2021/01/29 22:11


多くのご支援を本当にありがとうございます。
浜松聖星高等学校吹奏楽部後援会の小林です。

年末より走り続けてきたクラウドファンディングも、残すところあと1日となりました。
その間に本当に多くの方に支援を預からせて頂いてきました。

思えば昨夏のコンクール中止、そして今年に入ってからのアンコン県大会の録音審査への切り替え、その他例年だったら色々なところへと出向いての演奏・パフォーマンスなどのほぼ全ての中止と、これでもかという程活躍の場が奪われた一年でした。端で見ている我々大人が思う以上に部員たちは相当切ない想いをしてきた事と思います。

来月開催予定の定期演奏会も今後どのように状況変化していくかは全く予断を許しません。しかし、Given condition、「与えられた条件」の中でいかに輝くか。それを部員たち1人一人が身をもって体現してきた一年だったとも言えると思います。

出来る事を増やしてきました。自分たちで作った目標をクリアしてきました。達成感を得る為に貪欲に新しい事にチャレンジしてきました。
全て今後の人生の糧になると思います。よく頑張ってきた部員たちにエールを送りたい。そんな気持ちです。

部員たちには「日本語にはめでたい事と有り難い事に過去形はない」事を伝えてきました。めでたい事と有り難い事は永遠に続いて欲しいという想いから、過去の事にして忘れ去ってはいけないという意味が含まれているからだと、その意味も教えてきました。
彼らはそれを正に実践しています。支援をもらって終わりにするのではなく、あくまでお預かりしたのだという気持ち。支援頂いた方の気持ちをいつまでも有り難く思う。その気持ちが次なる演奏の質を向上させる動機づけになりそして信じて支援くださった方々へのお返しになるのだと、彼らの行動がそれを伝えています。

彼らのそうした「支援は預かり物。これからの行動でそれを返す」という姿勢に賛同頂けましたら、是非彼らにそれを示すチャンスを与えて頂きたいと、切に願っております。

ラスト1日、どうか皆様からの彼らへの投げかけ、宜しくお願い申し上げます。

浜松聖星高等学校吹奏楽部後援会
小林秀人