こんにちは、ユカイ工学 BOCCO emoプロジェクトチームです。BOCCO emoクラウドファンディングは残り2週間となりました。
現在は目標金額の1000%以上を達成中です!引き続きよろしくお願いします。
チームインタビュー
「ユーザーと一緒に育てるロボットデザイン」
前回のソフトウェアチームインタビューに続いて、BOCCO emoのアプリデザインや独自言語の「エモ語」について、チームメンバーに話を聞いてきました。
毎日聞くからこそ、こだわり抜いた声
--- BOCCO emoはいろんな声を持っていますよね!どのくらいバリエーションがあるのでしょうか?
前田:BOCCO emoの音声バリエーションは大きく分けて4系統あるんです。
・メッセージ再生の時などにしゃべる音声合成した声
・起動、通知の時に鳴るシステム音
・挨拶などに反応する楽器のような声
・対話の時にしゃべる独自言語「エモ語」
プロモーションムービーでも、色々な音声をお楽しみいただけると思います。
(動画:https://youtu.be/944FpeZzmlc)
前田:BOCCO emoには、普通の日本語を喋る「お仕事するemoちゃん」と、「可愛いemoちゃん」があります。いきなり切り替わっちゃうとおかしなことになっちゃうんで、中間の音を入れてバランスを取っているんです。
坂本:「お仕事emoちゃん」担当が、メッセージを喋ってくれる音声合成した声とシステム音。「可愛いemoちゃん」担当が、「エモ語」。そのバランスを取るのが楽器のような声ですね。
前田:そうそう。しかも「エモ語」は、喜び、悲しみ、怒りって感情の表現があります。さらに感情の度合いなども掛け合わせて音声を作っていて、「エモ語」だけでも80はあり、他と合わせると倍以上あります。
毎日聞くものだから「飽きない声」じゃないけど、耳障りにならないように常に意識して声作りをしてきました。
迷わない、一覧できる、ふり返りやすい
--- 新旧アプリのトップ画面を比較しても一目で違いがわかりますね。見た目だけでなく機能もアップデートされていると聞きました。
坂本:今のBOCCOアプリでは、搭載されている機能や設定画面にたどり着くまでの導線が整理されていなかったので、ユーザーがやりたいことに対して迷わないように、導線を整えるところから設計をはじめました。
アプリ画面を作るときのアイデアは、BOCCOユーザーインタビューの声から得ているんです。
BOCCO ユーザーインタビュー:https://youtu.be/Kjf2xHN09QM
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株式会社フィラメント CEO 角 勝 氏
発売時からBOCCOをご自宅で活用してくださっています。
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坂本:角さんが「BOCCOってお母さんの手助けをする冷蔵庫の書き置きのような役割をしてくれる存在だと思うんだよね」って仰っていたのが、ずっと心に残っていて。BOCCO emoのアプリでは、家の中で何が起こっているのかわかる掲示板のような要素をTOPページに持たせたいなと思ってデザインしました。
前田:BOCCO emoアプリは声の記録がふり返りやすくなりましたよね。
坂本:そこもこだわって作りました。BOCCO emoアプリは3つのデザイン方針があるんです。
" 迷わない "
" 一覧できる "
" ふり返りやすい "
坂本:最後の「ふり返りやすい」は、青木さんとの思い出に紐づいていて。一緒に移動している時とか、お子さんの声をよく嬉しそうに再生して聞かせてくれたんですよ。
でも、「あの声なんだっけな?」ってアプリ内をずーっと遡って探すことがよくあって。「あぁ、ここを解消してあげたいな」って感じたんです。
そこから作ったのが「お気に入り機能」。
「この声また聞きたいな」って思ったら、お気に入り登録できて、一覧で表示されるようにして振り返りやすいようにしました。春頃のアップデートで使えるようになるので、楽しみに待っていていただけると嬉しいです。
左:ディレクター 前田 、右:デザイナー 坂本
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他にも、BOCCO emoの世界観を伝える絵本作りや、電源を抜かれない、「飽き」を越えるの挑戦など、まだまだ話は続きます。続きはぜひ、ユカイ工学noteでご覧ください。
BOCCO emo 公式HP
https://www.bocco.me/
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ユカイ工学note
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