はじめに・ご挨拶
興味をもっていただいてありがとうございます。
みなさまに応援したいと思っていただけるようしっかりと思いを言葉にさせていただきました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
初めまして、和定 正洋(わさだ まさひろ)と申します。
今回、キッチンカーの運営にあたり合同会社 大和(やまと)を立ち上げました。
神戸生まれ神戸育ちの僕が地元神戸からスタートして全国のまだ見ぬ仲間とお客様に出会う為のプロジェクトです。
「おもしろそうだな」と思っていただいた方とこのプロジェクトを通じてまずは神戸から、そして全国へ元気と笑顔と美味しい料理をお届けします。
みなさまよろしくお願いいたします。
プロジェクトを立ち上げた背景
今年35歳になる僕は高校2年生から18年間ずっとひとつの飲食店で働いてきました。
そのお店を今年8月末で退社しました。
これだけ長く働かせてもらえたこと、色々経験させてもらえたこと等、感謝しきれない程たくさんの思いがあります。
その一方でひとつだけ、最後までどうしても受け入れられない所がありました。
「人を大事にしない」という所です。
新型コロナウイルスの影響で今まで以上にその部分が浮き彫りになり、このまま続けていくと、いつ自分が大事にされない側になってしまうか分かりません。
身を粉にし、苦楽を共にしてきた仲間がメールや電話ひとつで解雇されていく姿を見て「もうここには居られない」と強く感じました。
それと同時に人を大事にできる会社を自分で作ろうと決意しました。
他人の会社の為にこんなに頑張れるなら自分の為にもっともっと頑張れるし、もっと良いもの・良い会社が作れる自信があります。
オカンとの約束
18年間同じお店で働いていたのには理由がありました。
それは「ここで頑張って続けていたらお前にもお店を持たせてやる」とオーナーに何度も言われていたからです。
初めて言われたのが高校を卒業してすぐくらいだったと思います。
まだまだガキだった僕は嬉しくてオカンにも言いました。
するとオカンは自分のことのように凄く喜んでくれた記憶があります。
定期的に「店を持たせてやる」と言ってくるオーナー、「まだ店持たせてもらえないの?」と聞いてくるオカン
辞めさせない為の嘘だと途中で気付いていましたが何も行動に起こせませんでした。
そんな中、2018年7月オカンから「一緒に病院にきてほしい」と連絡がありました。
病院に行くと医者から「お母様はALSという国の難病に指定されている病気です」と告げられました。
ALSを題材にしたドラマ「僕のいた時間」を見たことがあったので、これからどうなっていくのかすぐに理解できました。
なぜこの病気なのか、なぜオカンなのか。
正直、見えない所でめちゃくちゃ泣きました。
自分がしてあげられることが多くない分、出来ることは精一杯やってきました。
でも、どんどん身体が動かなくなり、体重が減り、会話が出来なくなり、そして2019年8月7日、永眠しました。
診断されてから約1年、本当にあっという間でした。
話せなくなる数日前、絞り出すように「店はまだなん?ずーっと待ってるのに」
と言われた時、先に諦めていた自分が恥ずかしくなってこのままじゃダメだと思い
「もう作ってくれる気ないと思うから自分で始めるわ」
と言うとオカンは真っ直ぐ僕を見つめながらゆっくり瞬きをして"わかった"と合図をしてくれました。
その数日後に息を引き取ったオカンの前で自分のお店を持つことを改めて誓いました。
僕が店を持つことがオカンの夢でもあったんだと思います。
生きている間にたいした親孝行をしてあげられなかったけど自分のお店を持つことでこれからも親孝行を続けていけたらと思いました。
そしてオカンの命日でもある8月7日に合わせて2020年8月7日、合同会社 大和を立ち上げました。
オカンの形見のようなこの会社がみなさまから長く愛されるように取り組んでいきたいと思います。
ロコモコからスタート
僕が売り出そうと思っているのは牛肉100%のロコモコです。
ハンバーグもソースもオリジナルを手作りで作ります。
何度も試作を重ね、これなら納得してもらえると思える内容に仕上がりました。
手作りで愛情たっぷりのハンバーグとご飯で元気になってもらえたらと思います。
初めは一種類ですが、味のバリエーション、メニューのバリエーションをどんどん増やしていく予定です。
場所は神戸市内(主に中央区)で出店しますが、キッチンカーですので出店場所が変わる場合があります。これからHPやSNSを立ち上げて進捗状況、出店場所など発信していきます。
このプロジェクトで実現したいこと
まずこのプロジェクトで1台目のキッチンカーを購入します。
そこで得た利益で2台目、3台目とキッチンカーを増やし、活動範囲も広げ、やがて日本全国で大和のキッチンカーを走らせたいと思います。
そして自分達でキッチンカーイベントを主催したりして移動販売業界を盛り上げていきたいと思っています。
「いいですね」「やってみたいです」レベルではなく「絶対に声かけてください!!」と言ってくれている仲間がすでに何人かいます。
本当にありがたいことです。
そういう仲間の為にもお店を、会社を大きくさせていきたいです。
みんなそれぞれの職場で冷遇されていたりするので、その仲間の為にも僕は全力で頑張ります。
資金の使い道
キッチンカーの購入費用
機材、資材、食材の購入費用
広告宣伝費
クラウドファンディングの手数料
リターンのご紹介
5,000円
サンキューレター
(感謝の気持ちをお手紙で送らせていただきます)
10,000円
サンキューレター+写真
(感謝のお手紙+キッチンカーの実物の写真を送らせていただきます)
30,000円
サンキューレター+special thanks
(感謝のお手紙+HPが完成したらspecial thanksとしてお名前を掲載させていただきます)
50,000円
サンキューレター+special thanks+チケット10食分
(感謝のお手紙+HPが完成したらお名前を掲載+大和で使えるチケット10食分)
100,000円
サンキューレター+special thanks+チケット30食分
(感謝のお手紙+HPが完成したらお名前を掲載+大和で使えるチケット30食分)
1,000,000円
サンキューレター+special thanks+大和で使える「パスポート」のご提供(1日で3食分まで)
(感謝のお手紙+HPが完成したらお名前を掲載+大和で使えるパスポート)
最後に
ずっと飲食しかしてこなかったのでよく言われる「長時間労働・低賃金」それが普通の世界でした。
「自分はこんなに頑張ってるのに貧乏」そう思っていました。
でもある時テレビで相対的貧困の家庭を題材にしたドキュメンタリーで、自分よりもっと働いてるのに子供に十分なご飯を食べさせてあげられない家庭を見て胸が痛んでいる自分がいました。
自分より苦しい生活をしている人がこんなにいるのか
自分はまだ恵まれてる方ではないのか
何か力になれることがしたい
こういう家庭がなくなってほしい
困っている人を救いたい、何か人の役に立ちたい
色んな気持ちが生まれました。
そしてキッチンカーなら困ってる人の所にこちらから行けるし、被災地での支援活動など、行政と協力して出来立ての美味しい料理を無償で提供できるような取り組みをしたいと思いました。
キッチンカーなら自分のスキルを生かせて、人を大事にしない会社から離れて自分で作った会社で自由度も高く、自分の店を持つというオカンとの約束も果たせて、大好きな仲間と一緒に、困ってる人たちの元へこちらから行くことの出来る自分に合った最高の仕事
だと、全てが繋がった気がします。
元々僕には自分だけ良い思いが出来ればいいという考えがないので、仲間や今まで自分と関わってくれた方々、これから出会う方々が少しでも幸せになれるよう、このプロジェクトを成功させたいんです。
みなさん、どうか力を貸してください。よろしくお願いいたします。
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