湘南台駅地下広場を生まれ変わらせるプロジェクトを進める、湘南台アートスクエアプロジェクト。
クラウドファンディングをはじめ、皆さまからの寄付をいただき、少しずつ夢の実現に向けて進んでいます。
わたしたちが、なぜ湘南台に「アートスクエア」を作ろうと思ったのか。
また、プロジェクトにどんな人たちが関わり、どんな活動をして、どんなふうに進んでいるのか。
題して、湘南台アートスクエア・ストーリー。
皆さまに、お伝えしていきたいと思います。
湘南台駅は、小田急線、相鉄線、そして横浜市営地下鉄線と、3つの路線が乗り入れる、藤沢市北の玄関口。
これら3つの路線の改札に続く地下通路はとても広くゆとりのある空間です。
そして、横浜市営地下鉄改札近くには、通路とともに広いスペースがあります。
それが、今回「アートスクエア」として生まれ変わらせようとする、湘南台駅地下広場。
3路線が乗り入れてから20年。
湘南台駅地下広場は、時折行われるイベントで利用はされているものの、普段はちょっと薄暗くて、ただスペースが広がっているだけ。そんな状態がもう長い間続いてしまっています。
この空間、とてももったいない!
多くの方がそんな思いをどこかで抱いていました。
そこで、この場所を何とか工夫できないか、全国調べました。
あの広い空間には、壁画が似合うのでは?
壁画に音楽を合わせてはどうか?
最近、ストリートピアノが人気で多くの方が楽しんでいるらしい!
そこでひらめいたのが、
「ピアノとアートで魅力あふれる芸術広場」
でした。
湘南台に壁画とストリートピアノ!
もしもそんな広場に生まれ変わったら、なんて素敵だろう。
来たるべき東京オリンピックでは、前回オリンピック(54年前)に続き2回目のヨットセーリング会場として選ばれ、世界中から多くの人々を迎える藤沢市。
人が集い楽しめる空間をレガシーとして生み出すならば、今この時をおいて他にはありません。
でも、いざこのアイディアを実現させようとなると……
とても大きなコンセプト、各種地域団体、商店街をはじめとする企業の皆さま、行政、そして地元市民の方々と、さまざまな人々のご理解やご協力が必要となります。
そこで、地域活動に励んできた市民が集まり、2019年6月に結成されたのが「湘南台アートスクエアプロジェクト」でした。
以降、これまでに湘南台地域で時間をかけて話し合い、たくさんの方々からのご意見やご協力をいただきました。
現在、藤沢市、藤沢商工会議所、公益財団法人藤沢市みらい創造財団、公益社団法人藤沢市観光協会、一般社団法人藤沢市商店会連合会からも後援をいただいています。
そして2020年夏、湘南台アートスクエア・プロジェクトを支援してくださる方々のお名前をウッドプレートに刻み、湘南台駅地下広場に掲げる、「名前を刻むプロジェクト」が形としてまとまりました。
クラウドファンディングをはじめとする寄付によって、たくさんの支援が集まりつつあります。
湘南台アートスクエア・プロジェクトは、少しずつ、少しずつ、前に進んでいます。
クラウドファンディングによるご支援はこちら!
ぜひあなたのお力を、湘南台アートスクエアプロジェクトにお貸しください。
というわけで、次回以降は、湘南台アートスクエア・プロジェクトに関わる人たち、そしてさまざまなイベントの裏話などをお伝えしていく予定です!
どうぞお楽しみに♪
次回は、湘南台駅地下の壁画と、画家・廣田雷風氏に迫ります!