2017/07/03 22:28
鄭成功の生まれた土地であったり、地味に日明貿易のきっかけを作ったり、平戸オランダ商館があったりと何かと日本の歴史に登場してくる平戸。
生月にいる間に古来より平戸の一部の家系に伝わる伝説のご当地料理を来た人に味わってもらって、それを新名物にしてみたい。
その名も倭寇鍋。
かつて、平戸を拠点として、明を脅かした海賊・倭寇。
倭寇では組織の上下関係が比較的ゆるく、同じ鍋の飯を食べるような仲であったと聞く。
その時の鍋が倭寇鍋。あごだしをベースに、肉た魚などの奪った物資をなんでもかんでもごった煮してできた鍋の味は無類であると明明書房平戸倭寇之巻に記されている。
北家の人間しか知らない幻のグルメをこの手で復活させ、新ご当地料理として大々的に売り出そうではないか!という企画です。
........そんなノリで、ふとした思いつきが形になる楽しさを届けられればと思います。