2021/03/26 14:06


こんにちは。
立川市を拠点として活動する多胎支援団体、SwingRing〜ふたご応援プロジェクト〜代表のMioです。

今日は、私の主宰するサークルの活動を通じて、団体同士が繋がる事や連携することの大切さをお知らせ出来たらと思います。

SwingRing(すいりんと読みます)は現在、運営6名とスタッフ3名で構成されています。
それぞれのメンバーが看護師、保健師、助産師、保育士、薬剤師、歯科衛生士、編集者などのバックボーンを持ち、フルタイム、パート、専業主婦など、ライフスタイルも様々です。

スタッフとは定期的にミーティングを重ねながら活動していますが、ある日のミーティングで

「大丈夫なふりはやめよう、無理をしないように活動して欲しい」

と話をしたことがありました。


それから数日後のこと。

「みおちゃん、私ずっと大丈夫なふりをしてたかも。」

そう告白してくれたのは、ふたごちゃんが発達障がいの診断を受けたママでした。


「おしゃべり会に来るとみんな『いつから楽になりますか?』って話になるでしょ?でも、それは私には当てはまらないから、いつもちょっと疎外感を感じてた…」


はっとしました。

私の中に新たな視点が生まれた瞬間であり、自分の「ふたごちゃん、みつごちゃんだから…」という単一的な視点を恥じた瞬間でもありました。

「双子だからみんな同じじゃない、バックボーンもバラバラ、自分ごとを他の人に当てはめてはいけない」

彼女の発言がなかったら、私はそれに気づかないままでした。
多胎家庭の中には、ふたご・みつご育児の特性に加えて、シングル、発達障害、貧困など、支援のニーズを重ねて持つご家庭も少なくありません

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それに気づいた時、それぞれが抱えた悩みの分野ごとに、当事者同士の更なる連携が必要なのではと感じました。
私達が抱えている困りごとは、必ずしも一つではないから。

だから「つながり、つなげる」
これが必要なのだと感じました。

多胎児で発達課題のあるお子さんの育児、多胎児育児中でシングル、シングルで発達課題のあるお子さんの育児…


どうしたものかと模索している時、市内で活動する社会福祉士のママと繋がりを持つ機会があり、彼女の呼びかけで今、
「ひとり親」「発達凸凹っ子」「多胎児家庭」「困り事を抱えたご家庭」
を支援する4団体が、行政との連携に向けて模索を始めています。

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これから先の福祉は、子育て世代に限らず、包括的な支援の必要性がより高まっていくと思います。もちろん、関東多胎ネットでも関係機関との連携を図りながら支援を進めてゆく構想をもっています。

関係機関の皆様、企業・行政の皆様のみならず、当事者団体の皆様にも、私達と繋がっていただけると嬉しいです。
少しでも興味をお持ちいただけましたら、是非関東多胎ネット【問い合わせ窓口】まで、どうぞご連絡をお願いいたします。

【活動報告】

クラウドファンディングも残り10日!
日々があっという間に過ぎていきますが、泣いても笑ってもあと10日です。

現在の達成率は55%
支援総額 839,500円
129名もの皆様にご支援いただいています!

連日のインスタライブやクラブハウスで私たちを知って頂く機会が増え、DMやお問い合わせをいただくことが増えました。
中でも多い問い合わせは
「支援したいのだけれど、キャンプファイヤーでの支援の仕方が分かりません。どうしたらいいですか?」というもの。

本当にありがとうございます。
事務局でサポートさせていただきますので、こちら(リンク)までお気軽にお問い合わせください。