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新型こけしが消滅の危機に。ブランディングでこけし工人の制作環境を守りたい。

白石市が新型こけしの発祥地でありながら市内の工人はいまでは5人程度に。新しいスタイルに取り組める工房は「佐々木こけし工房」だけになりました。地元のこけし工人を応援したいと思い活動を始めたところです。これまでにないユニークでコケティッシュなこけしを登場させてブランド化を目指します。

現在の支援総額

262,100

100%

目標金額は261,000円

支援者数

43

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/12/24に募集を開始し、 43人の支援により 262,100円の資金を集め、 2021/01/26に募集を終了しました

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新型こけしが消滅の危機に。ブランディングでこけし工人の制作環境を守りたい。

現在の支援総額

262,100

100%達成

終了

目標金額261,000

支援者数43

このプロジェクトは、2020/12/24に募集を開始し、 43人の支援により 262,100円の資金を集め、 2021/01/26に募集を終了しました

白石市が新型こけしの発祥地でありながら市内の工人はいまでは5人程度に。新しいスタイルに取り組める工房は「佐々木こけし工房」だけになりました。地元のこけし工人を応援したいと思い活動を始めたところです。これまでにないユニークでコケティッシュなこけしを登場させてブランド化を目指します。

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こけし村 の付いた活動報告

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全国的に雪模様。白石市も数センチ積もりました。朝から雪かきで汗を流しました。雛の宴展3月3日まで開催しています。佐々木こけし工房からも出品しています。開催場所は弥治郎こけし村(宮城県白石市にある鎌先温泉の近く)今では「ひなこけし」は広く受け入れてもらえるようになりました。出始めのころはこけしの雛人形って有りなの?と違和感を持たれたりしたそうです。最近は作品の数が増えてきました。工人の個性がそれぞれに映し出されています。特に男のこけしは珍しいのでその描き方に新鮮さが感じられます。伝統こけし・新型こけし・創作こけしの区別なく楽しんで見られます。


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できたてのオリジナル新作こけし3体をメンバーにお披露目しました。初めに佐々木こけし工房に集まり制作状況を見てもらいました。そのあと弥治郎こけし村へ行き惟喬親王(これたかしんのう)神社をお参り。お昼はきちみ製麺の光庵で白石名物の温麺(うーめん)を食べて、大河原町の裏庭あとりえを訪問してÜ-OILを広葉樹林につかう良い方法を話し合いました。これまでにない塗料との組み合わせをどのように仕上げていけるか乞うご期待です。伝統こけしで主に使われている塗料は食紅などの染料なのですが、色の種類が少なく、退色が進みやすいなどの悩みがあるのだそうです。特に紫は消えていくのが早いので、明るい場所には置いておくことは推奨できません。佐々木功工人の新型こけしは別の塗料に換えて彩色されています。自分が自動車会社において技術者として経験したことのある色の選び方の難しさが思い出させれました。デザイナーが「カラスの濡れ羽のような光沢のある黒」を指定したことがありました。塗料メーカーは希望に合いそうな調合を試みますが、車体には鉄板もあれば樹脂も使われていています。さらには塗料を塗布する方向(横からか上からかなど)でも色見が微妙に変化をしてしまうので、均一性と再現性を保つのに工夫を重ね、妥協できるレベルまでもっていくのは大変な作業でした。今回のオリジナル新作こけしでもこれに似た過程を踏んでいます。まずはキャッツこけしの彩色で使われた「薄墨(うすずみ)」を試してみたのです。理想の色の濃さになるには何体も塗ってみなければなりませんでした。一品ものであればこれでも良いでしょうが、安定して量産するためには向きません。薄墨の品のある色を再現性よく表現するための手段として選んだのがÜ-OILです。この染料の良さは自然塗料であることです。功工人が何度も塗り方を工夫したことにより薄墨と同じように木目の模様(杢と呼びます)を鑑賞することが可能になりました。これまでは木肌が白いことで色見がよくなるため科学薬品で漂白されることも。しかしながら人体に良くないため使いたくはありません。木肌を守れて滑らかな感触も得られるÜ-OILの良さについてはこの後もお伝えしていければと考えております。