今回はノギのご近所さんのことについてお話します!
ノギは大学から徒歩2分の場所にあり、周りは一般の方の住居に囲まれています。一般の方というのは学生が住んでいるのではなくご家族・ご年配の夫婦の方です。
ノギは建物が決まったときに、周りの方に挨拶と改装作業に伴う騒音の説明にご近所さんを菓子折りをもって回りました。
はじめは「学生が集まる場所になる」ということにかなり渋い顔をされてしまいました。
事実、深夜に騒いだりしている学生も少なからずいます。
そういうような学生が集まるのでは?と想像されていたのだと思います。
その不信感を払拭するためにも何か気になることがあればすぐ連絡ができるように私たちの名前と連絡先、住所、大学の所属を書いた紙を渡しました。
それから当たり前のことですが、会うたびに挨拶や世間話をしていくうちに「余ってる食器があるけど使う?」だったり「使ってない洗濯機があるけどいる?」「上の棚に置いているものを下ろしたいんだけど重いから手伝ってくれない?」というような関係性になっていきました。
新年あけてお年賀をもって再びあいさつに回りました。
すると、「全然うるさくないね」「みんな真面目に勉強しよんさんね」などありがたいお言葉をいただきました。
ある時は「いっぱいもらったけん」と言ってミカンやデコポンをたくさんいただいたりしてとても助けられています。
地方にあるアットホームな関係性は近年確かに少なくなっています。
また、そのありがたさを感じている学生はさらに少ないと思います。
しかし、それは学生が地域の活動に出ていなかったり、会ったときに挨拶をしていなかったりすることが原因だと思います。
ノギでは学生自身もコミュニケーションをとることはもちろんですが、代表して私たちが地域の方とコミュニケーションをとることで学生にも地域のつながりの強さを感じて、地域イベントの数を増やして佐賀県の加速を目指していければいいなと思っています。
また、つい最近ではノギの利用者がありがたいことに増えてきたことと、ノギは駐車場が少ないこともあってコインパーキングを利用していただく機会が増えてきました。それを見かねた隣人の方が「1台ならうちの敷地に止めていいよ」とありがたいお言葉をいただきました。
ノギでは今後さらに地域の方に支えていただけるような、さらには周りの方に還元していけるような立場になっていきたいと思います。
これからもノギは佐賀県の加速を目指して頑張っていきたいと思います!