こんばんは。
陸前高田には昨年、津波伝承館ができました。
国として市としてどう震災を乗り越えて来たかを伝えてくれています。
元気村で伝えていることは、 「地元の人がどんな想いでここまで頑張ってきたか」 です。
何をしてくれるかではなく、 自分たちが、何ができるか。
自分で答えを出していくことです。
これを元気村の基本精神とおき、 地元の皆さんと一緒に頑張ってきました。
現実にあった出来事を元に、 この事実を後世にもしっかり伝えていくためにも、
「防災クロスロードゲーム」を活用した防災学習を行なっています。
例えば、、 あなたは小学校の先生です。職場に出勤途中に地震が発生しました。家には妻と娘がいます。家に戻りますか?小学校に向かいますか?
2択の中から、自分がどう判断し行動するかを問うゲームです。
修学旅行で来てくれた中高生や海外から来てくれた学生とこのゲームをしてみると、 文化の違いや、それぞれいろんな考えがあり、防災学習の場をつくっている私自身も気づかされることがたくさんありました。
このゲームに正解はありません。 一人ひとり違う答えがあります。 皆さんにも一度は体験してみていただきたいです。