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足利市民会館の思い出を、未来につなげたい! 『未来へつづく本』プロジェクト

足利市民会館は、昭和41年に開館し、これまで足利の芸術発信源として「文化のまち足利」を支えてきましたが、この6月末で閉館となり、取り壊されることになりました。これまでのたくさんの思い出をメモリアルブックに綴る、そして未来につなげていきたい!との思いから、有志で立ち上げたプロジェクト

現在の支援総額

1,067,080

53%

目標金額は2,000,000円

支援者数

243

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/05/11に募集を開始し、 243人の支援により 1,067,080円の資金を集め、 2021/06/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,067,080

53%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数243

このプロジェクトは、2021/05/11に募集を開始し、 243人の支援により 1,067,080円の資金を集め、 2021/06/30に募集を終了しました

足利市民会館は、昭和41年に開館し、これまで足利の芸術発信源として「文化のまち足利」を支えてきましたが、この6月末で閉館となり、取り壊されることになりました。これまでのたくさんの思い出をメモリアルブックに綴る、そして未来につなげていきたい!との思いから、有志で立ち上げたプロジェクト

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こんにちは。建築家の能勢修治です。


足利市民会館を知ったのは5月16日のお別れイベントに訪れた時です。

お別れイベントの事務局をされていた岩崎真由美さんから私の所属する石本建築事務所に昔の図面などを保存していないか問い合わせがあったのがきっかけです。

訪れた時は古いけどモダニズム建築の良い雰囲気が残っていてびっくりしました。

大きなところでは柱梁の構造から照明や手すり、壁の仕上げなど細かい部分までいろいろ考え工夫されており、55年の時間を十分に耐え抜いたデザインだと思いました。

*足利市民会館立面図2面

この建物を設計しているころ私は生まれたことになりますが、私が事務所に入所したころは足利市民会館を設計した先輩はまだ事務所におられました。一緒に設計をしたことはありませんでしたが、スキー部の活動で一緒にスキーをしたことがあります。

足利市民会館がこんなに市民の方々に愛され、取り壊されるにあたって市民の有志によってメモリアルブックが作られようとしていることを知れば、きっと喜んでくれるだろうと思うのですが連絡先が分かりません。ですが、これは建築家冥利に尽きるというものでしょう。

私も先輩の後を継いでホールの設計をしていますが足利市民会館のように利用する市民の皆さんに愛され、人生のいろんな場面の記憶に残る建築を設計したいと改めて思いました。

現代の設計はデザインの方向性は違いますが、建物の立つ場所の個性や利用者のことをよく考えデザインしたいと思っています。

*磐田市文化会館CG、外観、内観

お別れイベントの時にまちの魅力創出課の柏瀬さんに市内をご案内いただきました。全国的に有名な足利学校などの歴史遺産から映画のロケに使われる昭和の街並み、古い民家を上手に利用したギャラリー、カフェや洋食屋さん料亭などの食文化などいろんな文化が高いレベルで積み重なった魅力的なまちだと思いました。足利学校から受け継がれる知性と織物で繁栄した経済力が背景にあってのことでしょう。


メモリアルブックの作成に当たっては市民会館の記憶と共に現在の足利市のまちの魅力も合わせて記憶できるものになるといいですね。メモリアルブックが出来たら先輩の連絡先を探して渡したいと思います。

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