FIP経過観察13日目
体重 2706g
食欲◎
うんち×1

明日でついに投薬終了から2週間になります。

本当に1日1日過ぎるのがこんなに嬉しいことはありません！

このまま1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、1年と早く経ってほしいです。

こっちゃんは今日も元気いっぱいです！

食欲もしっかりあり、うんちもいい感じでした！！

昨日母ちゃんがリビングで寝落ちしてしまい、その間こっちゃんもリビングで爆睡。
明け方、母ちゃんは体が痛くてベッドへ。

そのタイミングでこっちゃんは覚醒。

ひたすら寝てる母ちゃんの顔をペシペシしては遊びに行き、しばらくしてまた戻ってきてペシペシペシペシし続けてました笑

爪を出さずに優しくペシペシするところに愛を感じた母ちゃんです笑 (親バカ)
終いには、毛布に潜った母ちゃんの顔を毛布の上からフミフミしてましたが笑

ここからは、私の想いの丈を綴ります。

とても長くなってしまったので、何人の方に最後まで読んで頂けるんだろうくらい長いので、興味のある方のみお読み頂ければと思います。

クラウドファンディングがついに明日の23:59をもって終了となります。

まずここまで挫けずやってこれたのは、本当に皆さんの支えやアドバイス、応援があったからです。本当にありがとうございます。

人がしかも赤の他人なのに、こんなに優しいなんて今まで知りませんでした。
こんなにも心優しい方達が存在してるんだなと。都市伝説を体験した気持ちです。そのくらい心に響いてるし、感動しました。

だって、お会いした事もない全く知らない人です。なのに、自身の時間を割いて沢山拡散シェアしてくれたり、応援や励ましのメッセージをくれたり、汗水流して稼いだ大切なお金をご支援下さったり…簡単に出来ることではないです。

投薬がうまくいかず行き詰まって毎日泣いてた時、色んな方からこうしてみたらどうですか？と沢山アドバイスを頂いたんです。毎日一つ一つ全部試しました。それでようやく投薬が安定しました。

それまでは猫を家族にしたのも初めてで触り方や扱い方、ましてや口を開けさせたまま大きなカプセルを何個も投薬なんて。。。全てが手探りでした。

言われたこと聞いたことは片っ端から素直に受け取りそのまま試しました。
本当に琥珀も辛いしんどい思いを毎日してたと思うし、私自身も確実に実行しなきゃいけないプレッシャーと、けどうまく出来ずに失敗してしまう=琥珀も辛いし、お金もその分かかるし、私がうまく投薬出来てないせいで薬が足りてなくて琥珀の治療に影響したらどうしようという恐怖とで、、、本当に毎日が真剣勝負で心休まらずギリギリのメンタルでした。
今こうやって書いてても思い出すと泣けてきます。

けど、琥珀がFIPを発症した最初の助からないかもしれない、治療法はない、琥珀が刻一刻と弱っていく姿を見てることしかできないという絶望感に比べれば、自分が頑張れば何とかなる！とメンタルを奮い立たせて日々をこなしてきました。

それこそもう全集中しすぎて、泣けるくらいなのに84日間の記憶がほぼありません。
長かった。けど一瞬でした。

そのくらい濃い日々でした。
助かって欲しい。その気持ちだけでした。

12月に入り琥珀の投薬も無事終えることが出来て、現在経過観察13日目。

再発がある病気なので、正直まだ気が休まる日はないですが、それでもただ毎日元気に、ご飯も食べて、しっかりうんちして、遊んでる琥珀と普通に暮らしていけるだけでこんなにも幸せなんだなぁと日々感じております。

生きてるだけで丸儲け。

これ本当です。
琥珀が生きてるだけで嬉しいです。

元気にしてくれてると、だんだん慣れてきちゃいがちなんですが、やっぱり少しでも様子が違ったりご飯食べないだけで死ぬほど心配、不安になります。私もちゃんと母ちゃんやってるなと自分で思ったりもします。笑 まだまだですが。

琥珀には毎日、こっちゃん今日の体調はどう？元気？沢山眠れた？夜寒くなかった？沢山たくさん愛してるで！母ちゃんの娘だから、絶対母ちゃんが守ったるからな！ずっとずっと元気で母ちゃんが死ぬまで一緒に過ごそうな！って本当に毎日言ってます。声に出してブツブツ語りかけてます笑

その時は琥珀も逃げようとせず、静かに抱っこされながらその言葉を聞いてるので、たぶんちゃんとわかって聞いてるんだろうなぁと勝手に思ってます。ありがとう。

琥珀の身体の中の悪いものが全部母ちゃんに移って、こっちゃんが元気に健康になってくれたらいいのに！私自身が傷んだら自分は気合いで治すのに！！と毎日思ってます。
FIPの悪いウィルス全部こっちに流れてこい〜って手をかざしてみたりしちゃってます笑
本当に心から代わってあげたいです。

発症当時、FIPについて色々調べたんです。

主な原因の一つにストレスがありました。
これは詳しい原因が解明されてないからひとえにストレスと括ってるのだと思うのですが、やはり考えてしまいます。

私の接し方や過ごし方が悪くて、琥珀がストレス溜まってFIPになってしまったのかな…何が悪かったんだろう。同じ生活リズムや過ごし方だとまたストレス溜まって病気になっちゃったらどうしよう。琥珀にとって、何がダメだったんだろうって…。

すごく考えちゃう時があります。

答えなんてないのは分かってるんですが。

自分なりに琥珀のことを想って考えて接してあげるしかない。けど琥珀はそれで幸せに感じてくれてるのかな？って。

もちろん一生守っていきます。

けど言葉が通じない分、本当の意味で琥珀が求めてることをしてあげられてるのかな？って。

楽しく、幸せに思ってくれてるといいなぁ。私に出来ることはまずはしっかり琥珀の病気を治してあげること。

FIP発症した時、細かいことを悠長に考えてる時間と余裕はなく、とにかく助けないと！いなくなっちゃう！早くしないと！！それだけしかありませんでした。本当に必死でした。

後先なんて考えてる間にいなくなっちゃう。

まだ生後3ヶ月なのに、なんでこんな事が起こるのか全く理解も出来ないし、思考も何も追いつかないけど、とにかく手遅れになる前に少しでも早くと、絶望感と不安な気持ちで泣き叫びたいのをグッと堪えながら、すぐ決断しました。

私がそこで取り乱したら助かるものも助からない。とにかく自分のことより琥珀のこと。

寛解する可能性が高い薬が1つしかないなら、お金が高かろうが何だろうがそれしかないし、とにかく琥珀に今存在する中で1番の最善の道を進ませてあげるのが私の母ちゃんとしての責任だし、そうしてあげる事以外考えてませんでした。

恥ずかしながらお金もなかったし、問題だらけだったけど、目の前の消えそうな命に比べたら些末なものでした。

命以外の問題はあとからどうにでもなる。
その時の私の正直な気持ちです。

命は消えてしまったらもう元には戻らないんです。あとからあーしておけばよかった、こーしておけばよかったと後悔してももう遅いし、どうにもならないんです。

なので、まずは1番可能性のある未承認薬の投薬を決めました。

自分で全てを最初から賄えればよかったのですが、そこは私の至らなかった点でとても反省しております。考えと覚悟が浅かったなと。
私がもっと稼いでたら、もっとお金持ちだったら…そう思います。けど今ないものはない。そこをタラレバ言ってもしょうがないので切り替えて、琥珀をどうしたら助けられるかしか考えませんでした。

もちろん節約して出来る限り捻出は当たり前ですがしてます。

とは言え、命の時間が限られた中での判断を迫られた状況でそこをどうこう言っても遅かったので、片っ端から頭を下げて借りたり、クラウドファンディングを勧められてやるだけやってみようという気持ちで始めました。検査や薬を買う為にすぐにお金が必要でした。

正直最初クラウドファンディングをするか迷いました。してもいいのかな？って。やった事もなければ、人生でクラウドファンディングをやる日がくると思ってなかったので。
けど何人かの方が背中を押してくれました。やるだけやってみたらいいよ！支援したいと思ってくれる人が支援してくれる、人は1人じゃ生きていけないんだから、時には頼る事も必要と。

頼りまくってる私で、本当情けないですが、この言葉には涙が出ました。

琥珀の状態、投薬、お金のこと、色々張り詰めてた気持ちに沁みて響きました。

あったかいなぁ。って。

号泣です。

いざ、始めてみると、

世の中優しい人で溢れていました。

沢山の人が助けてくれました。

本当に本当に救われました。

一人じゃないと思えたし、頼ってもいいんだと思えました。

毎日張り詰めてる心の中でもあったかい気持ちになれました。

もちろん、感謝と反省と教訓は心に刻みました。

人様からお金を借りるという事。

人様からお金を頂くという事。

簡単にしてはいけない事だと思います。

私もそう思います。

それと同時に心の底から感謝しております。

私も誰かが、それが例え知らない人でも困ってたら手を差し伸べられるそういう人間になりたいと思いました。
pay forwardってこういうことなんだなぁって。

今回、琥珀が病気になって、人に頼りっぱなしです。落ち着いたら今度は私が助けを必要としてる人の助けになろうと思います。

今まではそういう気持ちをあまり持ち合わせてないタイプの人間でした。ダメダメです。自身が身をもって経験して初めて気持ちがわかりました。皆様から頂いた分を糧にして私も人に優しくありたいです。これは私自身が今回学んだ大切な事です。

現在、皆様のお気持ち、ご支援ご協力のお陰で83%まできました。本当に感謝しております。

残すところクラウドファンディングも明日が最終日となりますが、今しばらく頼らせて下さい。

いつも、今まで、本当にありがとうございます。