Reborn-Art Festivalとは、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しいお祭りです。
このお祭りでは、石巻中心市街地と牡鹿半島にて、国内外の現代アーティストたちの作り上げた作品が地元の方々の協力のもと展示され、さまざまなスタイルの音楽イベントが開催され、さらには、石巻を含む東北のシェフのみならず、国内外の有名シェフたちによる地元の食材を使ったここでしか味わえない食事をいただくことができます。
今、生まれ変わろうとしている東北だからこそ、他では出会うことのない価値観や人に出会うことができる。
今まで出会うことのなかった自分にさえ、出会うことができるかもしれない。
「Reborn-Art」とは、東北の再生を指すだけでなく、参加する人それぞれの「Reborn」を願うお祭りです。
Reborn-Art Festivalのチケットはこちらから
今崎契助
文化服装学院、文化ファッション大学院大学卒業後、
2013年春夏シーズンより「PLASTICTOKYO」の活動スタート。
2016年春夏シーズンよりランウェイショー形式で発表を開始。
第10回DHLデザイナーアワード受賞
2016年 第34回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞
東京のカルチャーを世界に向け翻訳することを志向し、デザインをおこなっている。
Reborn-Art Festivalのプロジェクトに賛同し
今回被災地である宮城県石巻で唯一、大漁旗を作られている
山田染工場さんを見に行かせて頂きました。
大漁旗とは、漁に出た漁船が大漁で帰港する際に船上に掲げる旗のことで
漁船の注文に応じ一点一点丁寧に手で描かれています。
この大漁旗を間近で見させて頂いたのですが
その色彩や、丁寧な仕事にとても感動をしました。
山田染工場さんは震災の際津波の被害により工房が柱と屋根だけになってしまいましたが
復旧をし業務を再開してらっしゃいます。
ただ後継者がいないため、当代で廃業されるというお話です。
この大漁旗の魅力、職人技を多くの人に知ってもらいたい。
そう思い、山田さんの大漁旗を使用した洋服、クッションを製作致しました。
今回使えなくなってしまった大漁旗をお譲り頂き
洋服の生地とはぎ合わせ、ガウンとチュニックを作っております。
クッションはパッチワーク状にした大漁旗でお魚の形を作っております。
石巻に生息するお魚で何種か製作致します。
今回の売り上げの一部を山田染工場さんへ還元したいと思っております。
今後失われていくかもしれないこの職人技を
皆様の日常に取り入れるきっかけになれば幸いです。
●ガウン
大漁旗と洋服の生地をはぎ合わせたガウンですが、和洋折衷の素材に合うように、
羽織の要素とガウンの要素をミックスした形にしております。
生地感を見せたかったので、素材が大きく見えるようなガウンの形をとりました。
●チュニック
今年のAWで初めて発表した、PLASTIC TOKYO for womenの
ワンピースのディティールに大漁旗の素材を取り入れております。
和物というよりは、エスニックな見え方になっていると思います。
伊勢丹の方からアドバイスをもらったのでそれをベースにデザインとのバランスで組み合わせました。
ガウンとチュニックだけでなく、Tシャツもクッションも含めて、
今回のアイテムの一部分に、山田染工場の大漁旗を使っており、
全く同じものがこの世の中に存在しないアイテムになります。
PLASTICTOKYO VISUAL CREDIT
Director:Keisuke Imazaki(PLASTICTOKYO)
Photographer:Shunichi Oda(A.K.A.)
Model:Alicja(Image Models)
Stylist:Syohei Fujinaga
Hair:Shouta Kurushima
Make:Taeko Omae
今回の商品は、伊勢丹新宿店にて、実際に手にとってご覧いただける機会を設けております。
ぜひ、この機会に実際に商品を手にとって、ご覧いただければと存じます。(Tシャツを除く)
店頭販売期間
期間:7/19(水)~7/31(月)
場所:伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区
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