●ごあいさつ●
初めまして。
東京工学院専門学校アニメーション科です!
2年間に渡り、アニメーション制作技術を始め、
アニメーションという言葉の意味や歴史まで
幅広く学習しています。
●このプロジェクトで実現したいこと●
専門学校生活の集大成として制作する
オリジナル短編アニメーションをYouTubeで公開し、
オンライン化で集まれなくても集団アニメ制作が
成立するのか立証したい!
●短編アニメーション概要●
~タイトル~
~ジャンル~
魔法学園冒険ファンタジー
~構成~
1話完結もの。
本編再生時間 3分51秒。
~上映場所~
YouTube
~スケジュール~
2020年9月中旬、予告編公開
2020年9月~公開まで、
作業風景とアニメーションの作り方を
公式TwitterとYouTubeチャンネルで公開
2021年2月頃、本編公開
2021年2月下旬、リターン発送
●キャラクター紹介●
《アズル》
魔法学校に通う18歳の少年。炎魔法の使い手。
母子家庭であったが、
7歳の時に母親であるアサヒが他界。
その後は、同い年の従兄弟、
ライの家に引き取られる。
アサヒが息を引き取る際に
託された赤いペンダントは、
常に肌身離さず首から下げている。
下級魔法師で安定した職に就けず、
幼い自分に食べさせたいと無理をして
アサヒが死んでいったことから、
大切な人をこれ以上失わない為に
高収入の職に就く権利が与えられる
上級魔法師になることに拘っている。
《ライ》
アズルと同い年の従兄弟。光、雷魔法の使い手。
アズルと突然一つ屋根の下で暮らすことになっても
嫌な顔一つせず、本当の兄弟のように慕っている。
退屈なことに対して面倒や暇に思うが、
魔法を使う時には楽しそうに
暴れ回るヤンチャな少年。
《セイラ》
水魔法の使い手。
アズルやライと学校生活を共にするお転婆娘。
面倒くさがったり、途中でサボりだしたりするライを
咎めるお姉ちゃんのような面もあり、面倒見がいい。
口は悪いが、発する言葉には必ず
相手を想う感情が籠っている優しい心の持ち主。
《アイナ》
大地魔法の使い手。
アズルたちといつも一緒にいるおっとり系女子。
相手が同い年や年下であっても敬語で話す。
勤勉ではあるが体力に自信がなく、
魔法を使う時に身体が震えてしまう。
《アサヒ》
アズルの母親。忘却魔法の使い手。
二人姉妹で妹がいる。
魔法界役員と結婚するが、アズルが1歳になった年に
不倫が発覚し、シングルマザーとなった。
下級魔法師であった為、
女手一つでアズルを育てながら
生活費を稼ぐ為に無理をして働いていた。
徐々に身体が保たなくなり、自分の人生が
残り少ないことを悟ると、姉妹間の仲が良く、
アズルと同い年の息子であるライがいる妹へ
自分に何かあった時は息子を引き取るように言伝て、
自身のお守りのペンダントをアズルに授け、
息を引き取った。
《リーベ》
アズルたちと一緒に行動している魔法小動物。
アサヒの生まれ変わりで、
その意思は生まれ変わっても
受け継がれており、いつもそばで
アズルたちを見守っている。
前世で得意とした忘却魔法に加え、
大きな盾を使って攻撃を遮る防御魔法も
兼ね備える守り役。
人間の知性は残っていても、
頭を撫でられるときの気持ちよさは
人間でいた時とは比べ物にならないくらい
気持ちいいらしい。
●あらすじ●
魔法学校に通う彼らに
卒業試験として与えられたのは、
「巨大魔法動物を発見、討伐せよ」
という試練だった。
試練の先に、何があるのか
どれだけ躓いても、前を向いて進んでいれば
何度でも立ち上がれる。
彼らの物語は、ここから始まる――。
●資金の使い道●
カット袋郵送費…130.000円(1回350円/郵便局)
色紙…5.830円(リターン色紙/印刷会社)
記念冊子…36.905円(リターン本/印刷会社)
リターン費…76.265円(リターン発送に伴う費用/郵便局)
※リターン費は郵送費、梱包代も含む。
CF手数料…51.000円(クラウドファンディング手数料/CAMPFIRE)
目標金額…300.000円
《アナログ作画の郵送費》
本制作は、昨年習得した紙と鉛筆の作画技術を
用いて行っております。
アニメ制作には「カット袋」というものがあります。
画面が次に変わるまでを「カット」と呼び、
そのカットを1つずつ纏める袋です。
この作品には、そのカットが74あります。
カット袋には、紙の作画を保護する機能に加え、
作業をするための指示書の役割もあります。
紙と鉛筆で描いた作画を映像にする為に必要なものが
すべて入っていて、その為の作業を行う人が
複数人います。
なので、カット袋を、
学生間で送り合わなければなりません。
この工程がないと、この作品は完成しません。各自宅が遠く、直接渡す事が叶わないので、
ご支援頂いたお金は、その為の郵送費として
活用させて頂きます。
●リターンについて●
500円以上ご支援頂いた方には、
お好きなキャラクターの描きおろしイラストと、
キャストによるメッセージが入った
オリジナル複製色紙をご提供します。
2,000円以上ご支援頂いた方には、
お好きなキャラクターのメッセージボイスを、
メールでご提供します。
5,000円以上ご支援頂いた方には、
オリジナル複製色紙1枚に加え
本編クライマックスシーンの絵コンテと
スタッフによる寄せ書きを纏めた
記念冊子をご提供します。
●Q&A●
Q,学校から郵送費を支給してもらえないのか?
A,学校とは交渉しましたが、不可とのことでした。
理由としては、現在新型コロナウイルスが
流行っている状況であるから発生する郵送費であり、
本来ならば発生しないものです。
そのため学校の経費に入っておりません。
Q,郵送しないで学校や学校以外のところで集まれば良いのではないか?
A,学校は新型コロナウイルスへの対策として、
一定の人数しか登校できないよう制限しております。
また、学生同士がすぐに集まれる距離に住んでおりません。
そのためもし集まるとしても、
夕方の授業後になってしまうので夜遅くなってしまいます。
制作する時間よりも移動に時間を取られてしまいます。
Q, アルバイトなどをして資金を得ることはできないのか?
A,アニメーション科8人のうち、半数がアルバイトをしております。
しかし新型コロナウイルスでシフトが減った学生もおります。
アルバイトをしていない学生については、通学時間が長い学生が多く、
課題や授業を受けながら卒業制作の重要な役職を担っている人ばかりです。
制作をしながら就職活動もしなければなりません。
アルバイトを増やすことにより、
身体に影響が出かねないのでできない学生もおります。
●集まれなくても集団アニメ制作は成立するのか●
新型コロナウイルス感染拡大防止で、制作現場が
ストップしてしまった時期がありました。
その理由としては、
今まで一か所に固まってアニメを制作していて、
集まれない状況に対応が遅れてしまった事にあります。
集まれない状態でアニメ制作を行うという問題は、
業界単位での課題として
殆どの会社がその対策を練っています。
私たちアニメ業界を目指す学生も、
現場で活躍する先輩方同様
その方法を模索していくべきだと考え、
「集まれなくても集団アニメ制作は成立するのか」
という課題に対し、できると仮説を立て、
その立証のために学生8人で実験をしております。
9月20日に予告編の公開を目指し、
それ用の絵コンテを描き起こしました。
予告編で使用するカット数が、74あるうちの9カット
前期は週に一回登校型授業がありましたので、
カット袋の受け渡しはそこで行い、
その他の作業はすべて各自宅で行ったところ、
カット受け渡しの部分以外は
オンライン授業下でも問題なく行え、
2ヶ月で9カット全てを映像にでき、
無事に予告編を公開させられました。
となれば、残る課題はカット袋の受け渡しのみ。
学生の中には学校に行くまで
片道2時間かかる人もいます。
帰る方向もバラバラで、いざ会おうとなれば
往復4時間以上かかる人もいるでしょう。
作業時間も考えると、とても現実的ではありません。
となれば、選択肢は郵送のみとなる訳です。
オンラインで作業できるという事が分かった今、
カット袋の受け渡しを郵送で行えられれば、
会社にいなくてもどこにいても集団アニメ制作ができる
なんて夢みたいなことが
できるようになるかもしれません。
この実験は、今後のアニメ業界にとって
大いに役立つかもしれませんね。
ここまで読んで頂いた方の中には、
この実験をなぜ学生が行っているのか
疑問に思う方もいると思います。
その理由としては、次に新たな感染症が流行した際に
作品公開が延期される事がないようにする為です。
今は学生ですが、次に新たな感染症が流行した際は、
我々が戦力としてアニメ業界で
力を発揮している可能性も十分にあり得ます。
その時には、感染症対策を自分たちで
練らなければなりません。
その時が来た際、コロナ禍で対策を
習得していれば、経験を生かして
体制を迅速に整えられます。
そうすることで、新作アニメ映画やTVアニメの
公開や放送の延期を防止できるのです。
更には、それをインターネット公開させられれば、
お客様の好きな時間に好きなだけ
作品をご覧頂けるようになります。
YouTubeであれば、それも無料で。
インターネットの普及により、
2020年時点で若年層のTV普及率が
低下してきています。
10年後、20年後は
もっと見られなくなっているかもしれません。
感染症対策と、時代の流れに適した届け方を
模索する事が、コロナ禍で
我々ができる最大級の社会貢献であると信じ、
このプロジェクトを遂行します。
コメント
もっと見る