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夢と現実の間がテーマのアート展のオンライン発表を実現しよう

「モーニングコール」は、2020年11月に東京・北千住で開催を予定している絵画・写真・彫刻などの美術作品と音楽・パフォーマンスによる現代アートの展覧会です。会場とオンラインで発表を行います。多くの方に安全に作品を鑑賞していただくためにご支援をお願いいたします。

現在の支援総額

75,000

50%

目標金額は150,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/11/04に募集を開始し、 9人の支援により 75,000円の資金を集め、 2020/12/06に募集を終了しました

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夢と現実の間がテーマのアート展のオンライン発表を実現しよう

現在の支援総額

75,000

50%達成

終了

目標金額150,000

支援者数9

このプロジェクトは、2020/11/04に募集を開始し、 9人の支援により 75,000円の資金を集め、 2020/12/06に募集を終了しました

「モーニングコール」は、2020年11月に東京・北千住で開催を予定している絵画・写真・彫刻などの美術作品と音楽・パフォーマンスによる現代アートの展覧会です。会場とオンラインで発表を行います。多くの方に安全に作品を鑑賞していただくためにご支援をお願いいたします。

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●はじめに・ご挨拶●

私たち「ARE」は、鹿野佑稀、森田友希、辻梨絵子の3人が中心となり始まったアーティストコレクティブです。絵画、インスタレーション、写真と、それぞれが異なる分野で活動をしており、展示やプロジェクトごとにメンバーを流動的に変え発表を行なっています。今回は画家のサブリナ・ホーラク、パフォーマーの廣野鮎美、エリック・ベイラー、ステフェン・エリオット・ペレス、山本 昂二朗を迎え、それぞれの考える「夢と現実の間」を表現する展覧を開催します。

左から山本、廣野、ペレス、辻、ベイラー、鹿野


●「モーニングコール」について●

モーニングコールとは、ホテルのフロントマンが客に目覚ましがわりにかける電話を意味する和製英語です。一部では夢と現実の間、日常と非日常の間を表すために比喩的に使われます。

このプロジェクトは、2020年上旬より流行し始めた新型コロナウイルスの影響で、多くの活動を自粛せざるを得なくなり、まるで夢の中のにいるような異様な空気が漂う中で、その状況をアートに還元できないかというアイディアの元に始まりました。


◯プロジェクト予告編ーー日常と非日常、眠り続ける人の元に訪れる奇妙な幻想

こちらはそのアイディアを練る中で生まれた映像作品です。東京都の芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」に採択されました。今回のプロジェクトの予告編となる作品をぜひご覧ください。

・映像コンセプト(演出・森田友希より)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
他者からの呼び声、モーニングコール。
私たちは、毎日眠り、夢を見、そして目覚める。
新聞やテレビ、タブレット越しに回る世の中はまるで夢のようだ。
コンテクストは失われ、曖昧で混沌としている。
鏡に映される私の像は反転し、街から人が消えたという。
窓越しに、モニター越しに過ぎゆく人は、まるで亡霊。
とばりの向こうで青年は宇宙旅行に、金縛り…
そもそもこれは夢かうつつか?!
夢?夢の途中…
朝、目が覚める。ベッド脇に置いた携帯が鳴っている!
それは、ある女からの貴重な花の在り処の電話。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー


◯密集する人々・ブラウン管・変形した家具・ツボか顔か

会場となる北千住BUoYでは、作家たちによる絵画・彫刻・映像作品を展示いたします。


Dark Waters (2012) サブリナ・ホーラク

壺男、腕の力だけで壁を登る (2019)  鹿野佑稀

人と集まることが難しい今、密接する人々を描くサブリナホーラクの絵画は桃源郷のように映ります。鹿野佑稀は見方によって対象が変化して見える大規模な絵画作品を発表、森田友希は呪い(まじない)をし続ける主人公の映像作品を上映します。辻梨絵子は家具や看板などを変形させたインスタレーションを展開し、歪んだ日常を表現します。

Mark's Dawn(2020)森田友希

I hope you are happy. (2018)  辻梨絵子


◯神出鬼没の路上パフォーマンスと、ライブストリーミング配信

今回のプロジェクトには、4人のパフォーマーが参加しています。
展覧会の初日には、歩道橋、高架下、路地裏など、場所や時間は伝えずランダムな場所にて即興的なパフォーマンスを行い、その様子をライブストリーミングにて配信します。道行く人の反応や環境音も含め、日々の生活環境の中に突如として与えられる予測不可能なパフォーマンスをご鑑賞いただけます。


●展示作家プロフィール●

各作家プロフィール(名字50音順)
・名前
- 主な制作表現方法・メディア


・鹿野 佑稀

https://www.yukishikano.com/#
- 日本画、漫画、児童画、ポップカルチャーの影響を受けた平面作品

監視者(2019)

・辻 梨絵子

https://www.riekotsuji.com/
- 樹脂やアクリルを使用したインスタレーション

Virtual Romance (2019) インスタレーション


・廣野 鮎美

https://15hirono.wixsite.com/hironoayumi
- カーテンにくるまるパフォーマンスなど

幽体の戯れ、あるいは完璧な他人として (2019) パフォーマンス


・エリック ベイラー

https://soundcloud.com/ericbeyeler
- ギター、ピアノ奏者・エフェクターで遊ぶ夢想作り


Addiction (2019) パフォーマンス

・ステフェン エリオット ペレス

https://www.selliotp.com/
- ビオラ奏者、インタラクティブメディア作品、音も映像もあなたの触れかたによって変わっていく

LARGER THAN SUN (2020) 映像キャプチャ


・サブリナ ホーラク

http://www.sabrina-horak.com/
- 画家、セルフポートレイトなどを描く

DIAMOND(2019)、ベニヤ板と木材にアクリル

・森田 友希

https://www.yukimorita.net
- 自己と他者の記憶をテーマに写真と映像、テキストによる作品を展開

OBLIQUE LINES(2017)「LʼArtiere  Edizioni」写真集より

・山本 昂二朗

https://yamamoto-koujirou.studio.site/
- 主な活動に、リヤカーを用いて自力で物を運送するプロジェクトなど
その他、身体を用いた様々なパフォーマンスを行う

ファーストショップ (2018) パフォーマンス


●資金の使い道●

クラウドファンディングで集まった資金は下記のとおり使用いたします。

会場費
- 会期延長代 25,000円
- 別会場代  40,000円

ライブストリーミングの実現のために必要な設備費
- 高性能のビデオカメラ レンタル代 5,000円
- ATEM レンタル代 4,000円
- その他機材(三脚、ケーブル等)代  4,000円

オンライン展示のための撮影費
- マターポート代 40,000円

広報費
- 紙代 (増刷分)3000円
- インク・印刷代  4,000円

合計  125,000円

(クラウドファンディング設定目標額より手数料等を引いた値段となります)


○目標金額に達した場合、さらに実現したいこと

・アーカイブの充実

会期終了後、3Dカメラで展示会場の撮影を行い、バーチャルアーカイブを制作したいと考えています。
また、複数のカメラを使用したパフォーマンス・展示風景の中継が可能になり、より臨場感あふれる映像を提供できるようになります。

・環境の充実

音を十分に出せる環境を借りることで、より自由度の高いパフォーマンスが可能になります。

・広報の充実

多くの方は展覧会に足を運んでいただくため、より質の高いフライヤーの作成を目指します。

以上がクラウドファンディングで頂いた支援金で実現したいこととなります。

●リターン●

その①

・展覧会が出来るまでのメイキング

・作家インタビュー

・高音質・高画質の限定パフォーマンスを収めた映像

をオンラインで公開、そちらの鑑賞のためのURLを販売いたします。

映像参考イメージその②
・作品解説や展覧会コンセプト、インタビューの内容を収めたZINE(冊子)

・作家直筆のドローイング

などをお送りいたします。

ZINE参考イメージ

ドローイング参考イメージ

詳しくはリターンページをご覧ください。


●実施スケジュール●

・2020年11/28(土) 展覧会開始。同日 18:00~ ライブストリーミングサービスにてパフォーマンスをオンライン公開。
・2020年12/6(日) 展覧会終了後、会場の記録撮影。
・2020年12月末 アーカイブ写真をもとにオンラインでの作品発表を行う。

●展覧会情報●

「モーニングコール」

◯日時 2020年 11/28(土)-12/6(日) 10:00~22:00(最終日のみ18:00まで)
※開場時間は変更になる可能性がございます

◯会場 BUoY 〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11 
    JR・東武・つくばエクスプレス「北千住」駅から約8分
    東京メトロ千代田線・日比谷線「北千住」駅から約6分
    http://buoy.or.jp

●メンバーよりコメント●

AREメンバーの鹿野佑稀より

鹿野アトリエにて

カミュは、ペストの一文でこう述べている。

「さてそこで、争いが、涙が、説得が、つまり抽象が始まるのであった。」

カミュの言葉を借りるなら、非現実的な状況は、人々を追放者とし、抽象化してしまう。また、エコーチェンバー現象という言葉がある。閉鎖的な特定のコミュニティで一定のコミュニケーションを行うことで信念が増幅、強化される現象のことである。

現在、他者との接触が極力抑えられ、非日常的な状況となり、インターネットによるコミュニケーションが増えた今、偏った信念、不安、理念などが増幅される状況下にある。
日本だけでも、コロナが上陸した時、誤った情報などが、出回り、買い占め騒動が起きていた。また正義感による攻撃的な制裁をする自粛警察、クラスターが出た人々に対する差別や誹謗抽象なども起きている。

またカミュは、ペストにて、こうも述べている。

「抽象と戦うためには、多少抽象に似なければならない。」
依然として緊急事態宣言から余談を許さない状況下ではあるが、この展覧会が、混沌とし、抽象化された社会、人々へのモーニングコール、−− 夢から目覚め、朝を向かえるための起点となることを私たちは願っている。

●最後に●

ここまでお読みいただきありがとうございます!
コロナ禍で作品発表の機会が失われていく中、新たな表現方法を模索し、一同アイディアを練って展覧会を企画しております。
会場で、オンラインにて、各自が安全に鑑賞できる場所にて、お会いできることを楽しみにしております!
https://areyoustillthere.tumblr.com/morningcall

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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