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【美術家山口和也 独奏会】私たちは孤独な一人の小宇宙♩ホール公演を実現させる!

一人の画家が、暗闇そして眩しい光の中に立ち、視覚に頼らずに描き、その筆音を奏でる即興のライブ「ブラックアウト/ホワイトアウト」。昨夏ロームシアター京都で無人の客席を前に静寂のホール空間でおこわれたこの舞台が、いよいよ初公演を迎えます。

現在の支援総額

1,141,500

114%

目標金額は1,000,000円

支援者数

40

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/01/08に募集を開始し、 40人の支援により 1,141,500円の資金を集め、 2021/03/09に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

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支援者数40

このプロジェクトは、2021/01/08に募集を開始し、 40人の支援により 1,141,500円の資金を集め、 2021/03/09に募集を終了しました

一人の画家が、暗闇そして眩しい光の中に立ち、視覚に頼らずに描き、その筆音を奏でる即興のライブ「ブラックアウト/ホワイトアウト」。昨夏ロームシアター京都で無人の客席を前に静寂のホール空間でおこわれたこの舞台が、いよいよ初公演を迎えます。

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はじめに・ご挨拶

皆さまこんにちは、美術家の山口和也です。
今回、自身が初めて演出を手がける舞台の初公演を実現するために、クラウドファウンディングに挑戦しています。

私はこれまで絵画をはじめ様々なステイルで美術作品を制作し発表してきました。そして2020年、コロナ禍で変化した日常の中で「ブラックアウト/ホワイトアウト」という舞台の構想が生まれました。夏にはロームシアター京都のメインホールにタイトルのような闇と光という二つの空間を演出し、そのステージへ一人の画家として描くものを決めずに、自身を立たせました。ブラックホールのような二千を超える無人の客席を前に、私は自身を取りまく全てと呼応しながら、立ち現れてくる衝動をキャンバスに刻んでいきました。その筆音はホールに小さく響いたあと闇や光の彼方へと消えていきます。そしてステージを降りた後の舞台には絵画が残りました。

この舞台を終えた私は、このリサイタル「ブラックアウト/ホワイトアウト」を同じ時代を生きる方々と共有するため、初公演へ向けた準備をはじめました。しかし12月初旬にコロナウイルスの第三波が襲来。一時は中止も検討しましたが、このような時にこそ、このリサイタル(独奏会)を上演すべきとの思いがあり、政府の感染予防ガイドラインに沿って開催する、という決断に至りました。

暗雲立ち込めるこの時代は一方で、私たち一人一人が尊き小宇宙であることに気づかせてくれるチャンスでもあります。初公演へのご支援いただけましたら幸いです。私はその舞台で、まだ見ぬ闇と光の向こう側を描きます。

瞬間的な痕跡を描く山口は、近年花火を画材として用いた作品制作も行っている。
ロサンゼルスの花火会社倉庫にて火薬のテスト中。

皆さま、初めまして。山口和也美術事務所「空花(くうか)」と申します。
私たちは、様々な分野でそのスキルを培ってきたメンバーによって、舞台公演など多岐にわたる山口の活動をサポートするため2020年に発足しました。そしてご賛同頂ける皆様と共に今回の初公演を実現させるべく、初めてのクラウドファウンディングに挑戦することにしました。不慣れではありますが、支援者様との窓口を空花が務めさせていただきます。


このプロジェクトで実現したいこと

2021年3月にロームシアター京都ノースホールで予定されているリサイタル「ブラックアウト/ホワイトアウト」を初公演として開催すること。その模様を映像と音によって記録し昨夏の映像も加えた映像作品として上げること。そしてその舞台で描かれた絵画の個展 「ブラックアウト/ホワイトアウト」インスタレーションを実現することを目標としています。

【企画概要】

リサイタル公演「ブラックアウト/ホワイトアウト」

「ホワイトアウト」
日時:2021年3月13日(土) 18:00開場/18:30開演 
「ブラックアウト」
日時:2021年3月14日(日) 15:00開場/15:30開演 
※各日 限定100席
会場:ロームシアター京都 ノースホール
https://rohmtheatrekyoto.jp/event/61726/

個展「ブラックアウト/ホワイトアウト」インスタレーション

会期:2021年3月19日(金)・20日(土) 12:00~20:00
         21日(日) 12:00~17:00
会場:ロームシアター京都 ノースホール
https://rohmtheatrekyoto.jp/event/61727/

・全てのお問い合わせは空花(くうか) kukatakasago@gmail.com まで。

ホワイトアウト_2020
ホワイトアウト_2020

ブラックアウト_2020

ブラックアウト_2020

昨夏の無観客上演を終えた私たちは、当初この「ブラックアウト/ホワイトアウト」をホールツアーとして実現すべく、会場となる各都市のホールへ出向いて交渉を続けました。というのも音楽や演劇などと違い、画家のリサイタル(独奏会)はどのホールでも前例がなく、画材の使い方(どうしても絵具が飛び散るイメージあり)や、大道具小道具例えば画材やキャンバス等の防炎加工についての打ち合わせを重ねる必要がありました。暗いニュースにまみれたこの世の中で、昨年予定されていた全ての展覧会が中止や延期となった山口でしたが「自粛はしても萎縮はせーへん」との姿勢で、一人の画家が目新しいリサイタルを提げて元気良く” HALL TOUR!” と、各地を回る姿はささやかな明るいニュースだと話しました。

そしてようやく東京、神戸、京都の三都市での公演日程が決まった昨年12月、コロナウイルス感染症の第三波が襲来し、一時は全ての公演をキャンセルすべきと検討しました。ただコロナ禍を生きる私たち一人一人の孤独を、尊き小宇宙であるとしたこのリサイタル「ブラックアウト/ホワイトアウト」は、今こそ公演すべきであるとの思いが山口にはあり、3月の京都公演だけは開催することに決めました。またこのリサイタルを多くの方と共有すべく、昨夏の無観客上演と本公演を記録した映像と音源から映像作品を仕上げて皆様へお届けすることにしました。(2月7日)


プロジェクトをやろうと思った理由

山口が舞台を手がけるのはこの「ブラックアウト/ホワイトアウト」が初めてでした。ただ常に「今」と呼応した創作活動を続ける中、コロナ禍で世界中の人々が目に見えないものを恐れて過ごす日々に、この舞台のイメージが一気に湧き上がってきたと言います。そして昨夏の無観客上演で感じた「果てしない宇宙にひとり佇むような感覚」が、次回は来場者と共に体感(公演)すべきという衝動へと繋がりました。それは私たち一人一人が孤高な尊き孤独であるということ。山口がこの舞台をリサイタル名付けたのは、そうした個々人に内在する産声への呼びかけでもあるからです。

そして今こそそれをやるべきだと感じているのは、閉塞感の漂うこの世の中で大切なのは、個々人がそれぞれに孤高な存在であることを自覚すべきだと感じているからです。今を生きる私たち一人一人が、かけがえのない存在であるということ。このリサイタルによってあなたが自身に内在する光を再確認できたのなら、それは今の世の中にアーティストが存在するひとつの意義だと考えます。

私たちは今回の初公演を実現させます。そしてその次には各都市をまわるホールツアーを実現させます。その時には元気に皆様とお会いできますこと楽しみにしています。

山口和也 略歴

大徳寺真珠庵本堂の襖絵を制作中の山口発光する瞬間の痕跡またはその集積によって永遠性を描き出す美術家。一人の音楽家とステージに立って即興で描かれる "KAKIAIKKO"で、2000年 関口芸術基金賞(TAMON 賞)グランプリを受賞。副賞として滞在したニューヨークで日本画家 千住博の依頼を受け、アトリエでの制作風景を三年間撮影、初の写真集を刊行を機に写真家としても始動する。近年はプロボクサーを主な被写体とし、2011年には一人のプロボクサーを六年間追った写真集 ”KOMATSU NORIYUKI YAMAGUCHI KAZUYA”を刊行する。2008年からは辰吉丈一郎を撮影中。2016年 特製花火を用いて瞬間に咲く永遠の花を描いた "Eternal trace"を発表。同年、観音寺本堂(兵庫)の天井画「鳳凰図」が完成する。2017年には自ら山へ入って採取した野生の雁皮とその山の湧水を原料とした紙作りからその制作をはじめる “A piece of the universe” を発表。2018年 岡太神社・大瀧神社(福井)の「千参百年大祭・御神忌」にて「絵画点火式」を奉納。同年、大徳寺真珠庵本堂(京都)の襖絵「空花」が完成。2019年 アルマーニ銀座タワーリニューアル記念スペシャルイベントでのライブペインティングや、ロサンゼルスにて最新作「空花」の滞在制作・発表をおこなう。2020年 ブラックアウト/ホワイトアウトを無観客上演。その企画・演出・出演を務める。2021年3月 同リサイタルをロームシアター京都で公演予定。 5月 出雲大神宮拝殿にて辰巳満次郎(シテ方宝生流能楽師)、和太鼓集団 鬼太鼓座、ブラウリオ・アルバレス(東京バレエ団)らとのプロジェクトを上演予定。
Facebook: kazuya.yamaguchi.10 Instagram: yncci


山口和也 近年の代表作
アルマーニ銀座タワーリニューアル記念スペシャルイベントでのライブペインティング(2019)
ジョルジオ・アルマーニの世界観が恐縮されたV.I.Pルームでおこなわれたこのライブペインティングが、
リサイタル「ブラックアウト/ホワイトアウト」のきっかけとなった。


大徳寺真珠庵本堂に描かれた襖絵「空花」(2018)
石彫「空花」(2019)
一億年前の火山活動で誕生した竜山石に「今」という閃光を走らせた。

「特別企画 バシェ音響彫刻展」の会場にて、バシェ音響彫刻に自作を投影し、
その音色との即興によって描かれた三枚の絵画(2020)


資金の使い道

皆様からご支援いただいた資金は、今回の初公演開催に必要な資金(製作費、運営費等)の一部として充当させて頂きます。内訳は下記のとおりです。

・リサイタル「ブラックアウト/ホワイトアウト」の公演経費
 ホール使用料・設備使用料・大道具小道具制作費・
 映像撮影費・音響収録費・衣装制作費・スタッフ人件費等
・個展 「ブラックアウト/ホワイトアウト」開催経費
 ホール使用料・設備使用料・大道具小道具制作費・スタッフ人件費c
・リターンアイテム製作費
 ポストカードセット・額縁代・発送費等

リターンについて

様々なリターンをご用意しました。まず1000円のリターンにあるライブフォトは3月におこなわれる公演の本番中はもちろん、舞台裏や非公開のショットを加えた内容でお届けする予定です。そして昨夏のロームシアター京都メインホールで描かれた絵画のポストカードセットや音源付きの画集、そして3月のリサイタル「ブラックアウト/ホワイトアウト」公演や個展への御招待、そして昨夏と今回の記録した映像をと音源によって制作する映像作品。山口の美術作品や作品を依頼する権利も加わりました。

また秘密のリターン?となりますが、京都市京セラ美術館某所でのスペシャルシークレットライブがございます。詳細は支援者様のみにお伝えしますが、当日は美術館正面入口より係りのものがご案内、山口が「ブラックアウト/ホワイトアウト」と同様のアプローチでおこなうリサイタルを観賞いただき、そこで描かれたドローイングを額装してお持ち帰りいただくというスペシャルな企画です。2/21に開催、こちらは10名様限定となっております。

実施スケジュール

開催中-2021.3/9(火)
クラウドファウンディング

2021.2/21(日)
スペシャルシークレットライブ@京都市京セラ美術館某所

2021.3/13(土)3/14(日)
山口和也リサイタル「ブラックアウト/ホワイトアウト」

2021.3/19(金)-3/21(日・祝)
山口和也「ブラックアウト/ホワイトアウト」インスタレーション

2021.3/22(月)-
会場でお渡しするリターン以外のリターンを、
皆さまのお手元に一つ一つお届けいたします。

最後に

暗闇や光の中で舞台に立つ一人の画家 山口和也がキャンバスに刻みこむのは、私たちの起源である生命の鼓動でしょうか。その響きが同じ時代を生きる方々にとって、今を生き抜くための小さな原動力となればと願います。「ブラックアウト/ホワイトアウト」のリサイタル初公演とインスタレーションの成功に向けて私たちは尽力いたします。

何卒、応援よろしくお願い致します!


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • クラウドファンディング終了まで、残すところあと8時間となりました。昨夜のSUCCESSを記念し、感謝を込めて、山口和也の作品を本日23:59までの限定でお得にコレクションいただけるリターンをご用意しました。詳細は下記をご覧下さい!・SUCCESS記念!山口和也 作品コレクション(本日23:59まで限定特別プラン)3万円から100万円までの間で支援者様に自由に支援額を決定していただき、その価格に準じた作品をコレクションいただくというリターンです。こちらは展覧会などで販売している価格の半額程度でコレクションいただける内容となっております。また20万円以上の支援者様にはこれから制作する新作や、支援者様の目前で作品を描くライブ企画も相談いただけます。その他ご希望がございましたら備考欄にご記入をお願いいたします。例えば3万円、100万円のリターンは下記のような内容です。・30000円 山口和也のドローイング(約30×40cmの木製額縁入り)様々な音楽家とのセッションによって即興で描かれたもの(参考画像1-2:サイズや額縁はこちらと同様のものになります)※画像の作品は先月京セラ美術館のスペシャルライブで描かれたシリーズになります。本シリーズを希望される方は50000円のご支援にてお送りさせていただきます。・1000000円 あなたの為のライブ公演を企画します。 山口が20年以上前から取り組んでいる即興の音楽家と一対一で行うライブペインティング"KAKIAIKKO"を音楽家や楽器の好み(例えばピアニストやギタリスト希望など)を伺った上であなたの為に企画します。もちろんその舞台上で描かれた絵画をコレクションいただきます。(参考画像3-4:以前におこなった"KAKIAIKKO"の様子です。この絵は襖絵となって山口の恩師宅へ納まりました)この機会に、山口作品をコレクションいただけましたら幸いです。空花(山口和也美術事務所) もっと見る

  • SUCCESSしました!

    2021/03/09 02:15

    まずはこれまでご支援いただきました皆様、有り難うございます。お一人お一人にいただいたお気持ちが、私たちにどれほどの勇気を与えて下さったことか、お伝えするのは簡単ではありません。5日前の時点で14%だった時には、やはりこのようなご時世に一人の美術家が慣れない舞台公演を、しかも初公演をやるなんて甘くないと心の中で反省し、これをいい勉強だと思って今後に活かすしかないと考えていました。それがこの3日間ほどで支援者が増え、先ほど100%に達しました。残り10日となったあたりから、心の中では達成を諦めながらも、ラストスパート!と運営スタッフと共に自らを鼓舞しながら、リサイタルのチラシを作って、あちこちに置かせてもらったり、クラウドファンディングの情報と共に郵送しました。そのチラシは僕の古い友人が一気にデザインしてくれました。これまでの人生で出会った人々、とりわけしばらく連絡をとっていなかったような古い友人知人が様々な形でこのクラウドファンディングを応援してくれたことは、とても印象的深く、それはこのような世の中だからこその経験だったと感じます。そして何よりいま共にリサイタル「ブラックアウト/ホワイトアウト」の初公演へ向けて日々、全力で取り組んでいる運営スタッフの心あっての結果です。あらためまして、様々にご支援いただきました皆様に感謝申し上げます。今の気持ちは週末のリサイタル、そして来週のインスタレーションへ結実させます。空花 山口和也 もっと見る

  • 当初、リサイタル当日のライブ配信を検討しておりましたが、ブラックアウト(闇)、ホワイトアウト(光)ゆえの可視性の低い舞台のライブ映像を未編集でご覧いただくのは困難と判断しました。楽しみにお待ちいただいていた方がおられましたら、申し訳ございません。視覚を拠り所としないこのリサイタルは五感、もしくは六巻あたりでご覧いただく舞台であります。是非、ノースホールにてご体感いただけましたら幸いです もっと見る

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