2020/12/18 12:22

こんにちは。四万十ドラマ、畦地履正です。

いよいよ、しまんと地栗工場の建設が始まりました。自分たちの考え方を詰め込んだ工場建設は、四万十ドラマの新たなスタート。改めてこのプロジェクトを応援していただきたく、その経過に至った話を何回かに分けて話したいと思います。

あれから3年が経ちました。パチンコ屋跡地の解体が始まっています思い出しても、自分達がこの地域で頑張ってきたことがシャッフルされたような気持ちになったあの日。道の駅四万十とおわの指定管理を外れることになったあの日。

人生の中で決して忘れることはない日です。しかし、その日は四万十ドラマの新たなスタートの日でもありました


落ち込みました。

泣きました。

しかし、くよくよしても始まらない。

スタッフも残ってくれるし、地元の皆さんや全国の皆さんからも多くの励ましのメッセージをいただいたから頑張れた。あれがなければ心は折れてました。本当に皆さんの応援支援は嬉しくありがたかった。


そしてその日を境に、次なる四万十ドラマの新たなステージを考える日々が始まりました。実はいろいろ調べていくと、私の運気の年回りはあまり良くなく、それは実際何をやっても気持ちも入らないことや、始めたこともうまく行かないことが多くありました。

「本当に考える時間」だったんだと、いま振り返るとそう思いました。


そして考えて行き着いたのは、やはりここで産業を守り育て繋いでいくこと。

道の駅を外れた時、この考え方にもう一度戻ることができました。そして外れたからこそ、前から心の中に描き、まわりの方だけに話をしていた「新工場の建設」に踏み出すことできました。道の駅を続けていたら、「そこまでやらなくてもいいや」とも思っていた新工場の建設です。


整理整頓をしていくうちに、この工場建設こそ四万十ドラマの考え方の中心にあることに気づきました。

一次産業の支援と育成、地域の雇用の場を作ること、そして考え方を繋いでいくこと。

その考え方は「しまんと地栗工場建設」に活路があると考えれるようになったのです。

「しまんと地栗工場(仮称)」の完成イメージ図です

そして背景には、やはりデザイナーの梅原真さんという大きな考え方を持った方の存在がありました。他にも背中を押してくれた関係者の皆さん、スタッフのみんなや地域の皆さん。みんなの気持ちがまとまり、新たな四万十ドラマの「考え方の真ん中」が生み出されました。

考え方の真ん中は、やはり梅原さんなしには語れません。

次回は梅原さんとのやりとりや、考え方の整理整頓の話をしたいと思います。