今までのもの作りの向き合い方。
クラウドファンディングを通してどのように感じ、今後どのように活動していくのかを伝えたいと思います。
もの作りを始めてから早13年。
娘が産まれてから子供服を作った事がきっかけでした。
友達とイベント出店するようになり、ますます手作りの楽しさにハマっていったような気がします。
その後2回の引っ越しを重ね、それぞれの場所で手作りの仲間に出会い出店し、沢山の経験をしてきました。
裂織りとの出逢いも手作り友達の紹介で、その頃 布小物を作っていた私はもの作りに何か限界を感じていたところがありました。
布小物を作る方は沢山いる。それならば何か違うものを取り入れていかないといけない!そのような気持ちもあり裂織りを始める事にしました。
教室に習いに行くでもなく、説明書片手に必死に縦糸を張ったことを覚えています。
全てが初めてだったので、何度も何度も失敗を重ね、自分なりに考えて作品にしていきました。
この頃からもの作りに対して手作り小物ではなく、作品として、もの作りをしていきたいと思いだしたような気がします。
裂織りはまず布を切って(裂いて)糸状にし(裂き布)、織り機に縦糸を張り、裂き布を横糸として織っていくもので、とても時間がかかるものです。
そして、織ってみないとどんなふうに出来るかわからない事もあり、なかなか始めは感じが掴み取れませんでした。
何度も何度も繰り返していく度に、「こんな感じにしたいから裂き布は細く切ってしっかりと織り込もう」「ふんわり仕上げたいから幅広い裂き布にしてゆったり織ろう」など試していくうちに色んな課題が出てきて、改善を繰り返してきました。
今の形になるまで、本当に何度となく繰り返し作った事を思い出します。
裂織りの感じがわかり始めてからは色んな色や素材の組合せによって、とても楽しめる事がわかり、裂織りで自分らしさが出せるようになるとだんだんと裂織りに魅了されていきました。
それからはお客様に「色の組合せや異素材の組合せが他にはなくて面白い‼︎」と褒めて頂く事が増え、どの色が似合うかとお客様と一緒に悩ませて頂く時間が何よりも好きでした。
今まではそんなお客様の似合うものが見つかった時の喜びが1番でしたが、「omoide bag」に出会ってから作ることの根本的な意味を考えるようになりました。
omoide bagとはただただお客様に似合うように考えるだけではなく、その布に込められている思いを感じ取りそれをいかに生かすものづくりをするかという感慨深いものづくりです。
お互いの時間や想い出を共有し、想い出と向き合い、作品に溶け込むようにして想い出も一緒に織り込む。
なんの違和感もなく自然とそこに居て寄り添ってくれるbag。
何も語りはしないけれど、自然と想いが溢れてくるbag。
そんな唯一無二の 世界に1つ あなただけの想い出で、あなたのためのbagを作りたい。
沢山の方の想いをお聞かせいただくため
⇨全国展開に向けHP製作費(撮影費他含む)
あらゆる生地に対応できるように
⇨職業用ミシンの購入
に向けてこのクラウドファンディングの挑戦です!
ただ作るではなく、思い出も一緒に織り込んで作る幅広い物作りができる裂織りで、今後は作品のレパートリーも増やし、沢山の方々に想いを届けたいと思います!
HPをベースにし、県外への展示会も少しずつ増やしていき、昔どこかで見たような…と思われるように、まずは「omoide bag」を知ってもらい、想いが伝わるように頑張りたいと思います。
実店舗もありますので、bagを手に取って見ていただく事もでき、直接想い出の布を持って来ていただきお話をお聞かせ頂く事もできます。
沢山の想い出に出逢い、じっくりと向き合いストーリーを繋げていく事ができるように頑張ります‼︎
クラウドファンディングも残すところあと3日‼︎
全国展開にむけ、ご支援ご協力のほど、どうぞ宜しくお願いいたします!!