2020/12/18 20:14

こんにちは、クニシゲです。
プロジェクト本文のスケジュールで、本日は「縦型使用レポート」を更新するとお伝えしておりましたが、Twitterなどでいただいたリアクションを拝見したところ「縦横どのモデルを買うか、使用レポートを見てから決める」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいましたので、今日は予定を変更して各モデルの使用感の比較およびういった方にどのモデルがおすすめかというお話をお届けします。
モデルを迷われている方の参考になりましたら幸いです。

今回のSONOVAの受注生産では、工場のご理解のおかげで縦型・横型・特注Dカン追加縦型の3タイプのモデルをご用意できました。

まず、モデルを選ぶ際の一番の決め手は、やはりよく使う紙の向きだと思います。
縦型は人物画を描く方縦向きの書類が多い方に適しています。
学校やビジネスの場では縦向きの書類が多いようですので、汎用性の高いモデルです。
横型は風景画を描く方横向きの書類が多い方に適しています。
A5サイズのノートを見開きで使うときにもこちらが便利です。

また、どのモデルも画板モードで使用するときには、ストラップが視界の端に入ってくるのですが、縦型と横型ではそのストラップの間隔が異なります。
縦型はストラップの間隔が狭く、周囲の余計なものが目に入りにくいため、描画に集中でき、横型はストラップの間隔が広く、視界が遮られにくいため周囲に気を配れるような使用感です。
お好みのほうをお選びください。

他には、各モデルのバッグ部分の内容積は全く同じですが、横型のほうが開口部から底までの距離が短いため、バッグの中に入れた小物を取り出しやすいという特徴があります。
物の取り出しやすさを重視する方には、横型がおすすめです。

さらに、鞄モードで使う際には、お手持ちの服との相性が気になるかと思います。
服装との相性は実用性のあとに考えるのがいいと思いますが、各モデルの印象は次の通りです。

縦型は服の縦のラインを強調する見た目です。
モダン・シャープな印象の服装が多い方にも縦型はおすすめです。
より大人っぽくすらりとして見える形状ですので、私は実は縦型派です。

横型は縦型に比べレトロでかわいらしい印象です。
トラッド・ナチュラルな服装が多い方にも横型はおすすめです。
また、横型はストラップを一番短く調節することで、メッセンジャーバッグを背負っているようなスポーティーな見た目にすることも可能です。
活動的な服装の方におすすめの持ち方ですので、是非お試しください。

特注Dカン追加縦型は、下側のDカンに利き手側の紐を付けかえて、紐を背中に斜めに通すことで、筆記時に利き腕が紐に当たらないようにできるギミックが便利です。
擬似的に横型として使うことも可能な、多機能モデルです。

ただ、あくまでも横型に近い使い方ができるだけで、もとの横型とはDカンの位置が違いますので、横向きで画板として使うとややストラップで紙が隠れやすい作りになっています。
紙を横向きに使う機会のほうが圧倒的に多い方は、特注Dカン追加縦型ではなく横型のほうがおすすめです。

縦型は使う方のバランス感覚にもよりますが、片手でボードを抑えなくても意外と安定して筆記ができる気がしています。
(私は下っ腹が脂肪でふわふわなので、そこにボードをのせて使っています)
特注型をななめがけで筆記に使う際は、利き手と反対の手でボードを後ろから支えたほうがボードが安定します。

筆記時に利き手側の紐が気にならない方、カンが少ない見た目がお好みの方は縦型柔軟に使いたい方は特注型がおすすめです。

最後に、本プロジェクトの支援者様より「SONOVAをリュックにして使いたい」というご要望をいただきましたので、工夫した使い方のご提案をいたします。
上記ご要望について現状のモデルで対応できないか考えましたところ、特注Dカン追加縦型であれば以下の使い方で背中に背負うことが可能かと思いますのでお試しください。

以上のようなことを参考に、縦型・横型・特注Dカン追加縦型のうちお好みのものをお選びいただけたらと思います。

引き続きご支援のご検討・SNSを通じた拡散のお力添え、よろしくお願い申し上げます!