2020/11/19 15:00

ホームでも書いたのですが、より詳しく発病から今現在の状況を振り返ってみました。

9月25日(金) 

「ブータくん」のちのらむね、を引き取る。 すでに42℃の発熱と腹水によるお腹の腫れあり。引き取り先の病院にてFIPの検査を依頼。 

うちに来てからはいつもうずくまり、歩くのもゆっくりで、おもちゃで遊ぶこともしませんでした。食欲もなく、ウェットのご飯なら少量食べる程度。あとはちゅーるぐらい。

熱があるのがわかるくらい抱っこすると体が熱く、水下痢と嘔吐がひどく寝るときはらむね父と長男が交代で看てました。

10月1日(木)

依頼していた検査の結果でFIP陽性、ウェットタイプ、余命1ヶ月と宣告される。その病院では延命治療しかできないと言われ、FIP治療のできる病院を探す。家から車で30分のところに病院を見つけ電話で相談。日曜日に来院予約。

10月4日(日)

FIP治療してくれる病院へ。やはりFIPに間違いなく初期から中期に移行しているので早急に治療を始めた方が良いとのこと。mutian投薬治療を決断する。みられる症状は発熱、下痢、嘔吐、黄疸、肝臓と脾臓の炎症。


薬を投与して数日はまだまだ下痢がひどく、二日に一回は嘔吐もありました。幸い投薬時間のかなり前に吐くので、投薬治療には問題なかったです。下痢を繰り返すのでお尻がかぶれてしまってお尻を拭くと痛そうでした。あまりにひどい時はお風呂に入れるしかなく、熱がある病気の子猫をお風呂に入れるって大丈夫なのかと不安でしかたありませんでした。 

10月11日(日)

2回目の通院。

投薬開始して一週間で熱は完全に下がりました!食欲も出てきてカリカリを食べるように。まだ下痢と嘔吐はありますが、以前のような水下痢ではなく多少形のあるうんちですし、嘔吐も回数は減って3日に一回くらい。かなり来た当初に比べると元気な見た目になりました。

10月17日(土)

3回目の通院。

この頃にはお腹の膨らみは見てわかるくらいなくなっていました。腹水が減るのはもっと時間がかかるものだと思っていたので嬉しかったです。病状が良くなってきたからか、ご飯を変えたからか下痢はおさまり、見事な固さのうんちに!ちなみに安価なカリカリを与えていましたが、色々調べてお財布には痛手ですがロイヤルカナンの子猫後期用に変えました。嘔吐は一週間に一度くらいに減りました。熱も腹水もなくなったからか、この頃から走りまわったり、高い所にジャンプできるように!

今ではイタズラばかりして違う意味で目が離せませんが、わんぱくならむねが愛おしくてたまりません。

ちなみにこれが腹水が一番たまっていた頃


そして今日11月19日現在のらむねさん。

ダイエットした訳ではありません。

お腹の状態は一目瞭然だと思います。これでは走ったりジャンプなどできなくてもしょうがないです。生後7ヶ月だったのに。

mutianの効果にビックリです。もし投薬治療を諦めていたら、と思うとゾッとします。

らむねがうちに来たのと同時に闘病生活だったので健康な子猫の日常がよくわからないのですが、すごい量の水を飲みます!!一日に500mlくらい!もしかしてmutianを飲んでいるからなのかな、とも思いますが。。トイレシートは毎日取り替えるほどです(汗


このプロジェクトのカバーになっているこの写真。らむねがうちに来た翌日に撮ったものです。生後7ヶ月の子猫なのに遊ぶこともせず、この姿勢でいるしかなかったのです。引き取るときに「大人しい子ですよ」と言われましたが、動けなかったんです。熱も、腹水もあったんですから。体が悲鳴をあげてたんですから。私達も最初は大人しいのだと思っていました。

でも今のらむねを見ていると辛くて動けなかったんだとわかりました。

今はやんちゃでイタズラもので天然さんです。

出会えて良かったって思っています。