Check our Terms and Privacy Policy.

『風に吹かれて!』(Blowing in the winds ! )

長年個展、グループ展とアメリカ、ヨーロッパ、韓国、etc、でおこなってきました。その都度写真集はありませんかと来場の皆さまより多数の声を頂き、何としても皆様の期待に答えるべくこのプロジェクトを立ち上げる事といたしました。

現在の支援総額

1,430,000

204%

目標金額は700,000円

支援者数

176

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/12/13に募集を開始し、 176人の支援により 1,430,000円の資金を集め、 2021/02/10に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

『風に吹かれて!』(Blowing in the winds ! )

現在の支援総額

1,430,000

204%達成

終了

目標金額700,000

支援者数176

このプロジェクトは、2020/12/13に募集を開始し、 176人の支援により 1,430,000円の資金を集め、 2021/02/10に募集を終了しました

長年個展、グループ展とアメリカ、ヨーロッパ、韓国、etc、でおこなってきました。その都度写真集はありませんかと来場の皆さまより多数の声を頂き、何としても皆様の期待に答えるべくこのプロジェクトを立ち上げる事といたしました。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

自己紹介

四宮佑次  1949年 福岡県生まれ。
 日本広告写真家協会会員特別会友、日本写真家協会会員、大日本印刷入社・退社。東京のデザイン会社にて鳳蘭、桃井かおり、シチズン時計、キャノンなどコマーシャルの撮影多数。ジナ―社カレンダーでの世界の6人に選出。イルフォード社のフォトキナ チバクローム作例世界の6人に選出。
 父の逝去に伴い、実家の写真館を継ぐために福岡に帰省。イラストレーター黒田清太郎氏と「山頭火」をテーマに絵画と写真の2人展を開催。JR九州のコマーシャル写真や「山頭火が行く」「京都名建築と食べ歩き」「器と料理」など出版社からの依頼の仕事や「14代柿右衛門氏の作品集」陶芸家森正洋氏の作品集」「ガラス作家横山秀樹氏の作品集」など作家からの依頼で作品を撮影多数。


展覧会

 今まで何度も展覧会を開催して、そのたびに四宮佑次の作品集はないのかというご質問があり、70歳を過ぎたので、1つのテーマである「風に吹かれて」の集大成として、自分自身の作品集「風に吹かれて!(Blowing in the winds!)」を出版しようと思い立ちました。まだまだ写したいものもあり、また、他のテーマである「時の肖像」の作品集も出版したいとも思っています。
 今回出版する「風に吹かれて!(Blowing in the winds!)」は自身の感性のおもむくまま、足を止めた場所でシャッターを押し、時空を切り取ってきた3,000枚のカットから厳選し、120ページほどの作品集にします。
 日常の中や、自然の中に、自分の心にひっかかる物や事象を写真という媒体を通して伝えたいと思います。


四宮佑次

四宮佑次

1949年生まれ

日本写真家協会会員、日本広告写真家協会特別会友

1972年日本大学芸術学部写真学科卒

1980年 日本印刷工業会会長賞

1982年 海外雑誌記者クラブ賞

1983年 イルフォード チバクローム作例選出

1984年 スイスジナー社カレンダー選出

1999年~2007年 日米作家交流展参加

1999年~2011年 日韓作家交流展参加

2005年 ノルウェー&日本文化交流展参加

2007年 ドイツ、ライプチヒ文化交流招待

2014年 丘の上の玉手箱選出ドキュメント写真『YAHATA WORKS』

    フランク ステラ

2016年 個展『風に吹かれて』谷尾美術館

2017年  個展『風に吹かれて』井筒屋

2017年 個展『風に吹かれて』富士フイルムフォトサロン

2018年 個展『風に吹かれてin 嘉麻』織田廣喜美術館

2019年 2人展『ABYSS』 谷尾美術館

2019年 個展『時の肖像』湯布院空想の森美術館

2019年 個展『風に吹かれて』湯布院駅舎ギャラリー

etc.


Yuji Shinomiya 

A member of  Japan Professional Photographer Society

Born in 1949

1972 graduated from Department of Photography, Nihon University College of Art

1980 Japan Print Association Chairman's Award

1982 Overseas Journal Press Club Special Award

1983 Election of Ilford (UK) work

1984 Election of Siner (Switzerland) calendar work

Participated in 1999-2007 Japan & USA Art show

participated in1999 ~ 2011Japan-Korea exhibition

Participated in 2005 Norway Japanese Culture Project

2007 Germany Leipzig Japan Festival "Good Morning Japan" Invitation

2014 "Takara box on the hill" Documents Photo exhibition of Frank Stella at the Kitakyushu municipal art museum

2016Solo exhibition "Blowing in the winds!”in Tanio art museum

2017Solo exhibition "Blowing in the winds!”in Izutsuya Department store

2017Solo exhibition "Blowing in the winds!”in Fuji Films Photo Solon



< 書評 >  美術家  篠原有司男

 我がロフト付近のイーストリバーパーク、自由の女神、トレードセンター、ブルックリンブリッジを背景に集まる善男善女、新婚衣装まで交えた観光軍団が携帯カメラを握った腕の林を掻き分けながら、行きつけのカフェにたどり着くまで一体彼らの切るシャッターの数は千、万、いや億だろう。こんな膨大な数の写真の中に、我が四宮佑次の写真を投げ込んだら、区別が着くだろうか?

 一見平凡に見える彼の写真は、所謂、写真展に見られる肩を突っ張らした、作者の意図見え見えの堅いそれらと正反対に、これといった意図がなく、とらえどころがない。彼が飄々とぶらつく散歩道で出くわす単純な風景から始まり立木、森、建物、壁、石ころ、犬、池の鯉まで平凡な物たちがすべて彼の被写体なのだが、やたらとシャッターを切らない。彼は待つのだ、こちらから攻めるのではなく、どんなボロ家の裏庭にある何かのカケラでも、待つのだ。かすかな知らせ、微妙な電波を感情豊かな彼の脳みそがキャッチするまで。

 今や写真は“現代芸術なり”で有名な写真家にどこか似てないと見る側は安心しないし、自分の意見が出せない。特に人物写真だと作家の個性が掴みやすいが、四宮には人物像、ポートレート類がない。我々はどこに焦点を合わせたら良いのだろう。

 俳句に無季自由律と言うのがある。四宮佑次はこれだ。解放された自由さがある、見る側の我々は写真を見る以前に学んだ物、片寄った観念に無意識的に縛られて彼の写真群を眺めていると、今まで一般人には解らなかった物たちが発する感情の電波、息吹きまでこちら側に伝わってくる。我々が忘れていた写真本来の素朴な存在感がずっしりと見る側に伝わって来るではないか。


< review >   Ushio Shinohara, Artist

I wonder how many photographs curious tourists can take of the Statue of Liberty, the World Trade Center and the Brooklyn Bridge, when they flock around the East River Park near my loft. A troop of tourists is in wedding attire holding cameras, while I struggle to walk to my favorite café through this forest of camera-wielding arms. I suppose the number of pictures they take must be in the thousands, tens of thousands or even millions.

Suppose I throw Mr. Shinomiya’s works into the millions of photos taken by these tourists. Could I distinguish his works from theirs? His works, which appear to be quite ordinary at first and without any significant intentions, are the exact opposite of most works at typical photography exhibitions. Typical works usually have definite intentions, clear themes and are formal and rigid.

Mr. Shinomiya’s works are vague and difficult to comprehend. Starting with a simple street scene from his aimless wanderings, he proceeds to trees, a forest, a building, a wall, stones, a dog and koi in a pond. In all of these works, he does not “attack” the subjects by taking photos as soon as he sees them. He waits for the precise moment and/or exact artistic aspect of subjects to appear, even if it’s a small piece of broken tile in the backyard of a decayed old house. He waits until his excessively sensitive perception can capture subtle electric waves of art.

Today photography is defined as a contemporary fine art. Viewers of this art may feel insecure at first, and are not able to express their own opinions about it, unless they can perceive some influences of well-known photographers in these works. It seems easier to grasp photographer’s intention in portraits.

However Mr. Shinomiya does not include portraits or people in this collection. So what kind of value should we focus on? In the field of Haiku, there is a free style called “ Muki and Muritsu”, meaning no seasonal theme or rhymes are required. Yes! Yuji Shinomiya uses this style; his works have completely unrestricted freedom. When we viewers see his works with preconceived knowledge and notions, something we did not understand before starts developing in us as emotional breathing and waves. The simple sense of existence, which can be considered the true meaning of photography (this notion seems to have been forgotten for some time), starts communicating with us strongly.



谷尾美術館での展覧会会場にて

プロジェクト終了要項
  • 体裁   ハードカバー
    制作物  大スキラ判 (B-4変形)
         120ページ程度
  • 出版完了 来年末ごろ
  • 著者   四宮佑次


<All-or-Nothing方式>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト

    リターンを選択する
    • 5,000

      『風に吹かれて』四宮佑次写真集 制作物 B-4変形(大スキラ判) 出版完了予定 来年初頭 著者 四宮佑次 発行部数 1000

      支援者:104人

      お届け予定:2021年12月

    • 10,000

      風に吹かれて』四宮佑次写真集 +(8×10プリント額付き) 制作物 B-4変形(大スキラ判) 出版完了予定 来年初頭 著者 四宮佑次 発行部数 1000

      支援者:69人

      お届け予定:2021年12月

    • 50,000

      『 風に吹かれて』四宮佑次写真集 +(4つ切りプリント額付き) 制作物 B-4変形(大スキラ判) 出版完了予定 来年初頭 著者 四宮佑次 発行部数 1000

      支援者:2人

      お届け予定:2021年12月

    • 100,000

      『風に吹かれて』四宮佑次写真集2冊 +(4つ切りプリント1作品額付き) 制作物 B-4変形(大スキラ判) 出版完了予定 来年初頭 著者 四宮佑次 発行部数 1000

      支援者:1人

      お届け予定:2021年12月