はじめに・ご挨拶
猫伝染性腹膜炎(FIP)という病をご存知でしょうか。
FIPは現在確立した治療法がなく、発症した猫はほぼ100%の確率で死を迎えてしまいます。非常に進行が早く、診断がついてからの平均寿命は約9日ともいわれています。
1歳を迎えたばかりの大切な家族が、この恐ろしい病と闘っています。
初めまして。
きなこ(1歳2か月・オス)の飼い主の辰己と申します。
兵庫県明石市に、私と妻ときなこ、2人と1匹で暮らしています。
私は28歳の会社員、妻は27歳の病院勤務です。
私達は今年の8月に入籍し、来年の5月に結婚式を控えています。
きなこは現在1歳2か月です。去年11月に我が家の家族となり、もうすぐ一緒に暮らして一年になります。
きなこはノルウェージャンフォレストキャットという品種で、クリームと白色のグラデーションが可愛い猫です。
甘えん坊な性格で、常に私達が見える場所にいて、遊んでほしい時にはおもちゃを目の前に持ってきます。
チャームポイントは、大きな耳とハイソックスを履いているような毛のグラデーションの足です。
きなことの出会いは妻と二人で訪れたペットショップでした。
私達は犬が好きで、休日にはペットショップに犬を見に行くのが楽しみの一つでした。
いつものように犬に会いに訪れたペットショップで、とても可愛い天使のような子猫と目が合いました。
「こんなにかわいい猫ちゃんがおるんや!」と一目惚れしてしまいました。
それからはその子猫のことが忘れられず、毎週ペットショップに通いました。
きなこ色の毛が可愛いので、その時から「きなこ」と呼んでいました。
4週間経過したところで、その子猫が誰かに飼われて会えなくなることに耐えられなくなり、二人で相談して我が家にお迎えすることを決心しました。
ノルウェージャンフォレストキャットは、性格が穏やかで知能が高く、体がとても大きくなる品種です。長く生きて、いつか私達の子供もお兄ちゃんのように見守ってくれたらいいなと思い大切に育てていました。
プロジェクトで実現したいこと
きなこの難病FIPを治療したい。
FIPという病について、皆さんに知ってほしい。
きなこは今年の8月までは体がどんどん大きくなって、身体能力が高くなり、やんちゃな子に育っていきました。
半年に一回行っていた健康診断の結果も概ね良好であったので、順調に育っていると思っていました。
今年2月時点では、体重がやや平均より少なめであったため、食事の量を増やしてみるようアドバイスをもらいました。また血液検査にて、PCV23.6と貧血気味であることが気になりましたが、獣医師よりノルウェージャンフォレストキャットは貧血の子が多い品種であると説明を受け、納得していました。
今年8月9日には1歳の誕生日を迎え、家族でお祝いしました。
私達も入籍して晴れて家族となり、これからの生活が楽しみでした。
その直後の8月下旬頃から、きなこの体に異変が起き始めました。
8月下旬より、カリカリをあまり食べなくなりました。カリカリに飽きたのかなと思い、色々なご飯を買い集めました。ちゅーるやささみなら食べてくれていたので大きな心配はしていませんでした。
しかし9月初旬からさらに食欲は減っていき、ちゅーるを与えても食べなくなりました。
元気もなくなっていき、窓辺でじっとしていることが多くなりました。
今までは私達が食事をしていると椅子の上に登ってメニューの確認をしたり、冷蔵庫の上にも登ったりとやんちゃな子だったのに。初めは1歳を迎えて落ち着いてきたのかななんて思っていました。あれだけ好きだったおもちゃにも興味を示さなくなりました。
明らかにおかしいと思い始めたのは、9月10日頃から粗相をするようになったためです。キッチンマットに1回、リビングのラグに1回。尿の色が濃い黄色でした。
9月12日、かかりつけであった近くの動物病院に連れて行きました。まさか大きな病名を告げられるとは思ってもいませんでした。
検査ではPCV12.8と重度の貧血、炎症反応の上昇あり。眼球や口内に黄疸も出ていました。背骨が浮き出るほど痩せ、体重は3.4キロまで減っていました。
以上の所見から、獣医師より「猫伝染性腹膜炎(FIP)」の可能性が高いと伝えられました。
FIPとは、コロナウイルスに属する「猫伝染性腹膜炎ウイルス」によって引き起こされる免疫性の疾患です。
致死率はほぼ100%、現在治療法が確立されていない病気であるという説明を受け頭が真っ白になりました。
治療を行わなければ、数日で死に至る可能性が高いと宣告されました。
「対症療法を行うか、残された時間をストレスなく過ごすか、ご家族と相談して決めて下さい。」
先生も昔2匹の飼い猫をFIPで亡くされたそうです。どれだけ手を尽くしても救えなかったと涙されていました。
そう伝えられてようやく状況を理解し、涙が止まらなくなりました。
原因は何か、なんとか助ける方法はないのか、そう聞いても欲しい答えは返ってきませんでした。
FIPは、ほとんどの猫の体内にある猫コロナウイルスが突然変異によって強力な毒性を持つことにより発症します。変異する原因は解明されておらず、誰にも予測できないこと、獣医師の飼っていた猫もFIPにかかり、当時の最先端の治療を受けさせたが結局助からなかったことの説明を受け、文字通り絶望しました。
どうしても諦めきれませんでした。
まだ1歳になったばかりなのに。
8月に入籍し、これからの二人ときなこの未来を思い描いた矢先の出来事でした。
明日の命の保証もないなんて。こんな残酷なことはあるかと。
不安に押しつぶされそうな中、なんとか小さな命を灯し続ける方法がないか懸命に調べました。
そして、きなこを救える可能性のある方法は「MUTIAN」投薬しかないという答えに辿り着きました。
日本未認可薬「MUTIAN」を84日間毎日投与するという方法です。
この薬を処方できる協力動物病院は、今年9月12日の時点で全国に8病院しかありませんでした。
当方兵庫県在住のため、その中で一番近くの病院は大阪府にありました。診察予約が取れたのが3日後でした。
明日の命の保証もないのに、その3日間は私達にとって長すぎました。
9月13日夜に兵庫県に協力動物病院ができたとの情報を見つけ、すぐに連絡しました。
協力動物病院として認定されたのがまさにその日でした。
その病院を見つけたのは19時頃でした。そちらの院長先生がとても熱心な方で、事情を話すとFIPは時間との勝負なので診察時間外にも関わらずすぐに来てくださいとのお返事をいただきました。
診察の結果、下記の内容について告げられました。
・きなこはFIPの中のウェット型(後期)の状態である可能性が高い
・「MUTIAN」は国内未認可であるため保険も適用されず、非常に高額である
(猫の体重にもよるが、薬代のみで100万円以上)
・ウェット型後期では最大50%程度の再発が報告されており、予後が悪いといわれている
・昨年開発された薬であるため、まだ2年以上のデータがない
・猫、飼い主の双方にとてもストレスがかかる
9月13日の検査結果です。
重度の貧血。HCT11.6と重度の貧血でした。本来であれば輸血が必要なレベルです。ビリルビンの数値も高値で、耳や口内に黄疸を認めました。体温は40℃近くあり、前日には目立たなかった腹水が溜まり始めていました。体重も3.1キロと、前日より0.3キロも減少していました。
A/G比(アルブミン・グロブリン比)が0.3。この数値が0.6以下であればFIPの可能性が極めて高いようです。
のちに結果が出たウイルス検査・遺伝子検査でも、猫コロナウイルス抗体102,400倍以上、腹水からも猫コロナウイルス陽性との診断でした。
協力動物病院での診察を受け、なにかの間違いではないかと思いたかった私達もFIPという病気を受け入れるしかありませんでした。
私達にとってきなこはかけがえのない家族です。
もちろん救いたいと思いました。
しかし、きなこはどう思っているのか、そんなストレスに耐えられるのか、本当に生き続けたいと思っているのか…。私達と暮らすことをストレスを感じておりこんな病気になったのではないだろうか、そんなことも考えてしまいました。
きなこは優しい子です。体調が悪くなってからも、私達が暗い顔をしていると顔を覗き込んでくれました。懸命にご飯を食べようとしていました。
そんなことを思い出して暗い考えは吹き飛び、飼い主のエゴかもしれないけど生きてほしい。そう思い、この薬を処方してもらうことを決断しました。
決断したは良いのですが、私達は来年に結婚式を控えており、結婚式費用+FIP治療費は莫大な金額でした(概算ですが、450万円程度必要)。
私達は今年8月に入籍し、来年5月に結婚式を挙げる予定でした。
結婚式を決行するかどうか、非常に悩みました。結婚式がゴールではありません。これからの家族の生活も続いていきます。
夫婦で相談した結果、決して家計に余裕はありませんが、親族のみの式とし、節約して結婚式は執り行うことにしました。
理由は妻の夢を叶えたいということ。互いの親が楽しみにしてくれていること。
特に妻は2年前に父親を亡くしており、義母はそんな悲しみの中での娘の結婚式を心から楽しみにしてくれています。
妻は、「もう結婚式はしなくてもいいよ」とも言いましたが、やはり結婚式も実現したいと思いました。
私達の子供にいつか結婚式の話ができるように、大切な思い出を作りたい。
きなこと生きる未来も絶対に諦めたくない。
例え実現できなかったとしても、今できることはやって後悔はしたくないと思っています。
プロジェクトをやろうと思った理由
・治療費の資金調達のため
資金を調達する手段として、節約・不要な物を処分、親族に補助の依頼をする、結婚式費用の見直し等できる手段は取りました。
それでも私達の力不足で必要金額には届きませんでした。
それどころか、FIPと併発している下痢の治療のために必要金額が増えていっています。
下痢はFIPの症状に含まれますが、FIPが原因であると断定はできないため、寄生虫やウイルス等他の要因も考慮して対処していく必要があります。
下痢の状態の時は栄養が十分に吸収されないため、なんとか治したいと思い、色々な下痢の検査を受け、MUTIANを当初の1.3倍量に増やしました。他にも獣医師の指導のもと、食事の改善、生活環境の改善を行いましたが、一向に治る気配がありません(下痢の症状が出てから一か月以上経過しました)。
現在、MUTIAN投薬期間84日間の折り返し地点を過ぎたところです。
このまま最後まで投薬を続けて、きなこのFIPを寛解させてあげたい。
そんな中、見つけたのがクラウドファンディングです。
できる手段は取りたいと思い、今回プロジェクトを立ち上げました。
・このプロジェクトを通して、FIPという病気について知ってほしい
恥ずかしながら、私達はこれまでFIPという病気について知りませんでした。
きなこに異変が起き始めていたときも、こんなに恐ろしい病気が隠れているとは夢にも思いませんでした。
もっと早期に発見していれば、こんなに苦しめることはなかったのではないかと思っています。
FIPは若い猫に多く発症し死に至る残酷な病です。
こんな病気があるということ、どんな症状が出るかということを猫と暮らす皆さんに知っていただきたい。定期的に健康診断を受けて、少しでもいつもと違うところがあれば病院で診てもらってほしいです。
そして私達の活動報告を役立ててほしいと思っています。
FIPと闘っている猫ちゃん、そのご家族それぞれにいろいろな背景があると思います。
私達はありがたいことに治療を受けることができていますが、虹の橋を渡る猫ちゃんも多いと存じます。
FIPが救える病になってほしいと心から願っています。
これまでの活動
【9月12日】
8月下旬より体調が優れないので、かかりつけの動物病院を受診。FIPの可能性が高いと診断を受ける。
重度の貧血、炎症反応の上昇あり。黄疸を認める。この段階では腹水はみられなかった。
背骨が浮き出るほど痩せており、体重3.4キロ。
現在有効な治療法はなく、対処療法をするしかないと言われる。
FIPについての調査を開始。
【9月13日】
セカンドオピニオンを求め、別の病院で診察を受けた。
前日にはみられなかった腹水が溜まり始めていた。ここでも有効な治療法はないと言われる。
日本未承認薬「MUTIAN」を扱う協力動物病院を受診。
FIPである可能性が非常に高い。腹水が特徴的な症状とされるウェット型後期と診断を受ける。
注射にてMUTIAN350mgで投薬開始。
とにかく食べて栄養を摂る必要があるため、食用増進剤も投与。
【9月14日~19日】
9月13日~19日の7日間は毎日病院にて注射で投薬。毎日同じ時間に投薬しなければならないため、毎晩往復1時間半かけて22時の投薬に合わせて通院した。
熱は投薬2日後に38度台まで解熱。
自宅ではケージに入れて部屋を暗くして、ゆっくりと休める環境を作った。
ご飯はほとんど自ら食べることがなかったため、1~2時間おきに口に運んだ。妻と仕事の時間を調整し、なるべくきなこから目を離さないようにした。
とにかくなんでもいいから栄養を摂ってほしいので、常に小皿に5種類ほどご飯を並べて置いておいた。最初は捨てる分がほとんどだった。
投薬開始から7日間経ち、ぐったりしていてほとんど動かなかったきなこが少しずつ元気を取り戻し始めた。
少しずつ、パウチのおやつなどを自分で食べるようになった。ゲージの上やピアノの上に登ったりするようになった。
9月19日、この日も投薬のため通院し帰宅した後、下痢をしていた。
【9月20日】
下痢の原因を調べるために、再度病院へ。
FIPの症状による下痢も考えられるが、他の要因である可能性もあるため便検査を受け、整腸剤や抗生剤の投与を始めた。
このあたりから少しずつパウチの総合栄養食を食べられるようになってきた。
体重は3.3キロに増加。
注射による投薬から、自宅でのカプセル投薬に切り替わった。通院の回数が減り、少し楽になった。
最初はカプセル投薬が難しく、きなこが噛んで吐き出し高額な薬を無駄にしてしまったこともあった。
【9月26日】
初診日の検査結果が出て、正式にFIPであると診断された。
血液検査を実施。HCTは34.2。高値であった貧血の値と炎症反応、ビリルビンは概ね正常範囲となった。
総タンパクは12以上とまだ高値。
日に日に元気が戻ってきており、体重は3.4キロとなった。
食欲は安定しないため、食欲増進剤の投与も続けた。
【10月5日】
抗生剤や整腸剤、駆虫薬の効果は薄く、下痢は継続。
獣医師に相談した結果、MUTIANを1.3倍量(450mg)に増量することとなる。
体重は3.6キロとなる。
【10月8日】
便検査の結果が返ってきた。
ジアルジア、クロストリジウム・パーフリンゲンスの項目が陽性。駆虫薬と抗生剤を継続。
体重が3.4~3.5キロとわずかに減少。下痢対策のウエットフードをペースト状にして強制給餌するようにした。
たくさん食べてもらえるように試行錯誤が続いた。
【10月17日】
下痢がMUTIANの副作用である可能性も否定できず。他のFIPによる症状は落ち着いているため、獣医師と相談のもと1倍量に戻す。
【10月20日】
体重が3.7キロになり、MUTIAN400mgに増量となる。
活動量が増え、毛並みや肉付きが良くなったと分かるようになった。
遊ぶことをせがんできたり、パソコン作業の邪魔をしてきたりと、かつての人懐っこい性格がみられるようになった。
少しだがウエットフードを自分で食べるようになった。
現在も闘病中です。
資金の使い道
全額FIP治療薬「MUTIAN」購入代金に使用させていただきます。
FIP治療費
MUTIAN(注射) 価格 11,000円/1.0ml
MUTIAN(錠剤) 価格 2,640円/100mg
現在まで使用した量(注射) 1.0ml×3日+1.1ml×4日=7.1ml
現在まで使用した量(錠剤) 350mg×16日+450mg×12日(1.3倍量)+400mg×15日 =17000mg
今後必要になると思われる量 400mg×41日=16400mg
注射投薬費用+錠剤投薬費用=11,000円×7.1+2640円×(17000+16400)/100=959,860円
クラウドファンディング手数料(17%)及び消費税(手数料にかかる消費税10%)を考慮すると、
投薬治療費を確保するための必要支援額は、
959,860÷(1-0.17-0.17*0.10)= 1,180,640円 となります。
検査費用、他造血剤や整腸剤などのサプリメント類、下痢の治療費、通院費等を含めると150万円以上に達する見込みです。
今回はこの内、日本未承認薬「MUTIAN」の費用をご支援いただきたいと存じます。
「自分たちで資金調達できないのならば、治療を始める資格はない」そういったご意見も頂戴するかもしれません。私達もこの病気を知らなければそう感じるかもしれません。
きなこと暮らすうちに、妻ときなこの2人と1匹が、かけがえのない家族となっていました。
ガリガリに痩せこけ、弱っていく姿を見ていることはできませんでした。
命を救うことのできる可能性があるのに挑戦しないという選択肢はありませんでした。
絶対に寛解させて、一日でも長く家族の時間を過ごしたいです。
力不足の私達に力を貸してください。
※薬代の超過分に関しては、各リターン内容を充実させるか、ご支援者様の了承の下で他のFIP治療を行っているプロジェクトの支援に充てます。
リターンについて
心を込めた感謝のメッセージ、手紙を送らせて頂きます。
また、心ばかりですがきなこの画像データ、写真、ステッカー、クリアファイル(A4)、リングノート(A6)、ウォールデコ、トートバッグ等を送らせて頂きます。
これまでとこれからの闘病について活動報告も綴っていきますので、ご確認ください。
実施スケジュール
【投薬スケジュール】
・9月13日 投薬開始
・9月29日 血液検査1回目
・10月25日 血液検査2回目
・11月22日(予定) 血液検査3回目
・12月5日(予定) 投薬終了
【プロジェクトスケジュール】
・11月2日 支援受付開始
・12月2日 支援受付終了
・2021年1月初旬 リターン発送完了
最後に
長文でしたが最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
活動報告は毎週1回ペースで更新していきます(※支援者様限定で公開致します)。
また、Twitterでも私達の気持ちや日常の様子を綴っていますので、よろしければご確認ください。
Twitter (@kinako_kichi)
私達はきなこと一日でも長く一緒に暮らしたいと思っています。
MUTIANは昨年から中国で販売されている薬であり、まだ2年以上の経過観察データがなく、寛解したとしても再発しないという保証はありません。
もし再発してしまった場合は、もう一度高額な治療費が必要となります。
再発した場合に薬代を保証する仕組みはありますが、症状の進行度によっては適用されず、きなこの場合は治療開始前にすでにFIP後期の状態であったので適用外となります。
それでも可能性があるならかけてみたいです。
どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
※「MUTIAN」は日本において動物医療品として承認されていません。
きなこの飼い主として、個人的な自己責任と判断の上できなこにとって投与が必要と考えていますが、
全てのFIPの猫に「MUTIAN」が有効であるという趣旨ではありません。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る検査結果●2月28日【寛解しました】
2021/02/28 21:50昨年9月13日にMUTIANの投薬を開始し、昨日2月27日に84日間の経過観察期間を終えました。経過観察期間は大きな異変なく過ごしていました。食欲がどんどん増え、フードがなくなるとねだってくるようになりました。一度下痢をしましたが、以前ほど長引くこともなく数日で治りました。現在1歳6ヶ月、体重は5.3キロです(治療開始時3.1キロ)。毛艶もよくなり、ノルウェージャンらしく毛がモフモフとしてきたため、余計に体が大きく見えます。本日協力病院にて検査を受けました。血液検査の結果は以下の通り、概ね問題はみられませんでした。A/G比は0.9と、前回よりもさらに改善しています。好中球数のみやや低値ではありますが、貧血の値など安定しています。無事に寛解宣言をいただくことができました。今後も再発の可能性は常にあるため、注意して観察していきます。ご支援くださった皆様、いつも応援してくださっている皆様、きなこの命を繋いでくださり本当にありがとうございました。今後とも、そっと見守ってくだされば幸いです。 もっと見る
リターン送付完了のご連絡
2021/01/16 23:08本日リターンの送付を全て完了しました!お待たせしてしまい申し訳ありません。1月中には全て支援者様のお手元に届くかと存じます。※もれなくリターンが送れるように管理しておりましたが、何らかの理由によりリターンが届いていない支援者様がおられましたらご連絡下さい。すぐに対応致します。これでひとまずは本プロジェクトは完了となります。繰り返しとなりますが、本プロジェクトにご支援頂きまして本当にありがとうございました。皆様のご支援がなければ、これほど順調にはきなこは回復しなかっただろうと思っております。これからもFIP再発の不安はついてまわりますが、しっかりと様子を見てあげようと思います。きなこの経過観察については、これからもTwitter及びInstagramに載せていきますの見守っていただければと思います。Twitter:@kinako_kichi Instagram:@kinako_kichiこの度は、「死亡率99.9%の難病、FIPになったきなこと一日でも長く一緒に過ごしたい」にご支援頂きまして本当に、本当にありがとうございました!! もっと見る
検査結果●1月9日
2021/01/09 23:04協力病院にて、投薬終了後1回目の検査を受けました。血液検査ではすべての項目が正常値となりました!前回低値だったRETIC(網赤血球数)、Eos(好酸球数)も正常範囲となっていました。A/G比は0.7です。前回は1.1だったので少し低下してしまいましたが、問題ないと説明を受けました。腎機能をみるSDMAも8と正常値でした。少し前に水を飲む量が増えたことが気になっていましたが、腎機能に問題はなさそうです。引き続き注意深く観察していきます。次回の検査は約1ヶ月半後の予定です。 もっと見る
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