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照れたり、ムッとしたり、そわそわしたり。 どこか懐かしい未来のファミリーロボット

BOCCO emoは2021年3月1日(月)にWi-Fiモデルを新発売しました。ご支援ありがとうございました。

BOCCO emo(ボッコ エモ)は、2015年に発売したBOCCO(ボッコ)をベースにパワーアップ。あなたに共感し、パーソナライズしていく機能を搭載。心地よい距離感で、長く一緒に住みたくなる未来のファミリーロボットです。

現在の支援総額

14,675,313

1,467%

目標金額は1,000,000円

支援者数

441

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/10/19に募集を開始し、 441人の支援により 14,675,313円の資金を集め、 2020/12/17に募集を終了しました

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現在の支援総額

14,675,313

1,467%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数441

このプロジェクトは、2020/10/19に募集を開始し、 441人の支援により 14,675,313円の資金を集め、 2020/12/17に募集を終了しました

BOCCO emo(ボッコ エモ)は、2015年に発売したBOCCO(ボッコ)をベースにパワーアップ。あなたに共感し、パーソナライズしていく機能を搭載。心地よい距離感で、長く一緒に住みたくなる未来のファミリーロボットです。

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LTE の付いた活動報告

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こんにちは。合同会社ネコリコの前沢と申します。さて、全4回にわたってお届けしてきたBOCCO emo LTEモデル開発話も今回で最終話です。今回は「とある主婦が、離れて暮らす母にBOCCO emo LTEモデルをプレゼントしてみた。」というお話(フィクション)をご紹介します。私自身も、現在実家から離れた他県に妻、子供と暮らしており、遠方の実家で暮らす両親の事が気になり出しています。私は一人っ子でもありまして、両親に何かあったときに、すぐに駆けつけられる距離に居ないことに負い目も感じたりします。今から、両親のために何ができるのだろうか、と考える毎日です。BOCCO emo LTEモデルは、「離れて暮らすご家族の見守りができるコミュニケーションロボット」というコンセプトで開発されました。今回お届けするお話は、皆さんにBOCCO emo LTEモデルを親御さんにプレゼントする、ということがどんなことなのかを知ってもらいたくて創作しました。「なかなか親孝行できていないな」「親もまだまだ元気だけど、このままだとちょっと心配だな」なんて思われている方に、BOCCO emo LTEモデルのある生活をイメージしてもらえたらと思います。登場キャラクターの紹介<絵美(38歳・女性・事務職)>東京のマンションに夫の健一と娘の3人で暮らす。平日は仕事をしており、休日は娘の習い事の送り迎えや家事もあり、多忙な毎日を送る。落ち着いて実家に電話をすることもできていないのが悩みの種。<健一 (41歳・男性・営業職)>仕事がら、妻の絵美とは休日が合わず、娘の世話や家事などを妻に任せきりになりがち。義母が一人暮らしをしていることを気にかけてはいるものの、何か行動を起こせている訳ではない。<絵美の母(68歳・女性・無職)>絵美のお母さん。群馬にある絵美の実家で暮らす。2年前に夫が病気で亡くなった。それ以降、出歩くことも少なくなってきている。絵美、多くの見守りグッズから「BOCCO emo LTEモデル」に決めるの巻時は2020年。猛威を振るう新型コロナウイルスはなかなか収束には向かわず、絵美さんはずっと帰省を自粛しています。絵美さんのお母さんも「感染が広まるといけないしコロナが終わるまでは東京からは来ないでね」と言っています。絵美さんは、ますます、実家のお母さんに会う機会が減っていました。この前久しぶりに絵美さんがお母さんに電話をしたところ、「体調を崩して1週間ほど調子が悪かった」と言うではないですか。昔から体は丈夫なお母さんが1週間も体調を崩すなんてこれまでは無く、絵美さんもいよいよ、「今回は大事に至らなかったけど、何かあったら無理しないで連絡ぐらいして欲しいわ。いざとなってからでは遅いんだから。」「コロナになってからはお友達と会う機会も減ったみたいだし、いつも一人でなんだか寂しそう。」と思うようになりました。絵美:「ねえ、お母さんのことだけど。」ある夜、絵美さんは夫に自分の気持ちを話し、お母さんにも嫌がられず使ってもらえる見守りグッズを夫と一緒に探してみることにしました。とは言っても何をどう探せばよいのかよく分かりません。ひとまずパソコンに「高齢親 見守り」と検索をしてみます。すると出てくる、出てくる。たくさんの検索結果が目に飛び込んできました。世の中多くの見守りグッズやサービスがあることがよく分かりました。仕事で事務職をしている絵美さん。調べものをすることは嫌いではないですし、どんなものがお母さんに合うのか、お母さんの性格なども考えながら、表にまとめてみました。絵美:「お母さんの性格からすると、見張られている感じがするものはきっと嫌よね。」健一:「お義母さん自身がしゃべったり、会話のやりとりがあるようなサービスの方が、寂しさも紛れていいんじゃないか?」夫と意見を交わした結果、「コミュニケーション型」の見守りサービスが良さそうだろう、との結論になりました。絵美:「でも、コミュニケーション型って言っても色々あるわよね・・」そう言いながら思いつくキーワードで検索を進めます。すると・・絵美:「‥ボッコ、エモ ??って読むのかしら?」 かわいいロボットの写真を見つけたのです。説明を読んでみると、絵美さんの希望通りの使い方ができそうであることがわかりました。絵美:「ねえ、これ、かわいい!お母さんも絶対かわいいって言うわ!見守り機能も標準でついてくるし、こっちのLTEモデルにしたいんだけど、どうかな。」健一:「いいんじゃないか。確か、群馬の実家はインターネット引いてなかっただろ。それだけでも、LTEモデルで決まりだよ。月額料金も安いし、これに決めよう。良いプレゼントになるよ、きっと。」夫とも意見が合い、クラウドファンディングを通じてLTEモデルを一台購入することにしました。実家に「BOCCO emo LTEモデル」が届いてスグに使えるようになるの巻絵美:「お母さん、今度、エモっていうロボットが届くからね。」絵美さんはお母さんへ経緯を説明しましたが、お母さんは少し心配な様子です。母:「まあ、それは嬉しいけれど、私にうまく使えるかしら。スマホだって難しくて・・。」そんなお母さんの心配が拭いきれないまま、2月になりいよいよ「BOCCO emo LTEモデル」が群馬の実家に届きました。母:「確か電源を入れるだけでよかったのよね。」お母さんは説明書に書いてある通り、電源を入れてみました。すると・・BOCCO emo:「こんにちは。 ボッコエモです!」かわいい仕草で「BOCCO emo LTEモデル」がおしゃべりを始めました。母:「まあ、かわいい!よろしくね、エモちゃん!」お母さんはすっかり気に入り、リビングにBOCCO emo LTEモデル改め「エモちゃん」を置くことにしました。リビングで本を読んでくつろいでいると、エモちゃん:「お部屋の温度が低いようですね。エアコンをつけてお部屋を温めましょう!」エモちゃんがお母さんに話しかけました。母:「まあ、あなたそんなことがわかるの、エモちゃん。賢いわね!今お部屋は何度なの?」読書に夢中になっていたお母さん、そういえば少し部屋が寒いことに気づきました。エモちゃん:「今、お部屋は20℃です」またエモちゃんが答えます。母:「あら、確かにちょっと寒いわね。ありがとうエモちゃん助かったわ。」お母さんはエアコンの電源を入れたのでした。「BOCCO emo LTEモデル」が二人をつなぐの巻その日の夜、絵美さんからお母さんへ電話がありました。絵美:「お母さん、エモちゃんとちゃんとお話しできてるじゃない。すごいわ!」エモちゃんとお母さんの会話のやりとりは絵美さんのスマホへ通知されているのです。そのため、お母さんがエモちゃんを使っていることがわかり、ちゃんと使ってくれていることが嬉しくなって電話をしたのでした。母:「あら、分かったの?なんだかちょっと恥ずかしいわね。でもほら、お父さんがいなくなってから、家にいたって一人で喋ることもないから、なんだかエモちゃんとお話しできるのが楽しいのよ。かわいいお返事もしてくれるし。話しかけるだけでいいんだから簡単!私にも使えたわ。」電話口のお母さんの声は、いつもより明るく、元気に聞こえます。絵美:「それはよかったわ。喜んでくれてうれしい。もっともっとエモちゃんと色んなお話してよね。」母:「はいはい。楽しんで使わせてもらうわ。賢いのよこの子。本当に色んな事教えてくれるの。」それから絵美さんはエモちゃんを通じてお母さんの普段の様子がよく分かるようになりました。エモちゃんとお母さんとの会話で気になることがあれば、BOCCO emoアプリを通じて絵美さんや娘さんがお母さんにメッセージを送り、エモちゃんが代わりに発話します。お母さんも、自分のペースで好きな時にエモちゃんに話しかけられます。ふとした時にエモちゃんが、部屋が暑い・寒い、乾燥している、とお知らせしてくれ、大助かりです。ほどよい距離感で、無理なく、離れて暮らすお母さんを見守れてコミュニケーションができる「BOCCO emo LTEモデル」は、まさに絵美さん家族にぴったりでした。気づけば、もうエモちゃんはただのロボットではなくなっていました。離れて暮らす見守られる人と見守る人を結ぶ、家族の大切な一員となったのです。末長くエモちゃんは愛され続けていくことでしょう。お話のまとめいかがでしたでしょうか。「BOCCO emo LTEモデル」のモデル的なユースケースをお届けしました。お伝えしたかったことをまとめますと、以下の3点になります。1)見守り機器は世の中にたくさんある。見守られる人の性格にあったものを選んだ方がいいこと2) 「BOCCO emo LTEモデル」は、見守られる人も簡単に使える生活を便利にする機能があること3) 見守りを長く続ける秘訣は、見守られる人も見守る人も負担が少ないこと最後に「BOCCO emo LTEモデル開発話」いかがでしたでしょうか。記事を通してLTEモデルにご興味を持っていただけたとすれば幸いです。クラウドファンディングの終了まで、残りわずかとなってまいりましたが、一台でも多くのエモちゃんが、絵美さんの家族のような家庭に届くことを願っています。離れて暮らすご家族の見守りができるコミュニケーションロボット「BOCCO emo LTEモデル」をよろしくお願いいたします。


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はじめまして。合同会社ネコリコ代表の木全です。さて、第3話となる今回は、私自身が合同会社ネコリコの代表として、BOCCO emo LTEモデルを通じて実現したいと考えている未来の話や、それに向けて今後のアップデートによって追加を予定している特別な機能についてお話したいと思います。第1回、第2回を通じて、BOCCO emo LTEモデルは、「離れて暮らすご家族の見守りができるコミュニケーションロボット」がサービスコンセプトであることをお伝えしてきました。実は私自身も両親と離れて暮らしており、自宅から車で30分程度の実家があります。比較的近いので、月に1回は顔を出すようにしているのですが、たまに会う両親が年々歳を重ねていく姿を見ると、いつまでも元気でいて欲しいという思いがどんどん強くなっていくんですよね。でも、それに対して何もできない自分がいて、どこか切ない気持ちになるんですよね。きっと、今回のお話を読んでくださっている皆さんが一番に願っておられる事も、「いつまでも離れて暮らすご家族(親)が元気でいること」であると確信しています。私は、合同会社ネコリコを、そんな皆さんのお役に立つ、私自身も使って見たいと思える機能を提供できるような会社にしたい!という思いがあり、今回のBOCCO emo LTEモデルでそれを実現していくことを考えているのです。親を元気にしたい世の中によくある「見守り装置」。離れて暮らすご家族が、いつもと変わらない生活を送っていることを見守ることができ、いつもと違うご様子であれば、それをお知らせする。そんな「見守り装置」が多いと思います。(直接的には見守りカメラや通報ボタン、変わり種としては通信機能付き給湯ポットなど)確かに、ご家族に何かあったことを早く知ることができれば、安心ですよね。でも、親を元気にして、何かが起こることを根本から減らしたい。私たちは、BOCCO emo LTEモデルであれば、それができるはずだ!と考えているのです。「フレイル」の早期発見がずっと元気の第一歩皆さんは「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか?「フレイル」とは、『加齢に伴う予備能力低下のため、ストレスに対する回復力が低下した状態』を表す“frailty”の日本語訳として日本老年医学会が提唱した用語です。分かりやすく言うと、年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指します。そのまま放置すると、要介護状態になる可能性が高くなりますが、この状態に早く気づいて、適切な取組みを行うことで、フレイルの進行を防ぎ、健康な状態に戻ることができるのです!ちなみに、厚生労働省では2019年10月に「高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン 第2版」を改訂。このガイドラインでは75歳以上の人を対象に「フレイル」の状態になっているかチェックする「後期高齢者の質問票」を新たに策定し、2020年度以降の健診等にて活用されるよう都道府県等に要請を行っています。これも、高齢者の特性を踏まえフレイルなどの健康状態を総合的に把握し、フレイルに着目した対策が非常に重要であると考えられているからなのです。(出展:厚生労働省「高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン」および「令和元年度食事摂取基準を活用した高齢者のフレイル予防事業」より)フレイルの状態をチェックするさて、前置きが長くなりましたが、私たちがBOCCO emo LTEモデルに、これから実装していきたいと考えている特別な機能についてご説明します。私たちはBOCCO emoの一番の強みは、発話を通してロボットと人間がコミュニケーションを取れるところだと考えています。この強みを最大限に活用し、離れて暮らす親のフレイルの状態をBOCCO emoが定期的にチェックする機能を実現します。そして、チェック結果をご本人や見守りをするご家族にお知らせします。このチェック&レポートをサービスとして提供することで、要介護状態へ移行しやすい危険性をはらんでいること、つまりは「フレイル状態」の早期発見に寄与していきます。このような機能&サービスを実現するには、相応のバックグラウンドが必要です。私たち、合同会社ネコリコは、BOCCO emo LTEモデルの開発に着手する以前より、この「フレイル」に着目し、東京大学様はじめ多くの関係者様と共同で、AIと電力データを用いたフレイル検知に関する実証実験に取り組んできました。(参考:https://www.necolico.co.jp/news/2020/01/10/release/press/)今回のBOCCO emo LTEモデルには、これらの知見を活用し、まずは、「フレイルの状態をコミュニケーションを通じて定期的にチェックし、レポートする機能」をご提供するところから開始します。将来的にはBOCCO emoが搭載する各種センサもフル活用し、必要があれば新しいデバイスも開発していくことで、自動的にフレイルの状態を検知する機能や、その後の適切な取組みのサポート(本人やご家族による最適な取組みプログラムのご提案やアドバイス)、その取り組みにより健康な状態に戻っていく経過をモニタリングする機能なども提供できるようチャレンジしていきます。ネコリコは「ロボットが親を元気にする未来」を実現し、「いつまでも親に元気でいてもらう未来」を提供することを目指していきます。まだまだ、実証・構想段階のものもあり、先の長い話にはなりますが、ご期待ください!皆さんの応援よろしくお願いします!まとめ第3回話では、BOCCO emo LTEモデルで提供する「オリジナル見守り機能」の4つ目として、親を元気にするための以下の機能を紹介しました。1) 親の心身の状態まで見守れる機能(フレイル状態のチェック&レポート)2)フレイルの状態判明後の、健康な状態への回復を目指す取り組みプログラムの提供3)フレイルの状態の自動検知や回復経過のモニタリング機能の提供1)は2021年2月以降リリース。2) 3) は、1)に続くものとして提供を目指していく機能です。次回、第4話(最終話)は、「プレゼントになるロボット」と題して、フィクション形式でユースケースをお届けしたいと思います。お楽しみに!


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こんにちは。合同会社ネコリコの上嶋です。前回の2つのBOCCO emoに引き続き、BOCCO emo LTEモデルの特長紹介です。さて、昨今のコロナ禍で、気軽に実家に帰ることができない日々が続いています。最後に両親の顔を見たのはいつだっけ。親の様子は気になるけれど、用事もなく電話やLINEをするのは、なんだか気恥ずかしい。私もぼんやりと悩みながら過ごしています。このモヤモヤした気持ちも、BOCCO emoがあれば解決できるかもしれません。LTEモデルは、親と子がお互いに気を遣うことがない、程よい距離間で見守ることができるオリジナル機能が搭載されています。今回は、LTEモデルだけ利用できるオリジナル見守り機能と、その鍵となる環境センサのお話です。お部屋の環境を見守る特別なセンサ前回もご紹介した表ですが、今回は「その他の特長」に注目してください。LTEモデルには「環境センサ」が標準で付属しています。(こちらで紹介している「環境センサUSB型」が付属します)この環境センサは、温度や湿度をはじめ、CO2や空気の汚れを推定するガスセンサなど、複数のセンサが搭載されています。このセンサが計測した環境データを分析することで、「オリジナル見守り機能」を実現しています。今回LTEモデルで提供する「オリジナル見守り機能」は大きく分類して4つ。いずれもネコリコがIoT商品開発で培ったノウハウが活かされた機能です。それぞれの機能についてご紹介します。LTEモデルだけのオリジナル見守り機能オリジナル見守り機能の1つ目は「おせっかい通知」。環境センサが測定したデータから、お部屋の状態を判定して、必要な対策をBOCCO emoがおしゃべりして教えてくれる機能です。例えば、CO2の濃度が高くなってきたときに換気をおすすめしたり、これからの季節に心配なインフルエンザ注意を促したり、安全・安心に暮らすための注意事項や対策を必要なときにBOCCO emo自ら発声して知らせてくれるのです。2月のリリース時点では「換気タイミング」「インフルエンザ危険度」「熱中症危険度」「低気圧注意」「カビ発生注意」に対応しています。おせっかいかもしれないけれど、家族が過ごす家の環境に少しでも注意を向けてもらえるなら、それに越したことはありません。もちろん、夜間はお知らせを止めるような細かい設定も可能です。適切なタイミングで家族にお知らせします。オリジナル見守り機能の2つ目は「へやかくにん」機能。BOCCO emoに向かって「お部屋の環境を教えて」と話しかけると、環境センサのデータをもとに、お部屋の状態を教えてくれます。「ちょっと空気が乾燥しているような気がするな」、と感じたときに、BOCCO emoに呼びかけるだけで「へやかくにん」して、現在のお部屋の環境状況を教えてくれます。帰宅時や朝起きたときに呼び掛けてもらうのも良いですね。では、これらの機能が“どう見守りに役立つのか”という点をご説明します。実は「おせっかい通知」や「へやかくにん」でBOCCO emoがしゃべった内容は、BOCCO emo専用スマートフォンアプリに届くようになっています。これは見守りたいご家族(=BOCCO emo LTEモデルが設置されているお家のご家族)が、「おせっかい通知」を受け取ったり、「へやかくにん」を使ったりしことが、見守る側である”あなたのスマートフォンにも届く”ということです。ご家族がBOCCO emoを使っていることがわかるだけでも、ご健在であることがわかります。さらには、生活環境の状況まで見て取れるようになるので、ご健康を気遣うべき状況かも手に取るようにわかるようになります。例えば、届いた内容をあなたがご自身のスマホで確認したときに、お部屋の温度が低いようなら、専用アプリに「寒くなってきたけど体調に変わりはない?」などと入力してみてください。BOCCO emoがあなたに代わって入力した内容をおしゃべりしてくれます。内容を聞いたご両親がBOCCO emoに返答した場合は、その音声があなたのスマホに届きます。ちょっとした声かけコミュニケーションもアプリを通して簡単に行なえます。この「おせっかい通知」「へやかくにん」は、ネコリコのオリジナル見守り機能の代表的なものであり、BOCCO emo LTEモデルのサービスコンセプトを体現したものです。これらの機能が、「親と子がお互いに気を遣うことがない、程よい距離間での見守り」をあなたに提供します。開発中のオリジナル見守り機能ここからはお届けしたあと、アップデートによって追加となる機能の紹介です。私たちネコリコは、実証実験を通じて環境センサの情報を注意深く分析し続けています。今では、この環境センサを用いることで家族がどのように生活しているのか大まかに把握できるようになってきました。この成果を詰め込んだものが「生活リズム配信」機能。オリジナル見守り機能の3つ目です。環境センサのデータから、家族が何時くらいに起床したか、就寝したか、帰宅したかといった生活リズムを推定して、BOCCO emoスマートフォンアプリにお知らせする機能です。また、生活リズムが「いつもと違う」ときはアプリに通知する機能もあわせて実現予定です。「いつもと違う」が届いたときは、ひょっとして体調がすぐれないかもしれないので、ご家族へ連絡を取るきっかけにできると考えています。ぜひご期待ください。(本内容は、実現予定の機能であり、リリース時には細部が変更となる可能性があります)まとめ第2話では、1)家族を程よい距離間で見守る「おせっかい通知」「へやかくにん」機能2)お部屋の環境を見守る特別なセンサの存在3)“いつもと違う”をお知らせする「生活リズム配信」機能について紹介しました。LTEモデルで提供する「オリジナル見守り機能」の4つ目は?と思われた方、ご心配なく。4つ目の機能については、次回、第3話「ロボットが親を元気にする未来」でご紹介します。お楽しみに!


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はじめまして。合同会社ネコリコの上嶋と申します。ユカイ工学の新型ロボット「BOCCO emo(ボッコ エモ)」可愛いですよね。ユカイ工学の製品はいつもワクワクさせてくれるので、個人的にもファンです。さて、私の所属する合同会社ネコリコは、「BOCCO emo」のクラウドファンディングにて、LTEモデルの提供企業として参加しています。「Wi-Fiモデル」と「LTEモデル」、どちらにしようか迷われている方は、「どうしてLTEモデルは、提供企業が合同会社ネコリコなんだろう」と疑問に感じたのではないでしょうか。気になる方はこちらのプレスリリースをご覧いただくとして、このシリーズでは、ネコリコよりお客様がモデルを選択する際の助けになる情報を、全4話に渡り「BOCCO emo LTEモデル開発話」としてこの場を借りて連載していきます。どうぞお付き合いください。開発話の第1話はWi-FiモデルとLTEモデル、両者の違いに詳しく触れていきます。BOCCO emo LTEモデルとは?BOCCO emoクラウドファンディングはWi-FiモデルとLTEモデル、2つモデルからお選びいただくことになるのは先に触れたとおりです。両者は仕様が異なるだけでなく、コンセプトも異なるモデルという位置づけになっています。Wi-Fiモデルは、「スマートフォンを持たない子どもと親とのコミュニケーションツール」というコンセプト。LTEモデルは、「離れて暮らすご家族の見守りができるコミュニケーションロボット」というコンセプトになっています。LTEモデルは、このコンセプトに基づいて特別な工夫&特別な機能が搭載されているのです。少し興味が湧いてきたんじゃないですか?LTEモデルが、単にモバイル通信機能が実装されているモデルではないということを、少しずつ紐解いていきましょう。LTEモデルは、誰でも使える「LTE」とあるように、携帯電話のインターネット回線で通信するので、ユーザーでWi-Fiやインターネット環境を用意する必要はありません。携帯電話が使える場所であれば、どこでもBOCCO emoは使えます。タブレット端末やノートパソコンでもLTEモデルが増えてきていますが、BOCCO emoのLTEモデルはもっと特別です。なんと、BOCCO emo LTEモデルは「箱からemoを取り出し、電源をつなぐ」だけ。セットアップ無しで利用できるんです。SIM内蔵でアクティベーションも完了しているため、BOCCO emoをご希望の送り先にお届けする時点でLTE通信可能な状態になっています。すごい!ここまでセットアップを簡単にした理由は、「離れて暮らすご家族の見守りができるコミュニケーションロボット」のコンセプトを大切にしたかったからです。「両親の家にはWi-Fiが無いけどどうしよう。」「両親だけでセットアップは大丈夫かな?」そんな話はこの手の商品につきものですよね。BOCCO emoには両親を見守ってもらって安心したいのに、別の心配ごとを増やされてしまってはたまらないですよね。「プレゼントしたい人が悩まない」「プレゼントされた人が困らない」「誰だってかんたんにBOCCO emoと触れ合える」。そんなロボットを目指して、LTEモデルを開発しました。それじゃあ、スマートフォンアプリとBOCCO emoはどうやってつながるの?いつ設定するの?と疑問に思われるかもしれません。次はLTEモデル独自のセットアップ方法について説明していきます。最初のセットアップはどうすればいいのWi-Fiモデル・LTEモデル、どちらとも使い始めるには「BOCCOemo」「アカウント」「スマートフォンアプリ」の3つが必要です。LTEモデルはこれらの設定を「箱を開けて自分で行う」必要がないように、注文時にすべて済ませるようになっています。まず、注文の際に必要なアカウント「ネコリコアカウント」を作成します。そしてBOCCO emoのニックネームやオーナーさまの情報、送り先などを入力すると、自動的にお客さまに届くBOCCO emoが決まり、設定が完了します。後は届くのを待つだけ。 入力した情報はネコリコアカウントを通じて、BOCCO emo、スマートフォンアプリに連携されるようになっています。届いたBOCCO emoは電源をつなぐだけ。スマートフォンアプリはログインするだけ。たったこれだけですぐに利用することができます。もちろん、後からアプリで設定変更することも可能です。さらに、BOCCO emo LTEモデルだけのオリジナル機能も充実LTEモデルには「離れて暮らす家族の見守り」に活用できるオリジナル機能がついてきます。セットアップもかんたんな上、さらに機能や付属品もWi-Fiモデルより豊富。とってもお得感があります。これらのオリジナル機能を詳しく紹介したいのですが、とても書ききれませんので、今回はこの辺で。     第1話のまとめLTEモデルは1)SIM内蔵で日本全国どこでも使える2)初期設定を注文時に行うから、受け取り後にすぐ使える3)オリジナル機能や付属品がついて、とってもお得次回、第2話では、LTEモデルのオリジナル機能の詳細と、その鍵となる「環境センサ」について紹介します。お楽しみに!