はじめに

皆様、はじめまして。
わたしは2020年5月生まれのノルウェージャンフォレストキャット「キティ」の飼い主で会社員のNoriと申します。数あるチャレンジの中、ご覧頂き本当にありがとうございます。

キティは致死率99%の難病【猫伝染性腹膜炎(以下FIP)】の闘病中です。

7月、うちにお迎えしたばかりの頃

まだまだやんちゃざかりの子猫ちゃん

ひっくり返ってこんなおどけた表情も

かわいくてかわいくて、みんなのアイドルでした

ところが8月28日に3種混合のワクチンを摂取した翌日から食欲がなくなり…

数日経っても元気にならず病院へ行くもワクチンによる影響だろうとのこと…

4日目から高熱が続き下がらなくなりました。

10日目になると腹水でお腹がぽっこり…歩くこともままなりません。
ご飯も顔の前に持っていって指であげないと食べません。

毎日病院で点滴を受け血液検査、レントゲン、エコー、注射を繰り返す日々。

可哀想で可哀想で言葉にならない気持ちでいっぱいでした。

病院を嫌がるキティを励まし、お家でも３時間に一度ごはんとミルクを繰り返し運び続け、どうかFIPではない事を祈っていましたがセカンドオピニオンで訪れた病院でほぼ100%FIPで間違いない状態と診断されました。正直言って検査結果を待つのも危うい状況、普通で14日、長くて2ヶ月程度だと余命宣告を受けました。

以下が実際に6日後に出た診断結果です。

帰宅後、諦めきれずに先生からお聞きした日本未認可の『MUTIAN』という新薬について調べに調べ尽くしました。FIPの治療には現在明確な治療法がなく、唯一の方法がMUTIANを投与する方法しかありません。調べるうちに実際使用した方のお話で回復したというお話も聞くことができました。その他の資料でも80％の確率で助かる可能性があるという記述もありました。

MUTIANは毎日同じ時刻に84日間投薬を続ける必要があるお薬です。
体重によって投与量は変わりますが、例えば3kgの猫ちゃんで1日300mg(=約7500円)の費用がかかります。体重増を考えなくても単純計算で63万円の投薬費が必要です。普通の会社員である私のお給料では通院検査も含め100万円近い費用の工面はかなり厳しい面がありました。悩みに悩みましたが検査結果を待つことも危ういキティのかけがいのない命にはかえられないと決心し9月9日から投薬を開始しました。

※「MUTIAN」は日本において動物医薬品として承認されていません。
キティの飼い主として、個人的な自己責任と判断のうえでキティにとって投与が必要と考えていますが、
全てのFIPの猫に「MUTIAN」が有効であるという趣旨ではありません。

※明細書は実際に支払った10日の日付です。

※明細書は実際に支払った15日の日付です。

※明細書は実際に支払った24日の日付です。

2020年11月3日現在、その投薬も56日目を迎えました！MUTIANのお陰で投薬翌日から目に見えて回復し、今では投薬前と変わらない元気を取り戻しています。しかし投薬も残すところ1ヶ月を切ったところですが、いち会社員の自分にとって資金繰りが厳しいのも事実です。体重も3kgですがこれまでの増量を考えるとあと500gは増えそうです。せっかく繋がった命、キティの命をどうしても守りたいと思い、勝手ながら皆様にご支援のお願いをさせて頂きたくこのプロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトで実現したいこと

キティが発症したFIPは発症してしまうと治療法はなく、致死率99%で余命数日〜2ヵ月という大変恐ろしい難病です。
5%の確率で猫腸コロナウイルスが猫伝染性腹膜炎ウイルスに突然変異し、FIPを発症してしまいます。
その原因は未だ解明されていません。
たった5%に当たってしまった運命を今は嘆いています。

《FIP分類と症状》
・ウェットタイプ：胸水や腹水の貯留がある。ドライタイプより進行が早い。
・ドライタイプ：内臓に肉芽腫を作る。ウェットタイプよりやや慢性的な経過。
・混合タイプ
共通的な症状は、発熱、食欲低下、体重減少、黄疸など、症状は様々です。
キティの場合ウェットタイプです。

腹水が貯まりパンパンになりました。

MUTIANは8〜9割の猫ちゃんたちが改善しているらしく私の唯一の希望の光です。
未認可ではありますが日本でも使用可能です。
治療薬は症状が回復しても84日間連続で続ける必要があり未認可のため、高額な治療費がかかります。
また治療可能な病院もかなり限られており、現在国内で5院程だそうで、私の場合は幸い車で1時間圏内に見つけることができました。

本来であれば飼い主としてすべて責任を持たなければならないのですが現実的に難しい状況であり、私一人の力ではキティに最後まで治療を受けさせてあげることが困難です。
キティの命を諦めたくない。
後悔しないようにキティに寄り添いながら私にできる最大限のことを全てやってまいります。
キティの回復迄のご支援とサポートを宜しくお願い致します。

これまでの経緯

7月19日(日)　我が家にお迎え
8月28日(金)　生後4ヶ月目　猫三種混合ワクチン
8月29日(土)〜31日(月)　食欲不振
9月1日(火)　食欲不振、ぐったり
9月2日(水)　病院Aにて注射、点滴　熱有り
9月3日(木)　病院Aにて注射、点滴　夜中にエネルギーちゅーる
9月4日(金)　様子見。夜にはぐったりハンモックで寝る。
9月5日(土)　病院Aにてウイルス検査、点滴、抗生剤注射
9月6日(日)　病院Aにて点滴
9月7日(月)　病院Aにてレントゲン、エコー
9月8日(火)　病院Aにて再診
※ここまで40度以下にならない

9月9日(水)　病院Bにて初診　13時MUTIAN注射開始
夜中12時には階段を降りてきたり目に見えて回復

9月10日(木)　病院B通院　13時MUTIAN2回目
自力で階段を上り下りするほど回復　食欲も戻りつつありカリカリ食べる　39.6度！

9月14日(月)　38.85度　チュールを美味しそうに食べる
9月15日(火)　7日間のMUTIAN注射終了
9月16日(水)　カプセルによる投薬スタート
12月1日のゴールに向けて毎日欠かすことなく投薬を行っています。

資金の使い道

全てキティの治療費に（MUTIAN薬代×84日分、検査代）＋キャンプファイヤー手数料（総支援額からその17%+税）に使わせて頂きます。

以下、投薬済分です
注射　7日分　60,500円
50mg　2シート　24,200円
100mg　2シート(5カプセルは未投与)　48,400円
200mg　4シート　193,600円
合計326,700円

以下、投薬前
50mg　2シート　24,200円
100mg　1シート　24,200円
200mg　4シート　48,400円
合計96,800円

現在お薬代だけで上記の合計423,500円+診察費+検査費がかかっています。
その他、検査代やMUTIANの追加購入についての領収書は全て活動報告にアップロードしてご報告致します。

リターンについて

定期的に治療経過や様子を報告していきます。
治療薬『MUTIAN』については未認可なのに何故数院は取り扱いが可能なのか、何故ネットで購入できるようなサイトが存在するのか等調べれば調べるほど疑念が湧いてきました。
今はキティの事でいっぱいいっぱいですが高額なお金が支払えず諦める飼い主さんのお気持ちやもっと元気いっぱい遊びたいのに死んでいく猫たちのなんらかのお役に立ちたいと考えております。

またこの度のプロジェクトを支援して頂いた方には、
感謝の気持ちを込めてキティのグッズを返礼品としてお渡しします。

実施スケジュール

2020年11月3日　クラウンドファンディングスタート
2020年12月20日　クラウンドファンディング終了
2021年1月後半　順次リターンを発送いたします

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最後に

最後まで読んでくださりありがとうございました。
たった２ヶ月しか一緒に過ごせていない可愛いキティが
今にも死にそうな表情で眠っていたあの日を今でも忘れることができません。
もっとしてあげたいことが沢山沢山あります。
自分を責めて責めてしかたがありませんでした。
少しでも支援して頂けると本当に助かります。
皆さんのご支援でキティが助かったら私はその後同じ悩みを抱える方たちの為に情報を集め1匹でも多くの猫たちを助けられるように情報拡散に努めます。

どうか愛するキティが元気になるように宜しくお願いします。