全13回でお送りするインタビュー企画、
第1回目です!
今日は、wordplayの最初の1曲、
「♪Time for wordplay」について
お聞きししたいと思います。
よろしくお願いします!
この曲は、
ミュージカルというものにとって
すごく重要である“オープニング”の曲です。
絵本の最初の1ページや、
小説の初めの1文が肝心であること同じで、
この作品がどんな世界観なのか、
キャラクターはどんな性格なのか、
お客さんが楽しみながら想像できるよう制作をしました。
本番でも、キャストたちの可愛さや
個性の豊かさが相まって
素晴らしいオープニングになっていて、、
あの時の感動は忘れられないです。
私、歌い出し前の「ポンッ♪」という音が
可愛らしくてすごく好きなポイントです。
あのイントロは僕も気に入っています。
おもちゃ箱のフタが開いて
眠っていたおもちゃたちが動き出すような、
アルファベットたちに息が吹き込まれる瞬間って感じがしますよね。
ひとつひとつの文字が生きている、
という発想はなかなかないですよね。
そうですね。
以前、小学校と中学校で
英語の先生をしていた時に
あるクラスで
「自分の身に付けているものや
身の回りにあるもので英語を探してみよう!」
と言ってみたことがあったんです。
そうしたら、クラスのほとんど全員が
自分の着ている洋服から英語を見つけていて。
特別意識することはないけれど、
いつも近くにいて、なくてはならないのが、文字。
“これが生きていたら面白いな”と思ったことも
wordplayが生まれたきっかけのひとつです。
そうだ、歌詞にも
「We are in your name.
We are on your clothes.
(僕らは君の名前の中にも、
洋服の中にも、隠れているよ)」
という部分がありますねよね。
そうそう。
これのほかにも、歌詞の中で
好きなものはたくさんあるのですが
特に「So why don’t you play with us?
(さぁ、僕たちと一緒に遊ばない?)」
というところ。
ここはこの曲にとって、
特に大事なメッセージだと思っています。
たしかに。
アルファベットたちが
“wordplayの世界へようこそ!”
と迎え入れてくれている感じがして、
嬉しくて楽しい気持ちになります。
ある人は元気いっぱい踊っていたり、
ある人は変なポーズをしていたり、
ある人はのんびりしていたり、本当に自由な空間です。
可愛くて楽しいだけじゃない、
個性溢れるアルファベットたちのお話が始まるよ!
一緒に楽しもうよ!
こんな風に、ワクワクを共有する。
それが「♪Time for wordplay」の見所です。
次回もお楽しみに★