〜お子様3人のお洋服で〜
☆omoideシートのエピソードより
「それぞれに想い出たっぷりの3着を託します。
出産祝いでいただいたふくろうのカバーオール。初めてのおすわりや寝返りや目が合うだけでキャハハと笑っていた、かわいくてかわいくて仕方がなかったあの頃。この服を見ると想い出します。
赤いチェックの洋服は主人が旅先で初めて娘たちに買ってきてくれたもの。まだまだ小さかった娘たちにはブカブカで、「何年着れるんだぁ‼︎」と笑っていたのに、もうこの洋服が着れなくなるほど娘たちは大きく成長してくれました。
青いワンピースはお渡しするのが恥ずかしくて迷いましたが、私が初めて娘たちに作ったワンピースです。縫い目もガタガタでなんとも着心地の悪そうな服ですが、娘たちを想って一生懸命に作った一着です。この洋服達を着た我が子にはもう会う事ができないけど、形を変えて再び手にする事がとても楽しみです。」
こんな温かな想い出の詰まった洋服達で、沢山の想いを巡らせ、今回も作らせていただきました。
色々なomoide bagを作らせていただくなかで、そのお預かりした「想い出の布」の想い出をいかに思い出してもらえるか、という事を大切に考えるようになってきました。
想い出の布は、それ自体がそこにあるイッテンモノ。
もうカットしてしまうと元には戻せません。
それだけにハサミを入れる前のデザインをしっかりと考えておかないと取り返しがつかない事になります。
どの部分にどのお洋服を使うのかしっかりと考えます。
お客様の気持ちをしっかりと受け止めて、想い出いっぱいのbagに仕上げる。
この想いはいつも持ち続けながら作らせていただいています。
今回、このbagをお渡しした際には
「このbagが手元にある事で、すごく勇気とパワーをもらえる気がします。
毎日色んな葛藤がある日々だけど、たまにこのbagをギューっと抱きしめて頑張ろうと思います。」
と聞かせていただきました。
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これからも元気や勇気を与える事ができるbagを作れるように日々精進していきたいと思います。
この度は大切なお洋服を託していただきありがとうございました。。。