2021/03/31 06:29

こんにちは

四万十ドラマの畦地履正です

皆様お変わりないでしょうか?

さて、皆様からご支援をいただいた、「しまんと地栗工場」の進捗状況についてお知らせいたします。

4月末完成の予定となっています新工場、まもなく什器類の設置や、壁には「ロゴマーク」を入れたりといよいよ大詰めです。

現在のおちゃくりcafé工場の3倍程度の大きさ、ラインも「饅頭等のライン」「おかし成型ライン」そして「手作りライン」の3ラインになります。

それに伴って、製造数も一気に4~5倍程度まで上がります。

そして、新商品も続々登場予定

「焼きモンブラン」「焼き芋モンブラン」「芋きんとん」等と、5月からは製造販売予定もしています。

(新商品の『焼きモンブラン』)

楽しみな新しい工場の展開です。

また、詳細がわかりましたら連絡いたします。


さて、その新工場のこともですが、弊社にとって、この方がいなければ、今の状況にはなっていなかったと思います。

その方は、デザイナーの梅原真さん。

弊社が事業を開始した平成6年から、いや実は平成2年頃から個人的なお付き合いが始まりました。


梅原さんは当時、旧十和村(現在四万十町)で4年程暮らしており、まだ若かった、そして農協職員だった時に、あるご縁で知ることになります。

(梅原さんが当時住んでいた四万十町茅吹手の風景)

これだけ語っていてもかなりの話になりますのでここは割愛しますが、弊社がスタートして間もなくから、トータルデザインを始めとして、会社全体のプロデュースをお願いしてきました。

弊社の商品デザインは、ほとんどが梅原さんです。

(四万十ドラマを代表する『しまんと地栗モンブラン』と『いも焼き菓子ひがしやま。』)

そして商品開発等に取り組む時に、いつも教えていただいたのは「考え方を作ること」と言われていました。

しかし、当時まだ右も左もわかっていない自分は、「考え方とは何か?」をいつもわからずにいました。

商品を作る前に、「作っている人は誰なのか、どんな作り方をしているのか」その思いをキチンと理解して商品を作ること。

シンプルなのですが、このことが全てのストーリーとなってきます。

徹底的に梅原さんから教えていただいたのは、シンプルさと「足すより引くデザイン」の重要性

商品作りをしていくと、完成した商品一つ一つに物語があり、そのことをしっかり伝えることができると商品は広がっていくこともわかってきました。


今回の新工場建設は、もう7年ほど前から梅原さんからいただいた構想です

当時は道の駅を運営していたこともあり、新工場建設はあまり積極的ではなかったのですが、地域の将来や人材育成、そして産業作りにとって、新工場の建設は絶対誰かがやらなければならないことでした。

構想から7年経ち、やっと新工場ができることになりました。

梅原さんとの出会いがなければ、新工場も四万十ドラマの将来構想もなかったと思います。

(弊社スタッフや仲間たちも梅原さんのデザインに刺激を受けます)

改めて梅原さんに感謝をするとともに、これからもよろしくお願いいたします。

そして、皆様には完成の折には、ぜひ四万十にもおいでいただきたいと思います。

四万十で待っています。

ありがとうございました。


※ご支援へのリターン商品を随時発送しております。講演や新聞ばっぐ講座などは、コロナ感染状況を鑑みて調整しておりますので、個別にまたご連絡させて頂きます。お待たせして大変恐縮ですが、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。