【ゴミ屋敷で暮らす親子との壮絶な出逢いから】
心理専門家として学んだ知識を活かし、2015年に自殺防止のNPO法人を立ち上げて活動する中でゴミ屋敷に暮らす6人の子どもたちと出会い、親を含め8人の親子と一年一緒に暮らしてきました。ゴキブリを踏みつぶしながらゴミの上で暮らしている子どもが日本の社会に存在していることが衝撃で、更に、その状況を知りながら10年も放置してきた社会そのものに、胸が潰れる思いでした。児童相談所や行政との交渉を何度も繰り返し、やっと自立をしていきましたが、その途方に暮れるような保護生活を支えたのは、全国から援助して下さった心ある皆様と、自然の恵みの安全な食べ物、自然に囲まれた心癒される古民家でした。保護していた親子が自立した後、共助コミュニティ一の必要性を痛感し、2019年1月から森羅万象の恵によって、ヒト・モノ・トコロを再生させる神羅万象プロジェクトを始動、約1年半でおかげさまで約100名の賛同する仲間ができました。そしていま、いよいよ本格的なコミュニティを形にする好機が到来しました!
【次々と見えてくる日本社会の生き場を失った子どもたちや大人たち】
8人の親子が自立した後、今度は祖父からの虐待で逃げ出してきた、0歳と2歳の子どもを抱えた親子、片足のない犬と猫と暮らす身寄りのない70代の老婦人、長年うつで苦しんできて家族を失くした50代の男性、コロナ下で育児ストレスを抱えた両親から保護された子ども、末期ガンで最期の癒し空間を求めて療養された60代の男性など、様々な事情から生き場を失ったたくさんのかたたちの一時避難所として、仲間たちで再生した古民家を使って援助してきました。
そんな時、神羅万象プロジェクトの交流会に見えた石川県の白山比咩神社、奥宮の関係者のかたから、地球の黄金比と137度ラインのお話を伺い、ちょうどご縁のあった物件がその位置にあることが判明しました!地球の黄金比率は1:1.618の東経137度ラインにあり、地球上で最もエネルギーの強い日本の真ん中にあるそうです。そこに、以前、デイサービスとして使われていた大きな古民家ログハウスが放置されていました。大家さんのお話を伺うと、目指すところはわたしたちと同じ「生きたい社会」を作りたくて心を込めて作られた建物でした。
思い入れのある一つ一つの大切なモノたちをそのまま生かして必要なかたたちのために活用させていただきたい。
仲間たちの熱い思いに深く共感して下さり、昨年12月からお借りする流れになりました。既に、障がいのある息子さんの居場所を求めてあちこちたらい回しになり、生き場が見つからないご家族、虐待被害から3人のお子様を抱え、生き場を求めるご家族、つい先日は、交通事故で両足骨折し車椅子の状態のかたが緊急避難されたり、緊急に居場所を求める相談者は後を絶ちません。まずはシェアハウスから着手し、そこで暮らすかたや集う仲間たちのお仕事作りも兼ねて事業化していきます。
そんな、頼もしい仲間たちを紹介します!
●井川香苗子(いかわ かなこ)
みなさん、こんにちは。ライオンの隠れ家で新しいことを思うままにチャレンジしいてるかなちゃんです。
私が一番やりたいこと!それは、学校をつくること!馬のいる牧場があって、広葉樹と杉林に囲まれた森の中で、子どもたちがその子の持つ特性のままに、のびのびと過ごせる学校。興味があることに没頭できる時間と空間。子どもも大人もお互いが同じ1個の人間として尊重し合える。そんな学校を自分と仲間の手でつくれるチャンスが巡ってきたのです! わお!こんなにワクワクすることってないです! このライオンにいて一番うれしいこと。それは、本当にありのままの自分でいられること。「人にどう思われるか」ということを気にすることなく、自分の思いを語れること。それは、自分を受け入れてくれるという安心感がここにあるから。いま、活動している中で感じること。心の制約がないっていうのは、どうしてこんなにも自由で幸福なんだろうということ。日常の中で、なんだか社会から圧力をかけられているように思っていた。周りの人間関係もなんだか相手を値定めするような空気感があった。それはまるで、ガラスの小箱にいれられているような息苦しさ。
だけど、いま、毎日が全身手足を目いっぱい広げて背伸びしているかのよう。私は、ライオンの仲間に出会って、この胸いっぱい呼吸できる場所を手に入れました。それを、今度は、ライオンに訪れる人が味わえるようにしたい。子どもたちはその子本来の姿で、まるで植物が太陽に向かって伸びていくように自由に成長して欲しい。大きな呼吸ができ、たくさん笑い、温かい人間関係をつくることが私の楽しみです。いっしょに楽しみましょ♪
●松井 知恵(まつい ちえ)
中学3年、小学6年の男の子のお母さん&福祉部門担当の知恵ちゃんです!
元々私は、今の自分ではダメだと、存在する価値もない。自分に自信もなく、人にどう思われるか、人の顔色を伺う毎日で、私自身が生きづらさをかかえて過ごしていた一人でした。
自身の病気、元夫のモラハラ、離婚、裁判、元夫の死、鬱、思い通りにならない子育て、再婚、父の介護・死…女性が苦悩する様々なことを経験してきました。
そんな中、生きづらさをなんとかしようと心理学を学び続けてきました。
自分と向き合い、ありのままの自分を受け入れ、許し手放すことで、幸せは「ない」から「ある」に変化し、今ここにある幸せを感じることが出来るようになり、生きる喜びを感じることができるようになりました。
それは一人では得ることができなかったと思います。支えてくれる仲間がいたから、大丈夫だよと思える場所があったから。
そんな場所をこのコミュニティハウスで作っていきたい。
孤独と不安を抱える人達と愛と繋がりと生きがいを持てる仲間を育むことによって、自他共に安心と幸せを増やし続けることをミッションに、福祉の実務経験や過去の体験を活かし、活動していきます。
●杉山 均(すぎやま ひとし)
みなさんはじめまして杉山均です。このたびたくさんの方のご協力のおかげをもちまして、森の学校ライオンの隠れ家を立ち上げることになりました。
私は本気で思っています。この活動が、次の時代を担う新しい人類、新しい文明を築くための入り口になってくれると。
自殺防止の電話相談員を4年半やりながら、名古屋市で2期8年、政治の世界を見てきました。現場で苦しむ人たちと、政治の世界との大きなギャップに深い憤りを感じながら、生き場を失ったかたたちの一時避難所を提供してきました。
そんな中で、同じ未来を描く心強い仲間たちと出逢い、その思い描く未来に相応しい場所にご縁をいただくことができました。
このライオンの隠れ家では誰もが平等に差別なく暮らせる環境を作っていきたいと考えています。無農薬、化学肥料不使用のお米や野菜を、安心で安全な食材を提供して、発達障がいのある子どもたちや精神疾患に苦しむ成人の方の自立に向けた生活環境を提供していきたいと思っています。
【ライオンの隠れ家で取組みたいこと】
シェアハウス、蔵カフェ(日替りオーナー制)、メディテーション(瞑想)ルーム、生涯学習サロン(市民活動、勉強会、講演会、映画上映、対話室、読書会、音楽交流会など)、認可外保育園、宿泊施設、寄宿舎、セラピー事業(カウンセリング、アニマルセラピー、施術)
牧場、オルタナティブスクール、農泊、耕作放棄地再生、古民家再生、古民家移住サポートなど
【資金の使い道】
シェアハウスを開設し、事業をスタートするための運営資金
・母屋2階建て2棟(過去に40~50人収容のデイサービスを運営されていた)
・離れ2階建て(1階2部屋、2階2部屋)
・蔵(2021年5月から蔵カフェを開設予定)
・瞑想小屋(給湯室、トイレ付)
・森のログハウス2棟(過去にシュタイナー幼稚園を運営されていた)
【スケジュール】
2020年11月17日 物件契約完了
2021年2月20日 クラウドファンディング終了
2021年3月上旬 母屋2階の改修
2021年3月下旬 リターン発送
2021年4月中旬 蔵の改修
2021年6月上旬 森のログハウス2棟の改修
【いま、多くの人が生きづらさを感じているこの社会を変えたいという願い】
人は地球という奇跡の惑星に誕生し、その命のバトンを繋いできた。地球がその地上すべてにもたらす恵みを人間は他の生き物にない横暴なふるまいで搾取し続けている。いま、人は立ち止まるときがきた。人もまた循環する自然の一部であること。自然への畏怖を持ち、この大地に生かされていることに敬意を払い地球と共存する生き方を選ぶこと。
人間が作った仕組みは人間が絶対に変えられる。
どんな大きな仕組みも絶対に変えられる。
問題は、その一歩を踏み出すかどうか。
選ばなかった未来はだれにもわからない。
「その覚悟を持ってその選択を選ぶというだけ。正しい、正しくないかは決められない」
いま一人ひとりが自由で自立して共存できる状態を作ること。
どこまでいっても、「自分がどうするか」しかない。
自分がどう思って、自分がどう行動するか。
みんな一人ひとり、自分のこと。
自分の行動が、変えていく。
自分の行動しか、変えていけない。
そこに本当に世界を変える鍵がある。
「世界を変えるのは私たち一人ひとりの行動のみ」
「森の学校 ライオンの隠れ家」は社会変革を自分たちの手で行う決意で設立致します。
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る『子どもの貧困 向き合う大人たち』
2021/01/29 17:35初めまして!森の学校 ライオンの隠れ家の平井 薫です。このプロジェクトにご賛同いただき、心から感謝申し上げます。この活動のキッカケになった、子どもたちとの出会いとその時の様子を、2018年にぎふチャンで取材を受け、放映された動画を見ていただくと、日本の子どもたちの現状を知っていただけると思い、youtubeにアップしました。これはほんの一部の出来事ですが、もうこんなことが繰り返されないためにも、知っていただき、一緒に『やさしさの循環する社会』を作っていきたいと思っています。是非、ご覧ください。https://youtu.be/vboFYZu36JE もっと見る
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