おはようございます。Moeです。
このプロジェクトもいよいよ残りあと3日に迫ってきました。支えて下さっているサポーターの方々も100人を超えました!本当にありがとうございます。
ラストスパートも全力で頑張りますので、皆さまのお力添えどうぞ宜しくお願い致します。
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サポーターの皆さまへ
ミャンマー政府から出されているロックダウンは現在も引き続き継続していますが、本日よりMoeトレーニングセンターの活動を一部再開しました。
今日、わたしと何人かのスタッフがある理由でセンターに集まりました。スタッフが何人かいても、センターに子ども達がいなければ全く別な場所に見えます。
実は、スタッフとはロックダウンの影響で長い間直接会うことはありませんでした。必要なことはすべて、電話またはZoomを通して行ってきました。
今朝はセンターの将来について話し合った後、私たちは1人のある子どもの家に行きました。
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最近、高機能ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)を持つこの11歳の男の子は家族間での問題を抱え、両親は非常に頻繁に彼との関わり方の提案を求めています。
そこで私たちは、彼に実際に何が起こっているのか会いに行くことにしました。
医者から処方された薬の投与量が増えたため、久しぶりに会う彼はとても不機嫌そうでした。しかし、彼は私たちを歓迎して迎えてくれ、私たちは彼が本当に望んでいるものを見つけようとしました。
私たちは、彼にまたセンターに行きたいですか?と彼に聞いてみると、彼はNoと答えました。私たちはその理由を見つけようとしました。彼を担当しているスタッフはいろいろな方法で試みました、
そして最後に、彼はある特定の彼より幼い男の子の一人が来れば彼はセンターに来ると言いました。
私たちは彼の言葉に驚きました。
彼のトレーニングプログラムでは、私たちは彼に、彼の感情的および社会的スキルを向上させるために1人の小さな男の子の世話をするように割り当てました。私たちの目的は、愛を分かち合い、他人に責任を持つ方法を彼に教えることでした。私たちは彼に、彼が誰かのサポートをすることができる1人であると信じてもらいたかったのです。それが彼の自尊心を向上させたのでしょう。
彼は今、小さな男の子の世話をする仕事がとても恋しいと思っています。
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私たちは最初から、すべての子供が何かに能力と情熱を持っていると信じています。彼らはみんなそれぞれ違いを持って生まれたため、彼らが誰であるかを示すのに苦労しています。
私は常に、情熱と知識が特別なニーズを持つ子供たちに大きな違いをもたらすことができると信じています。
このままうまくいけば、彼らの居場所は再び機能し、まもなく再開するでしょう。輝く場所に再び戻ることが出来、私たちを助けてくれた全てのサポーターに感謝します。
文 : Moe Ko Ko Kyaw
訳 : 菊池真澄(山のcafe sasahara)