皆さまの温かいご支援のおかげで、目標額を達成しました。心よりお礼申し上げます。皆さまからの温かいメッセージにも力を頂いております。本当にありがとうございました。残り期間、皆さまの周りの方々へも拡散して頂けると嬉しく存じます 上村美穂
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▼ はじめに・ご挨拶
魚座民藝店・店主の上村美穂です。人吉で60年ほど続く民藝店を父から受け継ぎ、守ってきました。これまで多くのファンの皆様に支えられて続けてまいりました。
しかし、令和2年7月4日の豪雨で、魚座は店舗の2階床上70㎝まで浸水し、1階は天井が落ちて、壊滅的な状態となりました。先のことなどまるで考えられないでおりましたが、全国の皆さまから沢山の温かいお言葉を頂き、再度魚座を復活させる決意をいたしました。
迷いに迷った末、被災後4ヶ月経ってようやく立ち上げたプロジェクトです。
皆さまのご支援をお願いいたします。
▼ 魚座民藝店について
魚座民藝店は、熊本県人吉市・九日町の通りに面しています。「用の美」を求めて、父が永年かけて集めてきたものに加えて、現代作家の作品や国内外の職人たちの手による暮らしの道具を紹介して参りました。九州の奥深い地にありながら、全国各地から魚座を訪ねてお越しになることも度々ございました。
写真は、「被災前の店舗正面」です。
▼魚座民藝店の歴史
魚座民藝店は、1960年(昭和35年)、父・上村正美が始めた店です。以来60年『美しいものとの出会い』を求め、『美しく暮らすこと』を伝えてまいりました。 父亡き後は、私・上村美穂が父の意志を継ぎこの13年、魚座民藝店を守り続けてまいりました。
父は復帰前の沖縄へも足繁く通い、陶器やガラス器をはじめ九州・沖縄の暮らしの中にある、使い勝手が良くて美しい道具や染織品等々、幅広く集めて紹介してきました。
国内だけに止まらず、アフリカ諸国やインド・中南米等それぞれの国で日常に使用される道具や布など、その美しさに惹かれるものに国境はありませんでした。
またこの30年の間、年に3・4回、店内ギャラリーにて個人作家の展示会や様々な催しを行って参りました。
水害以前の店内の様子です。入り口を入り、奥に進むと吹き抜けのギャラリーがあって、そこには各地から収集した様々な作品などを展示していました。
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ところが ・ ・ ・
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今回の7月豪雨災害で一瞬にして全てが変わり果てた姿となってしまいました。
長年かけて集めてきたものたち、もう今では作る人もいなくなってしまった昔の暮らしの中で使われていた道具の数々、あの魚座の空間を埋め尽くしていた「美しいものたち」が姿を変えてしまったのです。
あまりの悲惨な光景に涙も出ず、ただただ呆然と立ち尽くすだけでした。
しかし、災害直後から大勢の方々が片付けにきてくださいました。
・1ヶ月半にもわたり、連日社員さんたちをボランティアとして出してくださった鹿児島のお客様をはじめ、本当に多くの方々に助けられました。
・毎週、熊本市内からたくさんの支援物資を届けてくださったお客様もいらっしゃいました。作業に必要な道具だけでなく医薬品、食料、衣料品等を届けてくださったのです。
・9月に福岡から訪ねて来られた方は、一つの陶器との出会いから、ネットで調べていくうちに魚座のことを知り、どうしても実際に店を訪ねたくなり、7月の連休に人吉旅行を計画していたそうです。
「豪雨でこんなことになってしまい言葉もありません。二日間、人吉に滞在するので何かお手伝いできることはありませんか?」と大きなリュックを背負ったその方はおっしゃって下さいました。
このように書き出したらキリがないほど、本当にたくさんの方々から温かい言葉やご支援に背中を押され、もう一度頑張ってみようと決心いたしました。
しかし、今回の災害は、その範囲が広大なためすぐに再建したくても、業者を見つけることすら困難な状況で、また、国や県からの補助金は、工事完了期日など様々な条件と制約があり、魚座にとっては補助金申請が現実的なものではありませんでした。もはや、できる範囲でやるしかありません。
どうか皆様の温かいご支援をお願い致します。
● 資金の使い道
ご支援頂いた分は、店舗・ギャラリーの内装工事の一部に当てさせて頂きたいと思います。
またリターンの手配・送付に当てさせていただきます。
● リターンのご紹介
リターンといたしましては、これまで大事にしてきた魚座保存版非売品等をいくつかリターンとして準備いたしました。
また、柚木沙弥郎氏デザインの魚座のロゴマークを入れたオリジナルグッズ(エコバックやボールペンなど)を準備いたしました。
● スケジュール
2020年11月 クラウドファンディング開始
2020年1月半ば クラウドファンディング終了
2021年1月下旬 リターンの発送
● 店舗の場所
〒868-0004 熊本県人吉市九日町41
● 最後に
作り手と使い手を繋ぐ空間として、また、美しいもの・美しい暮らしを次の世代に伝えていく空間として、魚座をもう一度復活させるためのプロジェクトです。どうか皆さまのご協力をお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る仮店舗オープンのお知らせ(3月29日)
2021/03/28 21:52やっと、魚座の形が整いました。3月上旬オープンを目指しておりましたが、なかなか思うように進まず、陳列開始したのが15日。 それから2週間かけて、少しずつ、少しずつ魚座を作り上げてきました。直前のご案内となってしまいましたが、明日 3月29日12時 に 仮店舗をオープン いたします!まだ完全ではありませんが、皆さまの温かいご支援や励ましのメッセージを頂いた結果を、一日も早くお見せしたいと思います。陶器、ガラス器などは、水害品特価で、20〜50%off で出します。 その他、新しく、衣料品等布物、和紙製品、かご類、装身具、家具等々も入荷いたしました。今後も少しずつ新しい物が入荷してまいります。 仮店舗の床面積は、以前の半分ですが、皆さまに楽しんで頂けるよう、私自身楽しみながら頑張っていきたいと思います。尚、当面は、営業時間を 12時頃〜17時頃にさせて頂きたいと思います。 皆さまとの再会を楽しみにしております。魚座民藝店 上村美穂 もっと見る
近況報告(2月12日)
2021/02/12 11:25先日1月28日、仮店舗の工事を開始いたしました。元店舗の前部分だけのスペースを使って、天井や一部の壁面は、鉄筋剥き出しの状態になりますが、とにかく、少し動きながら様子を見ていきたいと思います。球磨川の浚渫工事もなかなか進まず、今年の夏もまた洪水になるかもしれないという不安がどうしても拭いきれないという事と、魚座に隣接する家屋は両サイド共解体されるという事もあって、周りの状況を見ながら、できることから少しづつ始めて参りたいと思っております。仮店舗では、水害品の陶器、ガラス器のセールを中心に徐々に新しいものを紹介して参ります。早ければ3月上旬にはオープン予定です。また、オープン時には改めてご案内させていただきたいと存じます。魚座民藝店 上村美穂 拝 もっと見る
ご支援へのお礼
2021/02/12 11:08ご支援いただきました皆さまへ魚座民藝店の上村でございます。クラウドファンディングのプロジェクトは、1月11日をもって終了いたしました。おかげさまで、198人の方々からご支援をいただき目標以上の義援金を頂戴いたしました。温かいご支援を賜りまして、ほんとうにありがとうございました。現在、まだ魚座民藝店は、改装の目処もたっておりませんが、施工業者さまと今後について検討しているところでございます。皆さまから頂戴いたしました支援金を活用させていただき、1日も早く、復活させたいと思っております。この度のご支援は、ほんとうにありがたく、この先もずっと心に刻んでまいります。感謝の気持ちを動画にしてみました。ご笑覧くださいませ。 → https://youtu.be/d-N7CZlF0rM (限定公開動画)コロナもまだまだ予断を許さない状況です、どうぞ皆さまもお健やかにお過ごしください。取り急ぎ、ご支援のお礼まで。 上村美穂 拝 もっと見る
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