こんにちは^^今日は、東京都板橋区の多胎コミュニティ ふたごの森の佐野奈菜が担当させて頂きます。本日は、多胎家庭はもちろん育児にとても必要だと思う「人に甘えることの大切さ」ついてお話したいと思います。「助けてほしい時は、助けてって言っていいんだよ」どうしようもなく辛くて双子育児に行き詰った時、そう電話口で母の優しい声が響いた日がありました。みなさんは、「受援力」という言葉をご存じでしょうか^^私がこの言葉を知ったのは、我が家の双子が1歳の時でした。「受援力=助けてと言える力」この受援力を持つことができれば、育児がとてもしやすくなるのではないかと私自身は思っています。「みんな頑張ってるから自分だけじゃない」「夫も仕事で疲れている」「ベビーシッターや一時預かりはお金が2倍かかってしまう」当時、私は極限の精神状態ながらこんなことを考えていて、なかなか「人に頼る、甘える」ということを自分に許可することができませんでした。でも、自分には嘘がつけなくてどんどん心身共に崩れていきました。ギリギリの状況の時に母に電話した時に言われた冒頭の言葉で、「誰かに頼ってもいいんだ」と初めて心の底から思うことができました。その後は、双子を一時預かりにお願いして自分の気持ちを整えたり、抱えている気持ちを夫に頻繁に話すようになったことで「今日はどうだった?」と夫自ら聞いてくれるようになりました。「誰も頼れない」「ママなんだから自分でやらなくちゃ」と思っていたけれど、「頼る」という自分の中の一歩を踏み出すことで、見える世界が変わってきました。そして、「助けて」と自分が言えることで周りも助かることを知りました。でも、その一歩が難しい気持ちもとてもよく分かります。そんな方々に、「助けてって言っていいんだよ。」このメッセージをピアサポート事業などで届けていきたいと思っています。あの日の、私の母のように。【活動報告】17日(水)AM10時~ピアサポートチームのミーティングが行われました。★「関東多胎ネットスタイル」のピアサポーターを養成するためには、どのような講習内容がふさわしいかなどの指針作成★ピアサポート事業が行政でどの程度取り入れられているのか、取り入れられていない自治体の阻害要因は何かなどの実態調査★データの収集・分析などを実施していくことが決まり、引き続き詳細の詰めに入ります。ピアサポート事業は、困りごとを抱える多胎児家庭への直接支援となるため、熱い想いをもつメンバーが少なくありません。想いを実現するために、皆様のご支援と、引き続き拡散のお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
助けて の付いた活動報告
関東多胎ネット代表理事の水野かおりです。クラウドファンディング11日目。ご支援いただいた金額がついに目標金額の約50%まできました。毎日一歩一歩、少しずつ進んでいます。このプロジェクトを通して、多胎家庭、子育て世代、その他様々な年代の方、企業、行政、研究機関など、様々な方とのあたたかな繋がりが生まれていることに感謝の日々です。「多胎ネット」として包括的支援を行っていきたい私たちにとって、このプロジェクトでできた繋がりは、今後の大きな力となります。当事者だけで解決できないことはわかっている。でも誰かが動くのを待っているだけではいけない。そんな想いに共感し、ご支援いただき、本当にありがとうございます。さて、今日は新たに応援メッセージをいただきましたので、ご紹介させてください。『“ 今 " 助けて欲しいのに、それに応えてくれる行政もなく、辛い経験をしたことがありました。当事者同士だけではなく、行政・医療・福祉などを巻き込んだ支援の輪で、少しでも不安なく楽しい多胎育児ができる社会になりますように、心より応援しております。』双子用抱っこ紐のアンジュモ代表 金山史歩私たち関東多胎ネットのメンバーも、「今、助けて欲しい」を感じ、そして救われない虚しさ辛さを経験してきました。今後多胎を妊娠出産する方々が、同じような辛い思いをしないように。素直に新しく生まれる命の喜びを感じられるように。どうか引き続きご支援をいただき、プロジェクトのことを周囲の方々に広めていただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。