ドミータイルの誕生! 〜工場見学〜今回は、Mr.DOMIEのタイルについてのお話です。愛知県にある、【株式会社鈴木紙工所さん】に伺い、ドミータイルの製作途中を見せていただきました!社長の鈴木裕一さん自らが、案内をしてくださいました!加工の流れドミーのデザインと入稿 【Dig-A-Doo】↓入稿データを元に印刷と合紙で元のシートの作成 【盤上遊戯製作所さん】↓エンボス加工 【盤上遊戯製作所さん】↓打抜きのカット加工 【株式会社鈴木紙工所さん】※ 通常は打ち抜きカット加工も盤上遊戯製作所さんが行なっておりますが、今回は数量や納期の関係から、協力工場の1つである株式会社鈴木紙工所さんに協力いただき、そちらの工場を見学させて頂きました!いよいよ、ドミータイルにご対面!入ってすぐに、カット済のドミーが大量に!その数、およそ500セット分ほど。↓ちなみに、エンボス加工も綺麗に入っています!↓こちらの画像は、まだカット前のもの。そしていよいよカットされる工程へ。打ち抜きをする機械に、カット前のタイルを1枚ずつ手作業でセッティングします。セッティングが完了したら、スイッチを押して、打ち抜きが始まります!打抜き加工(トムソン加工)打抜き加工とは、トムソン刃というものを使用して、紙を型抜きする加工のこと。※ドミーのタイルは、できるだけ厚めにしたかったので、この打抜き加工ができる厚さの範囲内で、厚めにお願いしました。この機械には、打抜き専用の型が必要になります。その、実際に使用した型がこちら! ↓↓↓ 型の裏面がこちら!紙の伸縮紙は、湿気などの環境によって伸び縮みするそうで(重ねている紙の上・真ん中・下でも湿気の吸い方が違うそうです!)、1枚の紙に合わせて機械をセッティングしても、紙ごとに多少のズレが生じてしまいます。仕上がり状況をその都度、目と手で確認して、調節をしながら1枚1枚丁寧に作業して下さっていました。 機械で抜いていると言う認識でしたが、実際は職人技のひかる工程で驚きでした!特に今回のドミーのタイルの加工には苦戦されたそうで。。。なぜかと言うと、通常はデザインの段階で、カットされる線に対して【塗り足し】を行います。塗り足しとは、仕上がりのサイズよりも大きいサイズでデザイン(カットする線から塗り足し)して、紙の伸縮などによるカットのズレが生じた時でも、端に色のついていない部分が出てしまわないようにするものなのです。ですが、今回のドミーは体の線が、かすれているような線になっています。どうしても、この線の風合いを残したく、塗り足しなしでお願いしたのです。そのため、今回の加工では、ズレを最小限に抑えてもらえるよう、テスト印刷を何度も行い、できる限りズレがないように加工を工夫して頂いたそうです!感謝、感謝です。ひとつひとつ丁寧に作られたドミータイル。早くみなさまのもとにお届けしたいです!左【盤上遊戯製作所 森川聡宏さん】真ん中【株式会社鈴木紙工所 鈴木裕一さん】右【Dig-A-Doo(ディガドゥー) 遠山彬彦】
工場見学!【Mr.DOMIEのタイルができるまで】
2020/11/04 14:49