はじめに
初めまして、ご覧いただきありがとうございます。
パネル展実行員会の大谷と申します。
私の住む大和市には、かつてマッカーサー元帥が降り立った厚木飛行場があります。
米海軍と航空自衛隊が共同利用するこの飛行場は住宅と隣接し、
1キロ以内に駅もあるほどの住宅密集地に存在しています。
家のすぐ上を飛ぶ戦闘機の騒音は酷く、会話は中断されます。
また、過去には戦闘機の墜落事故もありました。
渋滞で有名な東名高速道路の大和トンネルは、航空機の墜落を想定して作られた屋根です。
騒音被害に対する飛行差し止めの裁判は現在も行われていますが、
過去には「米軍の飛行に対して裁判所は判断できない」と
国内の問題にも関わらず対応ができないという判断をされました。
そんな問題があることを一人でも多くの人に知っていただき、
解決に向けた動きを広めたく、パネル展を企画しました。
解決したい社会課題
今回のパネル展を通して皆様に知っていただき、解決したい問題は以下です。
・基地があることによる騒音被害
・航空機墜落被害の実態
・諸問題の根底にある日米地位協定について
特に騒音被害については、1976年から実に40年以上に渡って複数回裁判を実施。
騒音が違憲状態であると認められる一方で飛行の差し止めは実現していません。
解決策
騒音被害をなくすために、現在も訴訟を行っています。
しかし、まだまだ被害に対する訴えの声は弱く、
今回のパネル展をきっかけにこの問題を多くの方に知ってもらうことで
被害やリスクを理解し、声を上げてくれる人がふえ、解決につながると考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
本プロジェクトを通して
・地元市民に、リスクを知ってもらう
・会場に来れない方々にも問題を知ってもらう
ことを実現したいです。
一人でも多くの方に来ていただきたく、
来場者数が1,000万名を突破して話題の「大和市文化創造拠点シリウス」で
実施を企画しました。
資金の使い道
会場費:約3.5万円
パネル作成費:約2万円
広報費:約2万円
諸経費:約1万円
手数料:約1.5万円
スケジュール
パネル展開催日:12月13日(日)、14日(月)
リターン発送 :2021年1月下旬〜2月
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
興味はあるけど展示に来るのが難しい、
という遠方の方々にも知っていただきたく、パネル展の内容をお伝えするリターンを用意しました。
リターンの種類は以下です。
A、御礼メール:500円
B、御礼メール・パネル展開催報告・基地情報提供:1,000円
C、B+ノベルティ:1,500円
D、B+21年度カレンダー:2,000円
主催者について
実行委員会は今回のパネル展のために立ち上がったためまだ実績はありませんが、
の2団体に共同代表としてサポートいただいております。
厚木基地爆音防止期成同盟は1960年に基地周辺の住民によって結成され、
以降60年に渡って活動している住民団体です。
静かな空を取り戻すために、騒音実態の把握や市長への申し入れ等を実施しています。
第五次厚木基地爆音訴訟原告団は、2017年に設立。
約8,800名の原告と共に騒音被害を訴え、飛行差し止めを求める裁判を現在も実施しています。
最後に
”日米関係” ”基地問題” ”国防” と聞くと
「難しい」「よく分からない」「私には関係ない」と言われることがよくあります。
確かに、正直にお伝えすると私も国防を十分に話せる自信はありません。
ただ、大和市、綾瀬市には住宅密集地に基地があり、
そこには確かに騒音の問題や墜落のリスクが存在しています。
最近では横田基地の関係で羽田の空路が変更されたことも問題になりましたが、
日本には他にも10箇所以上の米軍基地があり、決して限定的な問題ではありません。
リスクと共存している事を一人でも多くの方に知っていただきたく、パネル展を企画しています。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます!
共感できるかも、興味はあるなと感じましたら、ご支援いただけますと幸いです。
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