ぱんぴっとってかなり開放的な集団だと思う。周りの人達、出会う人達と積極的に関わろうとする。
”ワクワクで、出逢うみんなをhappyに”
この理念からも多くの人と関わりたいって考えてることがよくわかる。
自分はというと、人と話すのが得意じゃないし、なんなら他人と話す時間より1人でいる時間の方が大事で、ないとやっていけない自分にとってはこの集団にいるのがかなり不思議な感覚だ。
こんな集団に自分を置いて、様々な人と関わってみると変な気分がする。
この人と関わる中で生まれる感情を「ストレス」と呼ぶことにする。
これはどんなに親しい関係でも感じるもので、例えば家族であっても友達であっても感じる。
でもその「ストレス」って実はワクワクと表裏一体なのではないかとこの頃思うようになってきた。
例えば、家族。この関係がおそらく人と関わる中で1番「ストレス」が少ない。じゃあ家族といる時、ワクワクするのか?そんな感情を覚えたことは久しくない。
友達。この関係も「ストレス」が多い方ではないだろう。じゃあ友達と遊ぶときワクワクするのか?遊ぶのは楽しいけど、その感情はどこかワクワクとは違う気がする。
居心地の良い空間って楽しいけど、”ワクワク”と形容されるものとは違う。
では入学式を思い出してほしい。友達を作る。この時の「ストレス」はかなりのものだ。でもここで新しい友達と出会えた時の喜び。これこそ”ワクワク”なのではなかろうか。
つまり、“ワクワク”と呼ばれるものの一つには、人と関わる間に生じた「ストレス」が消えていく瞬間に生まれるものがあると思う。
こう考えると、ぱんぴっとが解散することについて新しい考え方が見えてきた。
ぱんぴっとは”ワクワク”を追い求める集団だと思う。そして解散は再結成された集団から「ストレス」が消えて、自分たちから”ワクワク”が絞りつくされるから起こるものだと思った。
もうすでに自分にとってぱんぴっとが居心地の良い集団になってきてるし、きっとみんなにとってもそうだと思う。
つまり、この集団から”ワクワク”が絞り出せるのもあとわずか。
解散する時にはもう”ワクワク”を絞り尽くした!って言える、そんな集団になりたい。
“ワクワクで、出逢うみんなをhappyに”
Pumpit 5th 中村憲直