追加リターン出品中のスケートボード、着々と販売の準備が進んでいます。わくわくしますね~。
さて、タイトルの「セラミックベアリング」と聞いて
「おっ!」ってなった方と
「?????」の方に
きれいに二分されると思いますので、少し説明します。
(おっ!ってなった方はさらっと流してください。)
まず、ベアリングって何?って話からになりますが
タイヤの中心の部分、白線に白文字「FUN」って書いてある部分のパーツです。スケボーの走りに大きく関係する「回転」の肝となる重要なパーツです。
まずは、普通の金属のベアリングを分解してみます。
ベアリングの中身はこういった構造になっていて、中に金属の小さな球が沢山あり、これによって滑らかな回転を生み出しています。
日常生活においても色々な見えない場所で使われていて、自転車のホイールの中心部にも入っていますね。
一般的にスケートボードによく使われているのは、上の写真のような金属球が入っているベアリングで、色々な種類があり回り方も若干変わるので、人それぞれ好みで使い分けたりします。
このタイプのベアリングですが、種類をあらわすのに「ABEC」という言葉がよく出てきます。
初期のスケボー世代(私もそうです。)の人には懐かしい響きですよねー。
「俺のエーベックセブンやけん!(ドヤッ!)」
みたいな会話、パークでよくありましたね。
当時は言葉の響きだけでなんか凄そう。。くらいの知識で
海外の有名メーカーの名前なんだろうとずっと勘違いしていましたが(笑)
これは、ベアリングの精度を表す規格で、ABEC3・ABEC5・ABEC7がスケボーだとよく使われていて、数字が上がるほど精度が高く、それに伴いスピードが速くなります。
ここまでが一般的な金属ベアリングの話です。
次にFUNのスケートボードについて
リターンの説明文章内に「高品質なベアリングを使用」と書いていましたが、具体的に先程の小さな球が全部セラミックで出来ています。ここが大きな違いです。
ポイントして、特にロングライディングする場合、
「軽い力で長く回る=長く走れる」という所でセラミック製は非常に良いです。
実際に手で回してみても、金属球のベアリングと比べ軽い力でとてもよく回ります。
私は普段ABEC5の金属ベアリング使っていましたが、セラミックベアリングがついてるデッキを初めて借りた時、こんなに違うのか!と感動したのを覚えています。ちょっと大げさに言うと体感で別の乗り物、くらいの感じがします。
何故そうなるのかというと
まずセラミックは金属にくらべ軽く、遠心力を抑えることができるの軽い力で長く回転します。
これは初めて触る方でもすぐに違いが分かる部分です。
自転車で例えるとギア比が違う感触ですね。原理としては似ています。
さらに、長時間のライディングをすると金属製の場合、意外と熱に弱いので内部の摩擦熱で回転が悪くなることもありますが、セラミックは熱を持ちにくく高強度という点が、乗って分かる最大のメリットです。「熱ダレ」しないって言い方したりします。
セラミックはざっくり分けると陶器の一種なので、熱に関しては金属と明らかな素材の差が出てきます。
ハイテク素材ですね~。
最近だとスケーターの間で
「俺のセラミックやけん!(ドヤッ!)」
「おー!」
って会話がされていることでしょう。笑
シンプルに軽い力で速いスピードで進めると、プッシュ(走り)だけでトリックしなくてもめちゃくちゃ楽しいんです!
学生時代、ケチってベアリングは粉々に壊れてまともに走れなくなってからいつも換えていたので断言できます。走らないスケボーは楽しさ半減。笑
(※金属でもセラミックでも、毎日練習で凄い頻度で乗らない限り滅多に壊れるような部品ではないです。念のため。)
逆にトリックの具合だったり、パークの路面に合わせて調整したい方は普段お使いのベアリングに交換して頂いて
セラミックの方はここ!っていう時に使う為ににとっておいてもらえたらと思います。
という事で、本日はベアリングの(細かすぎる)お話でした。
色々書きましたが、乗り比べたら違いがすぐに分かります!
あと、もう一つお知らせです。
サンプル写真から製品版の仕様変更点
デッキテープ、ウィール、トラックにFUNのロゴが入ります。既に支援いただいた方には、直接メッセージで連絡済です。
私自身、無地のやつずっと使っていてそろそろ皆が使ってる文字とかデザイン入ったやつにしようかなーというタイミングだったので、これは嬉しいですね。
夕方でもどっちがフロントかもすぐ分かります。(あるあるですよね。笑)
ということで、初心者の方から、結構やってたよ!って方までおススメ出来るように
こだわりまくって作ったコンプリートデッキになりますので、気になる点などありましたら、どしどし質問してください。
それでは!