7月9日、つくば学院大学にて行われた『クラウドファンディングで最高の仲間を見つけよう』にて、里山ホテルから新しいプロジェクトを公開いたしました。
魅力的なゲストの方々、熱い思いを抱いたプレゼンターの皆様、準備から当日まで奔走してくださった運営者の皆様、応援して下さる会場の皆様と出会えたことが、
里山ホテルから参加していた、てきか係の藤野、とどける係の藤岡にとっては、本当に大きな収穫でした。
ありがとうございました。
会場で、「3・2・1・めぇぇぇぇ~!」と公開したプロジェクト。
その主役は…..、この看板社員です。
プロジェクトのタイトルは….、
『柴刈り係はヤギにお任せ!~ヤギとヒトのけがを無くす除草システムを創りたい!~』
里山ホテルでは、2014年秋より芝刈り係のラッキー、モカと一緒に働いています。
そもそもなぜヤギを飼っているのか?
2014年8月、里山ホテルで新しい事業を考えるブレインストーミングを行いました。
アイデアをたくさん挙げていくブレインストーミングですが、軸にあるのは、『里山3.0』。
それは、「里山をただ保全するのではなく、時代に沿った技術を使い新たな価値を見出す」という考え方です。
そのアイデアのひとつが、『ヤギが社員の造園会社』だったのです。
『ヤギを活用した除草』は、茨城大学農学部安江教授が研究を進めておられます。
アドバイスをいただき、ホテルでの飼育も、さほど難しくはないことが分かりました。
『ヤギを飼いたい!』と声を上げていたところ、お隣の常陸大宮市にお住まいの方から譲っていただけることとなり、
2014年11月にラッキーとモカがやってきました。
実際のところ効果はどうなのか?
雨降りの日でなければ、ヤギさんは毎日お外でお仕事をしています。
首輪のリードで届く半径約2mの円の範囲内の草をムシャムシャと食い尽くし、
夕方小屋に帰るころにはミステリーサークルができることもあります。
ほかにも、ラッキーとモカが来てから、「えっ!ヤギがいるの!?」とお客様の人気者です。
また、そばに動物がいると社員も癒されます。
また、イノシシなどの害獣がホテルの敷地内に近づかなくなり、自家菜園の農作物の被害も防いでいます。
昨年はその被害を恐れて菜園で育てられなかった芋類も、ヤギのおかげで収穫できるようになりました。
でも…、
飼育すんの容易だねえんだ。
ヤギと働いて2年半。だんだんと、茨城弁で『容易だねえ』、つまり大変な点がいくつか挙がってきました。
次回は、クラウドファンディングに挑戦することとなった経緯をお話します。
とどける係