スマホでも良い写真が撮れる時代。
それでもデジタル一眼カメラを手にしたあなたのフォトライフをもっと良いものに。
「レフとデフ」は、写真撮影の最も重要な要素の一つであるライティング(照明のコントロール)を簡単にできるα6000シリーズ用の照明機材です。
「レフとデフ」で撮れる写真。
「レフとデフ」は、デジタル一眼カメラ SONY α6000シリーズに取り付ける照明機材です。
「レフとデフ」を取り付けて撮影すると、まるでスタジオ撮影したような写真を撮る事ができます。
以下の比較写真は、写真の画質や品質に関する編集を一切行っておりません。
(画角を正確に合わせるため、上下左右数十ピクセルのトリミングのみを行いました。)
「レフとデフ」を装着して内蔵フラッシュを発光させて撮った写真です。
照明は、室内のシーリングライトとカメラの内蔵フラッシュのみです。
被写体(=ぬいぐるみ)に当たる光がソフトになっており、明るくクオリティの高い写真になっています。
内蔵フラッシュも発光させず、「レフとデフ」を機能させずに撮った写真です。
照明は、室内のシーリングライトのみなので明るさが足りなかった事と、写真の品質自体もあまりスマホで撮ったものと差が出にくくなってしまいました。
明るさを持ち上げるだけならISOを上げるなどすれば良いのですが、やはりライティングは重要である事がわかる結果になりました。
最後に「レフとデフ」を装着せず、内蔵フラッシュの光を被写体に直接当てて撮るとこのようになりました。
明るさ自体は先程よりも増しましたが、フラッシュの鋭い光がそのまま陰影になっており、いかにもフラッシュを焚いた写真になってしまっています。
こちらもまた、ただフラッシュを焚けば良いものではなく光を作るというライティングの重要性がわかる結果になりました。
パネルの角度を調節する事でライティングの調整が可能です。
また、人物を撮る場合、キャッチライトとしても機能します。
※キャッチライトとは、人物の瞳の中に映る光の事で、被写体を生き生きとした印象にする事ができます。
「レフとデフ」をおすすめしたい方
- これからライティングをはじめようとしている方
- ライティングはよくわからないけどワンステップ写真のクオリティを上げたい方
- 手のひらサイズでいつでもライティング環境を持ち運びしたい方
「レフとデフ」の使い方
「レフとデフ」の機能と仕組み
3 in 1 Lighting Extension レフとデフは、3つの機能を備えています。
- ①光を反射する「レフ板」
- ②光を拡散する「ディフューザー」
- ③瞳に光を入れる「キャッチライトパネル」
①レフ板
レフ板(リフレクター)とは、光を反射させる照明機材です。
人為的に光を反射させる事で、意図した照明環境を作る事ができます。
また、光をレフ板の「面」で反射させ被写体に当てる事により、光がやわらかくなり写真の質感を高める事ができます。
「レフとデフ」では、内蔵フラッシュの光を天井に反射させる事でバウンス撮影の効果を得られます。
バウンス撮影とは、天井や壁にフラッシュの光を反射させ、直接光ではなく間接光で撮影する方法です。
②ディフューザー
ディフューザーは拡散の意味です。
こちらもバウンス撮影同様に、光を拡散する効果があります。
白いプレートに入射した内蔵フラッシュの光は、一部は反射し、一部はプレートを通し光は拡散されます。ただし、こちらは被写体に対して正面から光が当たります。
①②いずれも、被写体に十分な光を当て、またソフトな光により、明るく自然な雰囲気の写真を写す事ができます。
③キャッチライトパネル
キャッチライトとは、被写体の瞳の中に映った光の事をいいます。
キャッチライトが入る事で、被写体に生き生きとした表情、印象を与える事ができます。
人物の撮影は、目で写真の印象が大きく変わるためキャッチライトは重要なテクニックです。
「レフとデフ」の特徴
レフとデフは、多くの特徴があります。
バッテリーレス
光は、カメラに搭載されている内蔵フラッシュを利用するため、外部のバッテリーを必要としません。
縦の撮影に対応
多軸機構により、横撮影だけでなく、縦撮影にも対応。
写真に変化をつけられる。
レフ板を調整する事で、光の拡散度合いや反射の角度を調整し、好みのライティングを行う事ができます。
超軽量!約21g
手のひらサイズでとても軽く、単3乾電池1本分の重さしかありません。
折リたたみ可能
レフ板やホットシューの取り付け部も折りたたみにより、コンパクトに収納。スマートに持ち運ぶ事ができます。
ヘッダーにも掲載しているこれらの写真も「レフとデフ」を用いて撮影しています!
ライティングをこだわる意味
クオリティの高い写真を撮るには、カメラ性能やレンズ性能だけでなく、ライティングにもこだわる必要があります。
写真は、すなわち「その瞬間の光を記録したもの」です。
ライティングで光を作り、レンズで光を結び、ボディのセンサーで光を捉えます。
デジタル一眼カメラはスマホカメラよりも大きなセンサーを持ち、より多くの光を捉える事ができます。
また、交換式レンズによりその撮影に応じた最適なレンズを選ぶ事ができます。
ライティングもそれと同じくらい重要なのです。
ライティングで写真は一変します。
商業の広告などに使われる写真は、撮影スタジオで各種照明機材を用い撮影されます。
たとえ同じカメラ、同じレンズを使っても、蛍光灯のみの屋内といった環境では同じクオリティの写真を撮る事はできません。
今ではスマホでもセンサーやレンズの高性能化、そしてソフトウェアの進歩によって、ただシャッターボタンを押すだけで、もしくは加工アプリを使うだけでそれなりに映える写真が撮れるようになりました。
そんな時代でも、デジタル一眼カメラを手にしたからにはもう一歩、道具としてのカメラを使いこなしてみませんか。
思い出を丁寧に残すために。
撮りたかった写真を撮るために。
設計と製造について
当プロダクトは、個人開発製品になります。
個人での小ロット製造を行うため、3Dプリンターで出力したパーツを使用しております。
試作は自宅の3Dプリンターを使用して高速な開発を行いましたが、製品の強度や量産速度を担保するために、支援者様にお届けする製品は、3Dプリント専門業者で製造した部品を組み立て・検品し発送いたします。
製品テストについて
製品テストについては、破壊テストと1ヶ月以上の実使用テストを行っています。
特に基準があるわけではありませんが、破壊テストについては、展開状態の「レフとデフ」に力をかけて、通常の使い方に耐えうるか確認しました。
結果、通常の使い方では最も弱い部分が折れる事は困難でした。
また、1ヶ月以上の実使用テストでは、私自身がα6400を用い実際に撮影を複数回行い撮影に支障がないかテストしました。
既知の問題について
「製品情報・仕様」の項目に詳細を記載していますが、レンズの形状、直径によっては干渉を起こす場合があります。
少しでも干渉を避けるように修正を加え、最終製品としたいと考えています。
修正などの進捗は随時お知らせいたします。
個人開発したものを販売する事ははじめてのため、至らない点があるかもしれませんが、
誠心誠意対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
生産数について
今回、生産数の上限を100にさせていただきます。
正直、どれほどこのプロダクトに興味を持ってくださり購入してくださるのか不透明であることと、私が実際に生産できる数をコントロールするためです。品質を安定させるためでもあります。
今後、このプロダクトを再度販売するかどうかは未定です。
製作スケジュール
2020年12月:試作(量産に向けての調整)
2021年1月上旬:量産モデル完成
2021年1月中旬〜2月下旬:量産、検品
2021年3月:出荷
初期不良について
商品到着後、7日以内にご連絡いただければ交換対応させていただきます。お客様のお手元に到着後、7日以上経過したものは対応出来かねますので、到着後は早めのご確認をお願いいたします。
よくある質問
Q. 他の機種にも使えますか?
A. α6000、α6100、α6300、α6400、α6500のみの対応となっております。
Q. どのレンズでも装着できますか?
A. レンズの径によっては装着できないレンズもございます。詳しくは、「レンズとの対応について」をご参照ください。
Q. カラーバリエーションはありますか?
A. ございません。ブラックのみになります。
製品情報・仕様
デジタル一眼カメラSONY α6000シリーズ用照明ガジェット「レフとデフ」
材質:ポリアミド(3Dプリント)、アクリル、真鍮、ステンレス
重量:約21g(最終製品版で、若干変動の可能性が有ります。)
サイズ:60 x 40 x 10mm(折りたたみ時・突起を含まず)
サイズ(突起を含む):62 x 40 x 13mm(折りたたみ時)
対応機種:SONY α6000、α6100、α6300、α6400、α6500
※内蔵フラッシュ未搭載のα6600は対象外
レンズとの対応について
装着するレンズの直径によっては干渉する可能性があります。
干渉した場合でも、「レフとデフ」がカメラボディから少し浮いてヒンジなどに無理な力がかからないようにしています。
ただし、フルサイズ用のレンズなど、ボディのレンズのマウント部直径よりもかなり大きい場合は装着ができないものもありますのご注意ください。
以下のレンズで装着、機能する事を確認しています。
SIGMA 30mm F1.4 DC DN
SONY SEL18135
最新の活動報告
もっと見る出荷完了のお知らせ
2021/02/26 18:26こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
量産完了のお知らせ
2021/02/18 14:51こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
生産開始のお知らせと仕様について
2021/01/20 22:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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