こんにちは、NICCOインターンの佐藤です。先日12月18日のオンラインイベント「難民支援の今を知ろう! NICCOによる現金給付支援」にご参加くださった皆様、誠にありがとうございました!Zoomに加え、Facebookでも10名以上の方にご視聴いただき、嬉しく思います。当日ご参加いただけなかった皆様も、以下のリンクよりイベントの録画をご覧いただけます。https://www.facebook.com/watch/?v=1322589651412574さて、今回は18日のオンラインイベントの振り返りとして、ヨルダンにおけるシリア難民支援の今後の課題について、お届けします。18日のイベントでは、NICCOがヨルダンにてこれまで実施してきたシリア難民支援と、現在取り組んでいる現金給付支援について、NICCOヨルダン事務所駐在員の北垣と小野田から紹介いたしました。その説明の中で、シリア難民支援の今後の課題として、シリア難民に対する国際的な支援が減少していることが挙げられていました。シリア人道危機が始まって10年が経ちますが、終わりの見えないシリアでの内戦から、援助を行う国々の間で援助疲れとも呼ばれる、援助資金の減少がみられます。NICCOでは現在、ヨルダンにてシリア難民と生活に困ったヨルダン人に対する現金給付支援を実施しておりますが、政府が提携した組織の助成金だけでは活動が成り立ちづらいのが現状です。そのような中で、ヨルダンではコロナウイルスの流行によるロックダウンの影響で、難民が外に仕事に行くことが出来ず、日々の生活や厳しい冬を超えるための準備を整えることが難しい状況に陥っております。NICCOがヨルダンのシリア難民とヨルダンに暮らす人々へ少しでも多くの支援を届けるにあたって、皆様からのご支援が大きな力となります!何卒よろしくお願いします。
海外支援 の付いた活動報告
こんにちは、NICCOインターン生の岩崎です。今回はヨルダンにおける「シリア難民・ヨルダン人貧困世帯の方に対する生活支援物資の配布活動」を紹介します。NICCOがヨルダンでの支援活動を始めた2012年以来、越冬支援として生活用品などの配布を行ってきました。配布する物資は主に、ストーブ・ストーブのガス(詰め替え用)・ブランケットなど冬を過ごすのに必要のものや、食料バウチャー(=引換券)など生活に欠かせないものです。2018年の食料バウチャー配布活動では、母子家庭や世帯主が女性である約1,500世帯を対象に、各家庭に70ヨルダンディナール(約11,200円)分のバウチャーを配布しました。このバウチャーは地元のスーパーマーケットで、食料品や日用品を自由に購入するために使用されます。配布をした後は、どのように使用したのか?支援額は十分だったのか?など、バウチャーを使用した人々の家庭を訪れて聞き取りを行いました。また提携先のスーパーにも話を伺い、商品価格の適正さやバウチャーの使用に問題がないかを確認しています。NICCOの活動情報はSNSアカウントでも発信していきます。ヨルダンで支援を必要とする方へのサポートに、ご参加ください!SNSはこちら!●Facebookアカウント:https://www.facebook.com/NiccoKyoto●Instagramアカウント:https://www.instagram.com/nicco_kyoto/●Twitterアカウント:https://twitter.com/KyotoNicco