9月22日、調べた結果、近くの比較的近く(タクシーで片道1300円くらい)の病院で未承認薬を購入出来ることがわかりました。
辛そうにしているしゃぶしゃぶには悪いですが、朝イチで病院へ。
血液検査、エコーを撮ってもらいました。
貧血、炎症、肝機能の低下、総蛋白の上昇が見られます。
腹部には4cm〜5cmの腫瘍ができていました。
FIPの確定診断には、しゃぶしゃぶの身体に針を刺して腫瘍の一部を採取し、検査しなければわからない。しかし検査結果から鑑みるにほぼFIPのドライタイプだろう。とのことでした。
しゃぶしゃぶの今の体力では身体に針を刺す検査に耐えることができないと言われましたし、私も無闇に痛い思いをさせたくなかったので、FIPだということで未承認薬を購入して治療を始めることにしました。
ただ、ひとつだけ良かったことがありました。しゃぶしゃぶの血液検査の結果は中期にしては辛い方だそうです。初期か中期かの境目は「眼の症状があるかどうか」になります。
しゃぶしゃぶは昨年の12月にぶどう膜炎になり、今年の6月に眼球摘出をしているので「眼病変あり」と判断されました。
もっと衰弱した猫ちゃんが回復したこともあるとのことで、かなり希望が見えます。
ただ、しゃぶしゃぶの体重はその時5.3kg。ピークの時は6.3kgありました。成長期なのでまだ大きくなるでしょう。
体重が増えるにつれて薬の量は多くなり、5.3kgでも1日25,500円分の薬が必要だと言われました。
84日間続ける必要があるので、薬代だけで200万を軽く超えます。
お金のことは一度、置いておいて、飲ませてみないと回復するかどうかもわかりません。
なので、その日は1週間分の未承認薬を購入しました。
検査代とあわせて222,970円になります。
私が人生でカードで支払った最高額でした笑
熱が出たら、3日くらいならば前の病院で処方してもらったステロイドを飲んでもよいとのことでした。
家に帰ってすぐ、購入した未承認薬をしゃぶしゃぶに飲ませました。
大きいカプセルを5個も飲まないといけない上に、一緒に飲む水の量も制限されているので大変だったと思いますが、頑張って飲んでくれました。
飲んですぐに変化はなく、具合が悪そうに私にくっついていました。
夜は熱が出て、辛そうにしていたのでステロイドを1錠。
どれだけ辛くても、さすが食欲の化身、ご飯だけは絶対に食べてました。
この食欲のおかげで今まで生きてこれたんだと思います…