▼このプロジェクトで実現したいこと
「え!?今年は「赤い羽根」の配分金が無いの!? でも、待ってる!?」
…私たちのゼミは震災発生の2011年から宮城の復興支援を続けています。
震災直後は支援物資を届けるという、目に見てもわかりやすい支援を先輩方が行っていました。
私がゼミに入り、宮城の支援を行うのは震災から既に6年。
正直、テレビでの報道も減りつつ、復興へ向けてのニュースを見ると、震災直後のような様子から変わり、
瓦礫も片付き、物資の不足も解消しているように見え、
ボランティア募集も前のように大々的にはしなくなっているように感じていました。
復興は進んでいるんだ…そう、思っていました。
だからこそ、疑問でした。
ゼミの復興支援は震災直後から6年間、ずっと継続して続けられています。
瓦礫を片付けることもない、たくさんの生活必需品を持っていくわけでもない……
先輩方は卒業し、代が変わっていっても、続けられている。
そんな折、先輩から見せてもらったのが、被災地でお逢いした方々からの手紙や写真、先輩方が残してくれた、
一人ひとりの被災者の方々が先輩方だけに伝えたメッセージなどでした。
手紙には先輩たちがお伺いした事に対するお礼が書かれ、ぜひ、また来てほしい…
そんな手紙やメッセージは、私の予想した以上に届いていました。
大変な目に遭った方々なのに、私たちの方が励まされる内容でした。
先輩たちが行っていた「復興支援」は、仮設住宅で暮らす方々との交流会や、
震災などの影響で人手不足になっているいちご農家さんのお手伝いなどです。それなら…私でもお手伝いできるかも。
いささか単純かもしれませんが、頂いた感動のお返しと、それなら自分でも出来るかもという思いから、
昨年、初めて、震災復興支援に行きました。心の復興支援です。
お伺いした被災者の方々が口をそろえて言うこと。それは「震災を忘れないでほしい。」という言葉でした。
そして、何よりも驚いたのは、会ったこともない私たちのことを待っていてくれたこと。
本当に、こんなにいいの?と思うぐらいの出迎えもしてくれて、恐縮しちゃうぐらいでした。
集会所を借りて交流会を開いてお話をお伺いしたり、仮設住宅などに招きいただいて、さらに泊めてくれる方もいる!
農家さんのお手伝いをして、後日、収穫したいちごをたくさん送っていただいたり…
何より、一番感じたことは、「実体験そのまま」を、今は誰にも伝えられないから私たちに話してくれているということです。
震災直後。どんな体験をしたのか…そんな話は私もテレビなどで見たり聞いたりしました。
ですが、津波の影響で屋根に逃げて、自衛隊の方がボートで救助に来てくれた時、
ボートがうまくこげなくてくるくる回っていた話、
二日目や三日目、一週間目の出来事などテレビでは聞いたことがありません。
本当に「胸が詰まる話」という言葉では言い表せない「ご近所さんには話せないけど・・・」というように、
話せば話すほど、「今だからいえる話」や「そういえばあの時…」という、
これまで誰にも思いを伝えずに「心に締まっていた」お話だったようです。
「私たち」だから伝えていただける話があるのではないか?
そして、震災を忘れて欲しくないから、伝えて頂けているのではないか?
話して貰うことが、心の復興の手助けにもなるのではないか?
そんな思いは、先輩から継承したこの活動の意義と、私たちでも出来ることに意味を与えてくれるのではないか?
そんな風に思えるようになり、もっとたくさんのゼミ生や、後輩たちにも受け継いでほしいとの思いが去来しています。
ですが…今までのこの活動は、赤い羽根共同募金の震災ボランティア配分や、
ゼミ生が地元のお祭りに出店をして稼いだ資金、
不足分は自費で賄っていたのですが、今年から、多くの資金をカバーしていた赤い羽根の震災ボランティア資金が終了し配分を得ることができず、
ほぼ全額を自費で賄う事に。そうなると、学生の私たちではこれまでの活動を継続する事が出来なくなります。
これまでの先輩たちも赤い羽根の配分を頂きながら、一人約4万円ほどの自費を支出していました。
学生として出費できるギリギリの金額でしたので、これ以上はとてもつらいです。
せっかく、6年継続し、ぜひ、今年も来年も再来年も来てほしいと言っていただける
「絆」があるのに、それを終わらせる事はしたくありません。
私たちの「復興支援」は目立つようなものではなく、目に見えるようにインフラを整備したりするものでもありません。
たくさんの復興支援がありますが、人の心に寄り添う復興を継けていきたいと思います。
毎年行われる大学祭では、【東日本大震災 私たちの活動報告会】と題して「現地の声を代弁する」報告会を開催し、
これまで訪問して知った宮城県の様子をプレゼンテーションとパネル展示にて発表しています。
昨年は、震災当初から現在までの変化を中心とし、
パネル展示では仮設住宅から復興公営住宅に移ったことへの意見や人々の震災当初に感じた思いを報告しました。
プレゼンテーションでは言葉で伝えたい、人々の思いを報告しています。
2015年度の報告会では、私たちの発表を聞くべく、
現地(宮城県)から足を運んでくださった方もいました。
報告会ではその方々から北海道の人々に向けて、メッセージが送られました。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
今まで「赤い羽根共同募金」の震災ボランティアの配分金や、ゼミ生が地元のお祭りに出店し資金を貯めたり、
各々が自費にて出資し、宮城県にお伺いしていましたが、
今年から「赤い羽根共同募金」の配分金が得られなくなった事が大きく、
なかなか、学生という事もあり出店での資金調達や、バイトだけ・・・という事も難しく、
このままでは、この活動が終わってしまう・・・私たちで終わらせることは簡単ですが、
今まで活動を継続してきた先輩たちの想い、今年も現地で私たちが来るのを待ってくれている被災者の方々の想い。
そういった「想い」を終わりにしたくない。「想い」を引き継ぎたい。
先輩方が7年前にはじめたこの活動を私たちが終わらせるわけにはいかない。
そんな時、クラウドファンディングの事を知りました。
今まで私たちの活動はひろく知られているものではありませんでしたが、
被災者の方々は、「是非、また来て欲しい」とおっしゃってくださいます。
それは、私たち学生の事だけではなく、もっと多くの方にも、伝えたい想いがあると感じています。
私たちの活動を知って頂く事ではなく、
「震災を忘れない」というキッカケとして、私たちの活動を知って頂く事にも意味があるのではないか?
それが、プロジェクト実施の理由です。
▼資金の使い道
・レンタカー代(10人乗りハイエース1日3万円×4日間)
・ガソリン代・高速料金
・交流会会場使用料
・報告書印刷代 1000円×50冊(カラー写真プリント代金)
・封筒・便箋・ハガキ・郵便切手代金
▼リターンについて
☆3,000円
◎手書きのお礼の手紙
・私たちから手書きのお礼の手紙を送ります
◎藤女子大学(花川キャンパス)学校祭のお知らせ
・10月7日8日に開催する大学祭のお知らせを手紙にお付けします。
◎2017年度報告書へのお名前記載(希望者のみ)+報告書PDF
・毎年活動終了後に報告書『顔の見えるボランティア』を作成しています。2017年度版のPDFデータで送ります。
・希望者は、報告書にお名前記載します。
・時期→完成次第(2018年3月完成予定)
☆5,000円
◎手書きのお礼の手紙
・私たちから手書きのお礼の手紙を送ります。
◎藤女子大学(花川キャンパス)学校祭のお知らせ
・10月7日8日に開催する大学祭のお知らせを手紙にお付けします。
◎2017年度報告書へのお名前記載(希望者のみ)+報告書PDF
・毎年活動終了後に報告書『顔の見えるボランティア』を作成しています。2017年度版のPDFデータで送ります。
・希望者は、報告書にお名前記載します。
・時期→完成次第(2018年3月完成予定)
◎写真
・写真(訪問時+報告会の様子)を送ります。
☆10,000円
◎手書きのお礼の手紙
・私たちから手書きのお礼の手紙を送ります。
◎藤女子大学(花川キャンパス)学校祭のお知らせ
・10月7日8日に開催する大学祭のお知らせを手紙にお付けします。
◎2017年度報告書へのお名前記載(希望者のみ)+報告書PDF
・毎年活動終了後に報告書『顔の見えるボランティア』を作成しています。2017年度版のPDFデータで送ります。
・希望者は、報告書にお名前記載します。
・時期→完成次第(2018年3月完成予定)
◎写真
・写真(訪問時+報告会の様子)を送ります。
◎いちご1箱(クーポン券)
・私たちが活動時にお手伝いをしたいちご農家さんのいちご1箱分のクーポン券を手紙につけます。
☆50,000円
◎手書きのお礼の手紙
・私たちから手書きのお礼の手紙を送ります。
◎藤女子大学(花川キャンパス)学校祭のお知らせ
・10月7日8日に開催する大学祭のお知らせを手紙にお付けします。
◎2017年度報告書へのお名前記載(希望者のみ)+報告書PDF
・毎年活動終了後に報告書『顔の見えるボランティア』を作成しています。2017年度版のPDFデータで送ります。
・希望者は、報告書にお名前記載します。
・時期→完成次第(2018年3月完成予定)
◎写真
・写真(訪問時+報告会の様子)を送ります。
◎いちご1箱(クーポン券)
・私たちが活動時にお手伝いをしたいちご農家さんのいちご1箱分のクーポン券を手紙につけます。
◎いちご農家さんのお手伝い参加権
・私たちと一緒にいちご農家さんでのお手伝いに参加できます。
・場所→宮城県山元町
・時期→8月下旬
▼最後に
私たちの「行きたい」気持ちも当然ありますが、
行く度に言って頂ける「また来てね」の言葉に、いつまでもお応えしたい。
目に見えるような支援ではないからこそ、
私たちが継続する事に意味があると考えています。
応援のほど、よろしくお願い致します。
最新の活動報告
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2017/08/07 15:53この度は私たちの「3.11 出会って7年目!北海道の女子大生の被災地支援 今年も宮城に行きたい!!」を応援してくださりありがとうございました。 今回のクラウドファンディングでは、目標金額は未達成となりました。 金額未達成の取り組みは成立しない仕組みとなっており、せっかくの皆様からの支援でしたが残念ながら受け取ることができませんでした。 しかし、今回の皆様から頂いたお気持ちを被災者の方々にお伝えし、しっかり活動を行っていこうと考えています。 暖かい応援をいただき本当にありがとうございました。 なお、近日中に再度キャンプファイヤーのサイト内「グッドモーニング」というページで、応援者を募ることにしますので(目標に達しない場合も支援と取り組みが成立するもの)、ご検討いただけると幸いです。 もっと見る
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