はじめまして。
まず始めに、このページをご覧いただきありがとうございます。
歌舞伎役者の市川弘太郎と申します。
以下、少し長くなりますが最後までご覧頂ければ幸いです。
この度、不易流行「遅ればせながら、市川弘太郎の会」を主催し、
子供の頃からの憧れである、義経千本桜の吉野山、四の切の「狐忠信」を演じるという夢が叶います。
狐忠信という役は師匠である三代目猿之助(現・市川猿翁)が1000回以上演じ、
早替わりやアクロバティックな動きで子供や海外の方にも人気があります。
三代目猿之助(現・市川猿翁)
「舞台製作 松竹株式会社」
歌舞伎との出会い
私は2歳の頃、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を観て歌舞伎役者になりたいと思うようになりました。
周りのみんなにとってのヒーローは仮面ライダー、ウルトラマンでしたが、私にとっては歌舞伎でした。
なかでも、のちに師匠となる当時の市川猿之助が演じていた狐忠信に憧れ、
いつか舞台で演じてみたいと弟を相手役に付き合わせ、
家族をお客さんにして二段ベッドで「四の切ごっこ」をやっていました。
歌舞伎役者としてそこそこ幸せな毎日
師匠である猿翁が、歌舞伎の家に生まれていない私を12歳から部屋子として厳しく育ててくれたおかげで、38歳となる今でもなんとか歌舞伎役者として生き続けることができました。
19歳で師匠が倒れてからは、渡される目の前の役に全力で取り組むことで、
日々がむしゃらに過ごしてきたので、幼い頃の憧れや夢などは忘れていました。
今ある日常がそれなりに幸せなんだと自分に言い聞かせて生きてきました。
そんな自分に二年前のある日の夜、食事の席で叱咤激励して幼い頃の感情を呼び起こさせてくれた、
同年代の歌舞伎役者がいました。
中村七之助さんと尾上松也さんです。
お二人から、「弘ちゃんならもっとできるよ!なんかやりたい役ないの?いくらでも協力するよ。」
と言ってもらい、ありがたい、嬉しいという気持ちの反面、
歌舞伎界に長い間身をおき、自分のやりたいという感覚を押し殺して生きてきたので、
すぐに答えることはできずに、その時はしばらく押し黙っていたと思います。
しかしここで本音から逃げてはいけないと思い、真剣に思い起こした瞬間、
口を突いて出た言葉は、「俺、四の切やりたい」でした。
「よしやろう!」
七之助さんはその場で「じゃあ俺、静やる!」と言って、
早速手帳を開き、2021年7月31日、8月1日にしよう!と約束してくれました。
ここでやらないと一生「四の切」が出来ない。
何とか実現させなくてはという想いと二人のおかげでやっと夢が叶う感動と嬉しさは、
今でもはっきりと覚えています。
今回は、コロナ禍の開催の為、ご来場いただくお客様の安心安全を配慮し、
客席を半分にして上演いたします。
今まで弘太郎を応援してくださった方々にも、
現状を鑑みて劇場にいらっしゃれない方も多くいらっしゃると思います。
劇場に足をお運びいただけない方にもご覧いただきたいという思いと、
自分の夢が叶う瞬間を映像に残したいという思いから、
当日の上演作品のBlu-ray化、配信化を計画いたしました。
しかし、観客半分の時点で制作費は逼迫しており、映像化にかかる費用を皆様ご協力いただき、
本公演を一緒に成功へ導いて頂きたく思い、
この度クラウドファンディングにチャレンジさせて頂くことを決意しました。
新型コロナウイルスに邪魔されながらも、もうすぐその日がやってきます。
公演の成功、映像化の実現に皆様のお力をお借りいたしたく、お願い致します。
資金の使い道
当日の撮影費用
Blu-ray製作費
クラウドファンディング手数料
リターンについて
¥1,000
市川弘太郎からお礼のメッセージをお送りさせて頂きます。
¥3,000
本公演のアーカイブ配信チケット をメールにてお届けします。
2021年7月31日、8月1日に東京建物 Brillia HALL (豊島区立芸術文化劇場)にて開催する、市川弘太郎 歌舞伎自主公演「不易流行 遅ればせながら、市川弘太郎の会」のをアーカイブ配信チケットのURLをメールにてお届けします。※生配信ではございません。
¥5,000
本公演のBlu-ray をお届けします。
2021年7月31日、8月1日に東京建物 Brillia HALL (豊島区立芸術文化劇場)にて開催する、市川弘太郎 歌舞伎自主公演「不易流行 遅ればせながら、市川弘太郎の会」のBlu-rayをお届けします。
¥15,000
あなたのお名前を作品のエンドロール(Blu-ray)に刻みます。
¥30,000
本公演の会場、東京建物 Brillia HALL (豊島区立芸術文化劇場) に名前入りオリジナル提灯を飾ります。
飾らせて頂いた提灯は後日郵送でお手元にお送りさせて頂きます。
実施スケジュール
■本公演 7月31日、8月1日
市川弘太郎 歌舞伎自主公演「不易流行 遅ればせながら、市川弘太郎の会」
■アーカイブ配信 9月
※生配信ではございません。
■Blu-ray発送 10月末予定
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る「蚤取男」の撮影を終えました!!
2022/09/20 17:57先日、蚤取男の劇場収録を終えることができました!!お力添え頂いた全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです!!納得できる映像が撮れましたので、これから編集して作品制作を進めていきます。10月29日の上映会のご来場お待ちしております。10/29 上映会(東劇)クラウドファンディング(残り10日) もっと見る
クラウドファンディング目標金額を達成することが出来ました!!
2022/09/03 16:25不易流行 早速ですが、市川青虎の会 〜猿翁十種『蚤取男』への挑戦〜歌舞伎、澤瀉屋、市川青虎ならびに不易流行の活動を応援してくださる皆様のお力でクラウドファンディング目標金額に到達する事ができました。まだ約一ヵ月残っているなかでの達成、本当にありがとうございます!!一歩踏み出す不安をこうして皆様の愛でやってよかった!に変えていただける。本当に感謝しかございません。このいただいた愛を、必ずや活動でお返しいたします。不易流行のTwitterでは、御礼の気持ちを動画でお伝えしております。Twitterはこちらからご覧いただけます。そちらも是非ご覧ください。 もっと見る
市川青虎、クラウドファンディングに挑戦しております!!
2022/08/17 18:00皆様ご無沙汰しております。市川青虎です。昨年度開催させて頂きました、自主公演「不易流行 遅ればせながら、市川弘太郎の会」では、多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございました。あの時はまさか翌年に襲名すると思ってもおらず、激動の一年であったと振り返るとともに、応援してくださる皆様のお陰で今の自分がいると感謝の気持ちでいっぱいです。結果的に、昨年の自主公演が最後の市川弘太郎の会になってしまいました。しかし、会の最後に一回で終わらせないと発言したことを忘れたわけではありません。だから、早々にやります!題して「早速ですが、市川青虎の会」。そして現在、またクラウドファンディングにチャレンジさせて頂いております。26年ぶりの猿翁十種「蚤取男」への挑戦。澤瀉屋にとって大切な「蚤取男」を、きっちり継承して映像に残します。澤瀉屋で唯一「蚤取男」をよく知る、92歳の市川寿猿さんに教えを乞い、その様子をドキュメンタリーにして、本編「蚤取男」と同時にお届けいたします。これを1回目の「市川青虎の会」と致します。是非、クラウドファンディングでこの活動をご支援賜りますようお願い致します。以下現在挑戦中のクラウドファンディングとなります。早速ですが、市川青虎の会 猿翁十種「蚤取男」への挑戦市川青虎 もっと見る
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