞く、着物の歴史、お客様の好きな事、最近の出来事、ご近所さんの他愛ないお喋りはお金に変えられない貴重な価値がありました。
これこそが"人と人が作れる歴史"という物なんだなと。感じていました。
一つのきっかけの着物という物が生み出す、人と人との歴史。
歴史の産物から作られる新たな歴史。
その様な空間は20代の私が使う言葉でいうと『なんかいいよねー』の一言なんですが、その"なんか"が大切なんです。

どんなにSNSが盛んになっても究極の所、日本人が好む者というのは古くから変わっておらず、その空間を残すという事が着物文化と共に止めずに残しておくべき事の一つだと思い立ち、このプロジェクトをやろうと決意しました。
◎これまでの活動
2014年 19~21歳まで美容師として活動
都内の美容室でアシスタントとして働いておりました。
2016年 着付師・ヘアメイクとして独立
映像、スチールを基本にヘアメイクとして活動。
一般の方に向けての着付けを基本として、成人式や卒業式の着付けをしておりました。
2017年 呉服屋で働き始める
毎日着物を着て、着物の歴史と文化をに息をする様に学んでおりました。
2019年 彩 開業
多くの人と出会い、着物文化を繋げて行きたいという気持ちを元に開業。
◎資金の使い道とスケジュール
ご支援頂いた資金につきましては、店舗の開設費用とさせていただきます。
その他、運転資金など店舗に関わる費用に使わせていただきます。
2020年9月 クラウドファンディング開始
11月 クラウドファンディング終了
12月 物件契約〜店舗準備
2021年 2月 オープン予定
2月下旬 リターン開始
◎リターンについて
1000円〜のリターンプラン数多く用意しております。
応援だけのプランから参加型のプランまでありますので、ぜひこれだ!と思ったプランをお選び頂ければと思います!
◎最後に
最後まで目を通していただき誠にありがとうございます。もう少しだけお付き合い頂けたら光栄です。
このプロジェクトは私の人生にとって一世一代の挑戦になります。
新型コロナウイルスの感染によって私の仕事や生活はもちろん皆様と平等に一変しました。
なかなか先が見えない世の中になり、今やるべき事はなんだと自分に問い続ける日々が続き、私にとって人と会えないという事は想像を越す辛さや寂しさがありました。
もし、このままオンライン化で全てができてしまって、そうやって時間が進んでいくというのも少し違うのではないかなと思い、世の中に少し抗っているかもしれませんが、人と会う環境を作るという決断に至りました。
ご覧頂いた通りプロジェクトが始動・成功してからオープンまでは長い時間があります。(様々なプロジェクトを拝見させて頂き、そう受け取っております。)
それは世の中がこのプロジェクトを始めた時からと比べたら良くなったねと言える未来に向けての希望も含めてです。
ご支援頂いた方達とこの歴史が始まった時を笑顔で迎えられる様なスタートを切りたいと思い、長めに準備期間を頂きましたことをご理解頂きたいです。
彩の店舗が生まれ、刻まれていく環境の開設へのご支援・ご協力の程よろしくお願い致します。
<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
最新の活動報告
もっと見るプロジェクト開始してから1ヶ月です。
2020/10/09 14:38お久しぶりの投稿になります。彩です。プロジェクトを掲載してから丸一ヶ月経ちました。色々な事を考えている1ヶ月でした。開始してから数日はご支援をして下さる方々が現れ、色々と励みになるお言葉を頂いたりと前向きになれる事が多くあり、活動していけました。ですが、やはりこのプロジェクトへの反応は止まってしまい、活動の仕方を迷ってしまった数日でありました。この数日、彩のブランドについての私自身の考え方だったり、一つのブランドやお店を持つ事への責任を考えたりする日々でした。私という人を知らない人に彩について聞かれたらしっかり説明出来る自分が居るのか。着物について知らない人にしっかりと伝えられるか。"向き合う"ことをしてみる時間をこの期間にしてきました。その期間を経て分かった事が一つありました。それは私の座右の銘としてる事が浮き彫りになった事です。私の今までの生活や仕事。全てにおいての共通項でぴったりな言葉が"好きこそ物の上手なれ"でした。着物やヘアメイク。人と関わり、共感・共鳴をしてもの作り、表現をする。これが私の1番の好きです。もう好きを詰め込んだことそのものです。 それが溢れる場所に彩をしたい。そして彩に行き交う方々から新たな好きや幸せを生み出したい。それがもう、このプロジェクト成功した先にある世界なんだろうなと改めて思いました。以前と比べてオフライン(電波が通らない所)での時間が減ってしまっています。私はオフラインでの空間がとても好きです。1番好きだと思います。情報や時間が大切になってるからこそオンラインを推奨しオンライン化になってる時間があるのはもちろんいい事です。ですが、オフラインの空間を完全に無くしてしまうと、寂しいなと感じる方々が現れるとも思います。彩でオンラインを全くやらないという訳ではないですが、オフラインを大切にし、人対人で生まれる時間に重きを置く場所にしたいと思っております。色んな規制がある中ではありますが、だんだんと緩和をしていっております。自粛前からお会いしてなかった方と久しぶりにお会いして、しっかり顔を合わせて、お話しした時にこんなに直接お会いする事が幸せな事なんだなと強く感じました。最後になりますが、残り1ヶ月を切って29日となっております。どうかこのプロジェクトが成功出来る様に心から望んでおります。ご支援、ご協力よろしくお願いします!!! もっと見る彩の空間作り
2020/09/14 18:26プロジェクト5日目になりました。本日は彩の理想の空間についてお話していきたいと思います。まずはじめに、皆様が想像する”呉服屋さん”という形はどんな物を想像しますか?様々なイメージが思い浮かぶかもしれませんが、そのイメージとは少し異なる空間作りが彩が作っていきたい物でもあります。プロジェクトの本文にも書かれているこのプロジェクトで実現したい事にあるように、なかなかの欲張りな気持ちが実現したい事になっています。こんなにもたくさんの事を実際にプロジェクトが成功した際にできるのか?と思われてしまいますが、出来ると確信していますので、声を大にして(実際は文章ですが・・・。)宣言しております。笑ここで私について前回同様少しお話させていただきたいと思います。私は学生の頃から様々なアルバイトをしておりました。飲食店、ビラ配り、呉服屋、家事代行、派遣系の短期のバイト、コンビニ店員等と接客業を基本にアルバイトをしてきました。現在も都内のライブハウスにて、着付けやヘアメイクが忙しく無い時には働かせていただいております。この様々な経験から、人対人でのコミュニケーションだから生まれるものをたくさん学ばせていただきました。その学びを彩で最大限に生かすのがこの”空間作り”に繋がっています。今でさえどんな人とでも初対面で話せるスキルがつきましたが、昔はなかなかの人見知りというか、あまり人間が好きではありませんでした。笑いつからかこんなにもコミュニケーション能力がついたのかはあまり思い出せないのですが、このアルバイト経験はその人見知り脱却に関係していたと思います。今では老若男女、どんな方ともお話するのが好きです。特に私より人生経験豊富な方々とお話すると学ぶ事ばかりです。といった性格の私なので、様々な人が行き交える様な空間が彩の理想です。・呉服屋さんだから男性はあんまり行かない方がいいのでは・・・。・着物とかに興味がないから行ってもな・・・。そう思われてる方々。行かなくちゃいけない理由がなくてもぜひご来店ください。空いてる空間に展示をする事だったり、少しお茶できる様にしてみたり、色んなお稽古毎を開催したりと、やろうと思ってる事はたくさんあります。(クラウドファンディング中にやりたい事リストをどんどん追加しています。)ちょっと時間が空いたから最近の出来事を話に来るでも、愚痴を話しに来るでも、なんでもいいです。呉服屋さんが主軸にはなりますが、そこの空間に人が集まるというのももう一つの顔として考えています。なんてたってめちゃくちゃに人好きな店主なので、色んな人が行き交ってる呉服屋さんってなんだが少し面白くないですか?面白いって人生を豊かにしてくれるので、そういう面白い空間も持っていられたらなと思っております。そして、その出会いがいつかの誰かの人生を変えられたら素敵だなと。私自身、様々な人との出会いでここまで成長して来ました。成長できた今があるからこそ、そういう人間臭いなと思う文化をいつまでも無くしたくないなとも思っています。1つのお店ではありますが、色んな人のあなたのためにありますと言える様なお店や空間作りを描いています。この記事をみてる方のご支援やご協力で彩という空間ができ、歴史が始まります。どうぞよろしくお願い致します!! もっと見る私と着物のお話。
2020/09/12 16:25クラウドファンディング3日目になります。こんにちは、彩です。今回はプロジェクトの本文では書ききれなかった事について追記というと何となくイメージしやすいですかね・・・?少し書かせて頂きます。私はとにかく着物が好きです。というか、恐らく日本の文化が好きです。昔から色褪せる事なく人の手から生み出されていく伝統文化や工芸品。もちろん、伝統芸能なども例外なく好きです。そんな中でも着物は現代社会でも何かと近寄りやすい文化でもあります。着物の世界に手を出したのが。私は中学2年生の夏でした。着物と言ってもやはりはじめは浴衣から。ある日、友達とお祭りに行こうという誘いを受け、誰も着せてくれる人がいないから自分で着てみようと動画を見ながら試行錯誤して自装した時がありました。その時が私の初めての着付けでした。初めての浴衣は親に選んでもらった物でも、家に元からあったものでもなく、たまたま通りかかった大きな呉服屋さんのSALE品として出ていたものでした。大きなガラス貼りでいつも季節や行事毎に合わせて着物のディスプレイが変わって行くお店でした。浴衣は赤色をベースにした大柄の花模様で、欲しくて欲しくて売りけれてしまって無いか呉服屋さんの前を通るたびに気にかけてみていました。その思いが通じたのか、母親に買ってもらい、友達とお祭りに行く時に初めて自装に挑戦をしました。最初だったのもあり、補正を知らなくて、決して綺麗な着付けではなかったものの、どんな服を着てる時よりも自信があった自分がいました。その時はその一瞬の高揚感しかありませんでしたが、それから何度かの夏を越し、浴衣を着て夏を楽しんでおりました。幾年か経ち、高専(美容)へ入学して着物と二度目の出会いをしました。この頃の私の将来の夢は美容師という選択肢しかなく、着物や和服は脳の端っこに置いてあるものになっていました。その時に”留袖着付け検定”の案内が先生からありました。「着物ね〜」と少しの興味程度で案内は流し、一度家へ持ち帰り母にその事を伝えたら『着付けなら一生使えそうだしやって見たら?』と。当時、同時期にネイル、エステと女子なら飛びつきそうな検定があったのに、母も私もなんとなく気になったのが”着付け”でした。恐らく大きな1歩はここでした。結果、母としっかり話して検定を受ける事になり、毎週放課後に受講生と練習をする日々が始まりました。着物のイロハ、小物の説明、名称の説明、畳み方、扱い方・・・と覚える事はたくさんありました。元々、勤勉な方ではなかったので、こんなにも学ぶ事多いのかと圧倒されてはいましたが、正直とても楽しい日々でした。恐らく根っからの着物好きだったのでしょう。(笑)毎週着付けをできる幸せや、自分の着付けが綺麗に決まった瞬間の高揚感は、その頃の私にとっては新鮮で一番楽しい事でした。講習の終え、無事検定も受かり、着付けという手技が私にとっての一番の財産で宝物になりました。その手技があり、素敵な呉服屋さんと出会い、そこで着物道を歩んでるたくさんの先輩と出会い、学び、着物のセンスも磨き、いいものに触れ、目を肥やしました。今までの経験はかなりな遍歴だと思いますがその全てが私のセンスに繋がってる物だと感じております。美容業という物を細分化したら言葉にしづらい物もあります。私は着付師でもあり、ヘアメイクでもあります。免許があるので美容師とも言えます。言葉一つでまとめようと考えてはいません。その全てを皆様に提供できる場所というのが、彩であり、店舗ができることによってたくさんの可能性が生まれます。(こちらの可能性はプロジェクト本文で熱弁してあります・・・!)この様なお店はまだ存在してないのかなと思いますし、側から見るとまだまだお店を持つにしても知識や器が小さいと思われても無理がないと思います。ですが、そんな弱気でクラウドファンディングはしてません。無いなら作ればいい。そしてここから始めて、同じ思いがある人がいるなら一緒になって集えばいい。そういう気持ちも元にプロジェクトを始動致しました。新しい形で商いをしても、文化を止めないという事が私の一番の願いです。若年層だから勢いを持って何かを始めて動かしていける。文化が衰退していく、現代の物に吸収されて、原型が無くなってしまう。変化は大切なことではありますが、継承して行く事もとても大切なことです。古き良き文化に14歳の私は心を動かされ10年以上経ってもその文化が大好きで大切にしています。この文化を止めない為にも、今回のプロジェクトを成功させて、また誰かの初めての出会いを生み出せていけたらなと思います。 もっと見る




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