■この映画で目指すのは『社会貢献』『撮影のイベント化』『世界一の記録』『映画界の革命』
昔から、ちょっとした疑問が頭の中に住み続けている。
今の映画業界で誰も改革しようとしなかった方向をずっと見ていた。
いつまでも受け身で変わるのを待っているのは性に合わない。
常日頃から感じていた疑問を、今回の映画で実現すべく動き始めました。
映画監督・荻野欣士郎です。
■映画だって、この世界の誰かの為の力になれる!
大きな目標は『社会貢献性の高い映画作り』です。
「自由に作れる映画ならば、自由に映画を観てもらいたい。映画館に行けない事情があるからと言って、映画が見られないのは文化的観点からみても、とても悲しいことではないか?」
そんな感情が芽生えたのは、映画脚本家を目指す一人の青年が、大病を患い長期入院生活を余儀なくされている中での会話でした。
病室の外にも出られず、毎日本を読むかDVDを借りてみると言う日々。
「早く、映画に関わりたいです。撮影の現場に行きたいです。完成した映画を観てみたいです。」
映画1本に懸ける想いと重みを感じた言葉でした。
また、被災地の病院へドキュメンタリーの撮影に行った時の事。
「孫と映画を観る約束をしていたんです。でも、その約束がはたせずに孫は…」
声を詰まらせるおじいさんの言葉を聞いたとき、映画の役割を改めて見直すことができました。
出会った彼らだけではなく、僕の知らない誰かも同じような状況にあって、同じような気持ちでいるのかも知れない…。僕ができることは、僕の作った映画をプレゼントすること。そして、全ての映画を好きになってもらう事。
僕は、映画館に行けない状況にある入院患者さんや被災地で避難生活を続ける人たちに向け、映画の中に未来への希望をたくさん詰め込んで『映画をプレゼント』したいのです。
■私たちも人間です。社会と繋がっていたいのです。
もう一つ、社会貢献として実現したい目標があります。
難病を患っている方・障がいを持つ方の『映画出演、および、雇用』です。
お子さんが難病を患いながらも、懸命に家族手を取り生活をしているご家族との出会い。
「確かに病気を持つことは大変だと思われるかもしれないが、それは個性として受け止めています。何もできない訳じゃない、この子にもできる事がある!」
その言葉を聞いたとき「映画のエキストラとして出演してもらえないだろうか?」と言うアイデアが生まれました。
思い出として写真やビデオを撮るように、映画の映像の中に映し出される姿を見れば喜んでもらえるのではないだろうか?撮影参加~完成~上映までワクワクしながら待っていてもらえるのではないだろうか! 自分には出来ないと思っている様な特別な世界に関わった一人だと自信を持って貰えるのではないか、と。
障がいを持ちながらも、支援を受けながら生活をしている皆さんとの出会い。
「彼ら彼女らの為に、仕事を作って、働く事で毎日の生活が楽しく過ごせるように支援しているんですよ」
知的障がい者支援団体の方は言います。
「たった1つの事しかできなくても、そんな素晴らしい事が出来るのならば、その特技を生かして仕事を作って支援金に回すのが私たちの仕事です。」
出来ないことを言うのではなく、できることを見つけてお願いしたら良い。その考え方を知った時の衝撃が、映画で雇用の幅を広げると言う映画界に無い考えも生まれました。
「そんな夢みたいな話、実現出来る訳が無い…」
きっと、そう思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、いつかその壁を砕かない限り、変わらないのです。僕は、今、その壁を崩す為に映画を撮るのです。
■映画は『撮影そのものが最大の見せ場』である。
もし、どこかで撮影をしていたら?…ちょっぴり気になりませんか?
ただ撮影となると、関係者だけが集まっていて、どうしても一般の人は排他的な感情を受けてしまうでしょう。
しかし、我々は出演の場と雇用を生むために『撮影⇒イベント』と置き換えて考える事にしました。多くのエキストラが出演する場面を作れば、人が多い分気軽に参加できるようになる。また、人が多ければ雇用が生まれる、と言う流れです。
■映画のラストシーン=イベントです。『世界一の記録を狙います!』
~ 9月2日(日)長崎県長崎市水辺の森公園にて ~
『レール移動距離 世界一の記録を狙います!』(ギネス世界記録™ 挑戦権取得済み)
カメラがレールに乗って、1周1キロをノンストップで撮影し続けます!(募集要項は、HPにて告知。最後に記載してあるリンク先・フィルムフロンティアHPからご確認下さい。)
ちなみに!
レールは最初から1キロすべてには引きません。
バケツリレー方式で、レールを運んでつなげて運んでつなげて…真夏に汗水流して実施します。
(※レール運びは、体力のある方をエキストラとして募集します。)
つまり、今回出資いただいた皆様のお名前は『世界一の映画のエンドロールに掲載されます!』
(※掲載条件は、リターン欄を参照ください。)
■最後の目標『映画界の革命』
映画料金をもっと自由に!
皆さんは、映画館に映画を見に行きますか?あまり行かない?どうして?
『料金が高いから、DVDレンタルできるし、自宅で見れるから。』多くの人が、こう言います。
だったら!値段を下げて気軽に見に行ける環境を作ればいいじゃないか!
映画製作は基本【お金を借りる~撮影~編集~完成~上映 ⇒ 資金回収】となっています。資金回収の目処は、上映時の集客となっており、不確定要素が高すぎるのです。また、回収まで相当な時間を要する為、常に赤字であり、その様な綱渡りの状況の中で回収金を下げることなど、誰もしたがりません…。
そこで、映画製作費を借り入れるのではなく【宣伝広告費として出資していただく事で、返済不要とする!】こうすれば【完成前までにプラスマイナスゼロの状態となり、映画鑑賞料金に還元できる!】と言う考えです。
(※料金の一部は、映画館の広告費用・上映時の人件費に充てられます。)
『映画はもうからない』から『映画でだって収入を生める』と言う流れに転換するきっかけにします。大手テレビ局がバックアップしている映画ばかりが注目されているのは、同じように宣伝広告費があるからだと言えます。しかし、それゆえのしがらみ・制約があるのも事実です。
これらの状況を打破することは『しがらみのない自由な発想で作り上げる事ができる環境を作る。』ことであり、1番の目標である『社会貢献性の高い映画創り』に欠かせない重要なポイントなのです。
■どんなストーリーなの?
お待たせいたしました、映画本体のご案内になります。
映画「池島譚歌」2012年7月24日 クランクイン ~ 9月2日 クランクアップ
長崎県長崎市池島町。
良質な石炭が取れる島として栄えた、周囲4キロの小さな島。
繁栄時には8,000人が住み、島全てが家族の様でした。
現在は300人足らずの住民と、残された大きな機械がひっそりと時が過ぎるのを待つ島。
~あらすじ~
長崎県にある炭鉱の街として栄えた池島。閉山してからはひっそりと静かに時が進む。
その島に住む少年・諒一は、小学校4年生。島で一人暮らしをしている。父は単身赴任、母は行方不明になっているのだ。
ある日、諒一はランドセルの中から母が集めていた「石炭」が転がり出てくる。友達の周りでも同じような事が起きていた。「お母さんが帰ってきた?」「もしかして、助けを求めて石だけを置いて回っているんじゃないか!?」そう思い立ち、母を探しに行くことを決意する諒一たち。
翌朝、突如見知らぬ女性が諒一たちの前に現れ、母を一緒に探しに行くと言う。新しく赴任してきた先生の様だ。
池島には「願い事の大きさと同じくらい努力をすれば、願いが叶う」という噂があるのだ。きっと頑張ればお母さんに会える。そう信じて島の立ち入り禁止区域に向かうのだった…。
【夏休みに、母の行方と石の秘密を探しに行く過程で、周りの大人に支えられ、そして自分も大人になっていく…誰もが子供の頃に経験した、小さな冒険と家族の愛の物語】
実は…脚本をフェイスブックに公開しております!(最初とラストシーンは、ネタバレになるので秘密なのですが。)是非ご覧いただき、この脚本を映画として形にし、関わってくれた人すべてに恩返しできるよう、お力添えお願いいたします。
脚本はこちらから(facebook/池島譚歌・ノート)
http://www.facebook.com/ikeshimatanka#!/ikeshimatanka?sk=notes
監督:荻野欣士郎
脚本:里島美和/荻野欣士郎
撮影:高間賢冶(「みんなのいえ」「ラヂオの時間」三谷幸喜監督/「デスノートthe Last name」金子修介監督)
出演:
堀川りょう(ドラゴンボールZ:べジータ/名探偵コナン:服部平治)
田中 達也(子役)長崎県諫早市
田島 竜斗(子役)長崎県長崎市
高木 翔慶(子役)長崎県長崎市
山川 沙弥(子役)長崎県長崎市
東さや香(映画チームフィルムフロンティア)
大嶋真由子(NCC長崎文化放送アナウンサー)
この夏、小さな島で共に過ごすキャスト達です。
※主演子役は長崎県内にてオーディションを実施。選ばれた子供たちです。
※出演者情報は、映画チームフィルムフロンティアHP/facebookにて随時発表!
製作//
映画「池島譚歌」プロジェクトチーム
株式会社レックス・パートナーズ
制作//
映画チームフィルムフロンティア
http://www.film-frontier.com/index.html
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
コメント
もっと見る