今日はカラスくんの手作りご飯を作りました。
なぜカラスのご飯を手作りするかというと
それが以前の保護していた方の希望だったからです。
この子は前の保護していた方のお庭のガレージに作られていた巣に取り残されていたそうです。
そのお家では、以前から古くなったガレージを撤去しようという話があったそうで
いざ、業者の方が工事に入ると、カラスの巣がありました。
カラスの巣の撤去は、たとえ自宅のお庭だろうと役所の許可が必要になるので
役所に許可をとりにいったところ、すぐに許可がおりたそうです。
撤去した巣には、雛が一羽取り残されていました。
きっと撤去工事のための重機や、人の出入りがあったことにより
飛べない雛を置いて、親カラスが逃げてしまったようで
工事をしばらく中止しても、親カラス達は戻ってきませんでした。
もう一度、役所へどうしたらいいか確認したところ
「保健所へ持っていって、焼却処分してもらってください」との回答だったそうです。
悩んだ末に、雛をしばらく育てて、放鳥する予定だったそうですが
感染症確認のため病院に連れていったところ、産まれつき片目が見えないと分かりました。
動物病院の先生からは、放鳥しても一度人に慣れた鳥は人から餌をもらうことを覚えているため
放鳥はお勧めではないと告げられたそうです。
かなり大きくなり、行動範囲も広がり、イタズラも規模が大きくなり
大人になっても育てきれないと判断し、私と出会いました。
その方は、本当に申し訳ないと、今でも毎月カラスの餌代をご支援くださいます。
私もそれにこたえる為に、カラスにはご支援をすべて使って手作りご飯をしています。
もちろんカラスの写真や動画も毎月LINEで送らせていただいてます。
こうゆう愛情のある保護もあるのです。
そのカラスが今までもらっていた愛情を、私が引き継がせていただいています。
それぞれ、どうしようもない事情は多々あるでしょう。
でも愛情を注ぐことは忘れないでほしいと思います。
長文になり、申し訳ありません。
ご支援いただいている方は現在10人となりました!
本当にありがとうございます!
これからも、ご支援よろしくお願いいたします。